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運動量空間の Feynman 則

2026年10月15日3分で読めますAI生成教科書『基礎理論』第3部 第3章 φ⁴ 理論の Feynman 則

AI 生成・木下が未勉強

場の量子論入門 第3部 第3章 §3.3.3 ★★★ 実際の計算はこちらで行う。散乱振幅は運動量の関数として測られる。

位置空間の式は各点の座標で積分が残っていて扱いにくい。伝播関数を Fourier 表示

DF(x−y)=∫ ⁣d4p(2π)4 i e−ip⋅(x−y)p2−m2+iεD_F(x-y)=\int\!\frac{\mathrm{d}^4 p}{(2\pi)^4}\,\frac{\mathrm{i}\,\mathrm{e}^{-\mathrm{i} p\cdot(x-y)}}{p^2-m^2+\mathrm{i}\varepsilon}

に置き換えると、頂点の座標 zz はもう指数関数の肩にしか現れない。その頂点に集まる4本の線の運動量を(すべて頂点へ流れ込む向きに測って)k1,…,k4k_1,\dots,k_4 とすれば、zz 積分は

∫ ⁣d4z  e−i(k1+k2+k3+k4)⋅z=(2π)4δ4(k1+k2+k3+k4)\int\!\mathrm{d}^4z\;\mathrm{e}^{-\mathrm{i}(k_1+k_2+k_3+k_4)\cdot z}=(2\pi)^4\delta^4(k_1+k_2+k_3+k_4)

というデルタ関数を生む。すなわち各頂点で運動量が保存する。これは位置空間の ∫d4z\int\mathrm{d}^4z(相互作用がどこで起きてもよい)が、運動量空間では厳密な保存則に翻訳されたものである。

デルタ関数を使って内線の運動量積分をできるだけ実行すると、II 本の内線・VV 個の頂点の図では、全体の運動量保存を表すデルタ1個を残して V−1V-1 個のデルタが積分を消す。したがって残る独立な積分の数(ループ数)は

L=I−(V−1)=I−V+1L=I-(V-1)=I-V+1

である。ループを含まない図(L=0L=0)をtree 図、L≥1L\ge1 の図をループ図と呼ぶ。tree 図では積分が1つも残らず、振幅は運動量の有理式になる。

運動量空間の Feynman 則(ϕ4\phi^4 理論・不変振幅 M\mathcal{M} 用)

散乱の不変振幅 iM\mathrm{i}\mathcal{M} を求めるには、

  1. 与えられた外線(実在の粒子。運動量は殻上 p2=m2p^2=m^2)を持つ連結図をすべて描く。
  2. 外線:因子 1(外線の伝播関数は付けない。理由は第4章の LSZ)。
  3. 内線(運動量 pp):ip2−m2+iε\dfrac{\mathrm{i}}{p^2-m^2+\mathrm{i}\varepsilon}。
  4. 頂点:−iλ-\mathrm{i}\lambda。各頂点で運動量保存を課す。
  5. ループ:デルタで消せなかった運動量それぞれについて ∫ ⁣d4k(2π)4\displaystyle\int\!\frac{\mathrm{d}^4 k}{(2\pi)^4}。
  6. 対称因子:1/S1/S を掛ける。
  7. 全体の運動量保存デルタ (2π)4δ4(∑pin−∑pout)(2\pi)^4\delta^4(\sum p_{\rm in}-\sum p_{\rm out}) は M\mathcal{M} の定義から外してある(第4章)。
図

図  ϕ4\phi^4 理論の基本部品。(a) 4本の線が集まる頂点、因子は −iλ-\mathrm{i}\lambda。(b) O(λ)O(\lambda) の自己エネルギー(タドポール型)。線が同じ頂点に戻るため対称因子 S=2S=2 が付く。(c) O(λ2)O(\lambda^2) の1ループ図。2つの頂点を2本の内線が結ぶので、ここでも S=2S=2 が付く。

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