相互作用項の 4! は何のために置くか
AI 生成・木下が未勉強
場の量子論入門 第3部 第3章 §3.3.1 ★★★ 結合定数の規格化。頂点因子がちょうど になるように選んである。
前章までに、相関関数の摂動展開(Dyson 級数)と、その各項を伝播関数の積へ翻訳する道具(Wick の定理)が揃った。原理的にはこれで計算できるが、実際に の2次を計算しようとすると、 個の場の完全縮約が 通りも現れて手に負えない。そこで、これらの項を図で分類する。同じ図に対応する項はすべて同じ値をもつので、図を1つ描いてその重複度を数えれば済む。これが Feynman 図であり、図から式を復元する規則が Feynman 則である。
本章では規則を導き、その中で最も間違えやすい対称因子の数え方を手順として固める。
の は、理論の中身を変えない単なる の定義の取り替えである。にもかかわらずこの値を選ぶ理由は、最も単純な図の因子が ちょうどになるからである。
Dyson 級数の1次の項を4点相関関数に入れると
となる(、)。ここで4つの外点をそれぞれ頂点 の4つの の1つと縮約する項に注目すると、割り当て方は 通りあり、どれも同じ値を与える(数え上げの詳細は例題 3.1)。したがって 個の同じ項が を打ち消し、結果は
となる。頂点1個あたりの因子が と読める形に落ちた。 に を置かなければ、ここに が残って以後の式に付きまとう。
この理論の構成要素
理論の図は3種類の部品だけでできている。
- 外点:相関関数の引数 。散乱振幅では外線(実在の粒子)になる。
- 頂点: で積分される点。 なので必ず4本の線が集まる。因子 。
- 線:2点を結ぶ縮約。因子 (位置空間)または (運動量空間)。
線が「粒子の伝播」、頂点が「4本の線が出会って相互作用する瞬間」に対応する。図は時空の絵ではなく、項の分類ラベルである。
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