そのほかの無次元数
AI 生成・木下が未勉強
次元解析入門 第5章 §5.9 ★ どの力とどの力の比かを言えるようにしておく
流体に重力・表面張力・振動・圧縮性が関わると、レイノルズ数のほかに次の無次元数が現れる。どれも「2つの効果の比」として読める。
| 名前 | 定義 | 何と何の比か | 現れる場面 |
| レイノルズ数 | 慣性力/粘性力 | 層流と乱流の区別 | |
| ストローハル数 | 振動の速さ/流れの速さ | 渦の放出、羽ばたき | |
| フルード数 | 慣性力/重力(の平方根) | 船が立てる波、跳水(川の流れが急に深くなる現象) | |
| ボンド数 | 重力/表面張力 | 水滴や泡の形 | |
| ウォマスリー数 | 脈動の慣性力/粘性力(の平方根) | 血液循環など振動する管内流 | |
| マッハ数 | 流速/音速 | 空気の圧縮性 |
- ボンド数が小さいと表面張力が勝って水滴は球形になり、大きいと重力が勝って平たい水たまりの形になる。 となる長さ を毛管長と呼び、水では約2.7 mm である。雨粒がおよそ数 mm より大きくならないのも、この長さと関係している。
- ウォマスリー数は、角振動数 で脈動する流れの中で、粘性の影響が管の壁から届く距離 と管の半径 の比である。 が小さければ各瞬間の流速分布はポアズイユ流の放物線になり、大きければ中央が平らな分布になる。大動脈(半径約1.25 cm、心拍約1.2 Hz)では になる。
- マッハ数の2乗は、流れによる圧力変化と、圧縮で生じる圧力変化の比になる。 なら空気を非圧縮性流体として扱ってよい。
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