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4元ベクトルと計量

2026年10月15日2分で読めますAI生成教科書『基礎理論』第1部 第2章 特殊相対論の記法と自然単位

AI 生成・木下が未勉強

場の量子論入門 第1部 第2章 §1.2.1 ★★★ 規約の固定:反変・共変と不変間隔

本章では計算の道具を揃える。内容自体は特殊相対論の復習だが、場の量子論では添字操作を1行の暗算で回すことになるので、規約(とくに計量の符号)を最初に固定し、例題で手を動かしておく価値がある。本書全体で、計量は ημν=diag(+1,−1,−1,−1)\eta_{\mu\nu}=\mathrm{diag}(+1,-1,-1,-1)、自然単位は ℏ=c=1\hbar=c=1 に固定する。

時空の1点(事象)を、4つの数の組

xμ=(x0,x1,x2,x3)=(t,x)x^\mu=(x^0,x^1,x^2,x^3)=(t,\bm{x})

で表す。上付き添字を持つこの組を反変ベクトルと呼ぶ。ギリシャ添字 μ,ν,…\mu,\nu,\dots は 0,1,2,30,1,2,3 を走り、ラテン添字 i,j,…i,j,\dots は空間成分 1,2,31,2,3 だけを走る。

特殊相対論の出発点は、2つの事象の間の不変間隔

s2=t2−∣x∣2s^2=t^2-|\bm{x}|^2

が、慣性系の取り替えで変わらないという事実である。これを行列の形に書くために、計量テンソル

ημν=ημν=(10000−10000−10000−1)\eta_{\mu\nu}=\eta^{\mu\nu}= \begin{pmatrix} 1&0&0&0\\ 0&-1&0&0\\ 0&0&-1&0\\ 0&0&0&-1\end{pmatrix}

を導入すると s2=ημνxμxνs^2=\eta_{\mu\nu}x^\mu x^\nu と書ける。ここで同じ添字が上下に1組現れたら 00 から 33 まで和を取る(Einstein の総和規約)。一般の2つの4元ベクトル aμ,bμa^\mu,b^\mu の内積は

a⋅b=ημνaμbν=a0b0−a⋅ba\cdot b=\eta_{\mu\nu}a^\mu b^\nu=a^0b^0-\bm{a}\cdot\bm{b}

である。

なぜ (+,−,−,−)(+,-,-,-) を選ぶか

計量の全体符号は約束であり、(−,+,+,+)(-,+,+,+) を採る教科書(一般相対論系に多い)もある。素粒子論では (+,−,−,−)(+,-,-,-) が標準で、本書もそれに従う。利点は、質量殻の条件が p2=m2>0p^2=m^2>0 と正の量になることである。逆符号の教科書と照合するときは、p2=m2p^2=m^2 と書いてあるか p2=−m2p^2=-m^2 と書いてあるかで相手の規約を判定できる。

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