場の量子論と統計力学の対応表
AI 生成・木下が未勉強
場の量子論入門 第7部 第6章 §7.6.5 ★★ 統計力学で習った量が、そのまま場の量子論の量になる
以上の対応をまとめる。左列は 次元空間の場の量子論(虚時間を入れて 次元 Euclid 化したもの)、右列は 次元の古典統計力学である。
| 場の量子論(Euclid 化) | 統計力学 |
| 経路積分の重み | Boltzmann 因子 |
| 生成汎関数 | 外場 の下の分配関数 |
| (量子的な揺らぎの大きさ) | (熱的な揺らぎの大きさ) |
| 自由エネルギー | |
| 有効作用 (Legendre 変換) | Gibbs 自由エネルギー |
| 2 点相関 | 相関関数 |
| 質量 | 逆相関長 ( の減衰率) |
| 質量ゼロの場(長距離相関) | 臨界点(相関長の発散) |
| くりこみ群の流れ | 臨界指数とスケーリング則 |
| 真空(基底状態) | 平衡状態 |
| 虚時間の周期 | 逆温度 |
| 場の対称性の自発的破れ | 秩序変数の出現(強磁性など) |
この対応は形式的な類似ではなく、同じ数学が両方の分野で使われていることを意味する。くりこみ群がもともと臨界現象の理論として Wilson によって整備され、それが場の量子論の発散の理解を一変させたのは、この辞書があったからである。統計力学で扱った Ising 模型の相転移と、第6部 で見た結合定数の走りは、Euclid 経路積分では同じ操作の二つの現れである。
この部で得たもの
経路積分は、正準量子化と同じ物理を演算子なしで書く言葉である。生成汎関数 を一度作れば、 微分だけで相関関数が出て、Wick の定理は Leibniz 則になり、対称因子は の消え残りとして決まる。Grassmann 数を導入すればフェルミオンが扱え、行列式の位置の反転がループの を与える。ゲージ理論では Faddeev–Popov の恒等式ひとつでゴーストまで導け、虚時間へ回せば統計力学と格子計算に直結する。ここから Peskin 第 9 章以降・Srednicki・格子場の理論へ進める。
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