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「冬はつとめて」の「つとめて」は名詞か・由来は

2026年9月29日ことば

問いは木下が出したもので、答えは Claude Code と調べて書いたものです。

「冬はつとめて」の つとめて は名詞?それとも何か別のことばの名詞用法?なんかあんま見ないことばだけど由来は?

答え:名詞。「朝早く」を表す「つと(夙)」に由来し、動詞「勤む」とは無関係

「つとめて」は古語の名詞で、意味は二つある。一つは「早朝・明け方」で、枕草子の「冬はつとめて」は「冬は早朝がよい」の意味。もう一つは「(何か事があった)その翌朝」で、「つとめて、門をたたく音すなり」のように使う。動詞「勤む(つとむ)」の活用形ではなく、別語源の独立した名詞である。

語源は「つと」。これは「朝早く」を表す語で、現代語にも残る副詞「つとに(夙に)=朝早くから」の「つと」と同じもの。この「つと」に「めて」が付いて「つとめて」になったとされる(「めて」の正体は諸説あって確定していない)。「夙に」は今でも「夙に知られる(=早くから知られている)」のように改まった文章で使われ、「つとめて」と根っこは同じである。したがって「勤める」と音が似ているのは偶然で、意味のつながりはない。