運動量空間の Feynman 則
AI 生成・木下が未勉強
場の量子論入門 第3部 第3章 §3.3.3 ★★★ 実際の計算はこちらで行う。散乱振幅は運動量の関数として測られる。
位置空間の式は各点の座標で積分が残っていて扱いにくい。伝播関数を Fourier 表示
に置き換えると、頂点の座標 はもう指数関数の肩にしか現れない。その頂点に集まる4本の線の運動量を(すべて頂点へ流れ込む向きに測って) とすれば、 積分は
というデルタ関数を生む。すなわち各頂点で運動量が保存する。これは位置空間の (相互作用がどこで起きてもよい)が、運動量空間では厳密な保存則に翻訳されたものである。
デルタ関数を使って内線の運動量積分をできるだけ実行すると、 本の内線・ 個の頂点の図では、全体の運動量保存を表すデルタ1個を残して 個のデルタが積分を消す。したがって残る独立な積分の数(ループ数)は
である。ループを含まない図()をtree 図、 の図をループ図と呼ぶ。tree 図では積分が1つも残らず、振幅は運動量の有理式になる。
運動量空間の Feynman 則( 理論・不変振幅 用)
散乱の不変振幅 を求めるには、
- 与えられた外線(実在の粒子。運動量は殻上 )を持つ連結図をすべて描く。
- 外線:因子 1(外線の伝播関数は付けない。理由は第4章の LSZ)。
- 内線(運動量 ):。
- 頂点:。各頂点で運動量保存を課す。
- ループ:デルタで消せなかった運動量それぞれについて 。
- 対称因子: を掛ける。
- 全体の運動量保存デルタ は の定義から外してある(第4章)。
図 理論の基本部品。(a) 4本の線が集まる頂点、因子は 。(b) の自己エネルギー(タドポール型)。線が同じ頂点に戻るため対称因子 が付く。(c) の1ループ図。2つの頂点を2本の内線が結ぶので、ここでも が付く。
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