エナジードリンクの味が似通っているのはなんで?
問いは木下が出したもので、答えは Claude Code と調べて書いたものです。
Q. エナジードリンクはメーカーが違ってもだいたい同じような味がするのはなぜか。
A. 理由は大きく三つ重なっている。
一つ目は元祖の味が「ジャンルの味」として固定されたこと。1987年にオーストリアで出たレッドブル(元はタイの栄養ドリンク「クラティンデーン」を炭酸化したもの)が市場を作り、その甘酸っぱく薬っぽい、いわゆる「タッティフルッティ(ミックスフルーツ)」系の香りが「エナジードリンクとはこういう味」という基準になった。後発のモンスターなどは、売れている味から大きく外すと「エナドリっぽくない」と思われて売れにくいので、あえて近い方向に寄せる。コーラがどのメーカーでも似た味なのと同じ構図。
二つ目は中身の成分がほぼ共通で、その成分自体に癖のある味があること。カフェイン(苦い)、タウリン、アルギニンなどのアミノ酸(わずかに苦い・硫黄っぽい)、B群ビタミン(特にB2・B6は薬っぽい匂い)を高濃度で入れるため、どの商品もこの苦味と「ビタミン臭」を抱える。これを隠すには強い甘さ(砂糖やアスパルテーム・スクラロース)と強い酸味(クエン酸)、そして濃いフルーツ系香料で押し切るしかなく、解き方が同じなので結果の味も似る。
三つ目は香料を作っている会社が限られていること。飲料の香りはジボダン、フィルメニッヒ(現 dsm-firmenich)、IFF などの大手香料会社が設計して各飲料メーカーに供給していることが多く、「エナジードリンク向けのフレーバー」という定番の処方の系譜がある。
補足:最近は「白いモンスター(ウルトラ)」のような柑橘系や、果汁寄りの商品も増えているが、これらは基準の味からあえて外して別の客層を取りにいく戦略で、逆に言えば定番の味がそれだけ強固だということでもある。