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FIR フィルタの周波数変換

2026年10月15日2分で読めますAI生成教科書『基礎理論』第11章 フィルタの設計 — FIR と IIR

AI 生成・木下が未勉強

信号処理論入門 第11章 §11.2 ★★ (−1)n(-1)^nでHPF・2cosでBPF

HPF・BPF・BSF は、LPF を設計してから周波数シフトで作れる。鍵は z 変換のスケール変換の性質 Z[αnx[n]]=X(z/α)\mathcal{Z}[\alpha^nx[n]]=X(z/\alpha) で、α=ejΩS\alpha=\mathrm{e}^{\mathrm{j}\Omega_S} と置けば「時間領域で複素正弦波を掛ける=周波数応答を ΩS\Omega_S だけシフトする」となる(第3章の変調定理の離散版)。

要点

FIR 周波数変換の公式(hLPFh_{\mathrm{LPF}}:零位相 LPF、遮断 ΩLPF\Omega_{\mathrm{LPF}})

  • HPF(π\pi シフト):hHPF[n]=(−1)n hLPF[n]h_{\mathrm{HPF}}[n]=(-1)^n\,h_{\mathrm{LPF}}[n]、HHPF(z)=HLPF(−z)H_{\mathrm{HPF}}(z)=H_{\mathrm{LPF}}(-z)。遮断は π−ΩLPF\pi-\Omega_{\mathrm{LPF}}。零点・極は z↦−zz\mapsto-z(原点対称の位置)へ移る。
  • BPF(±ΩS\pm\Omega_S シフトの和):hBPF[n]=2cos⁡(nΩS) hLPF[n]h_{\mathrm{BPF}}[n]=2\cos(n\Omega_S)\,h_{\mathrm{LPF}}[n]。通過域は ΩS±ΩLPF\Omega_S\pm\Omega_{\mathrm{LPF}}。
  • BSF(BPF の反転):hBSF[n]=δ[n]−2cos⁡(nΩS) hLPF[n]h_{\mathrm{BSF}}[n]=\delta[n]-2\cos(n\Omega_S)\,h_{\mathrm{LPF}}[n](通過域利得 1 に正規化した場合)。

注意:周波数変換は零位相フィルタに対して行う(そのあと因果化する)。HPF は一つのシフトなので元の LPF のリップル・遷移域が保存されるが、BPF・BSF は二つのシフトの重ね合わせなので相互干渉があり、元の性質は厳密には保存されない(設計式は目安になる)。

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