規格化と、デルタ関数の2乗の始末
AI 生成・木下が未勉強
場の量子論入門 第3部 第5章 §3.5.1 ★★ 確率が体積と時間に比例することの数式。
不変振幅 が計算できても、それは直接測れる量ではない。実験が測るのは散乱断面積(単位は面積)と崩壊率(単位は時間の逆数)である。 からこれらへ移るには、始状態の粒子の密度と相対速度(流束)、終状態の運動量の数え上げ(位相空間)という2種類の運動学的因子を掛ける必要がある。読者が最も詰まりやすいのはここなので、因子の出どころを一つずつ示す。
遷移確率は に比例するが、そこには が現れる。デルタ関数の2乗は発散するので、意味を与えるために系を体積 、時間 の箱に入れて考える。デルタ関数の定義から
なので
と書ける。すなわち遷移確率は時空体積に比例する。単位時間・単位体積あたりの量にすれば は落ちる。断面積と崩壊率がどちらも「単位時間あたり」の量として定義されるのは、この事情による。
終状態の運動量の数え上げにも規格化が要る。相対論的規格化 の下では、運動量 のまわりの状態数は と数えるのが正しい(状態の規格化に が入っている分を割り戻す)。この測度をLorentz 不変位相空間(Lorentz invariant phase space)と呼ぶ。
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