4元ベクトルと計量
AI 生成・木下が未勉強
場の量子論入門 第1部 第2章 §1.2.1 ★★★ 規約の固定:反変・共変と不変間隔
本章では計算の道具を揃える。内容自体は特殊相対論の復習だが、場の量子論では添字操作を1行の暗算で回すことになるので、規約(とくに計量の符号)を最初に固定し、例題で手を動かしておく価値がある。本書全体で、計量は 、自然単位は に固定する。
時空の1点(事象)を、4つの数の組
で表す。上付き添字を持つこの組を反変ベクトルと呼ぶ。ギリシャ添字 は を走り、ラテン添字 は空間成分 だけを走る。
特殊相対論の出発点は、2つの事象の間の不変間隔
が、慣性系の取り替えで変わらないという事実である。これを行列の形に書くために、計量テンソル
を導入すると と書ける。ここで同じ添字が上下に1組現れたら から まで和を取る(Einstein の総和規約)。一般の2つの4元ベクトル の内積は
である。
なぜ を選ぶか
計量の全体符号は約束であり、 を採る教科書(一般相対論系に多い)もある。素粒子論では が標準で、本書もそれに従う。利点は、質量殻の条件が と正の量になることである。逆符号の教科書と照合するときは、 と書いてあるか と書いてあるかで相手の規約を判定できる。
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