湯川相互作用
AI 生成・木下が未勉強
場の量子論入門 第3部 第6章 §3.6.1 ★★ 物質場とスカラー場を結ぶ最も簡単な結合。
ここまでに作った機械を、物理的に最も見返りの大きい問題に使う。2つの粒子のあいだに働く力が、それらを結ぶ場の量子の交換から出てくることを示す。具体的には、質量 のスカラー粒子を交換する チャネルの図から、非相対論極限で湯川ポテンシャル が導かれる。 で Coulomb ポテンシャルの形になり、 では到達距離 で指数的に切れる。湯川秀樹が核力の到達距離から中間子の質量を予言したのは、この関係の逆読みである。
Dirac 場 (核子とみなす。質量 )と実スカラー場 (中間子とみなす。質量 )を
で結合させる。これを湯川結合と呼ぶ。 は Lorentz スカラーなので(第4部 第1章)、この結合は Lorentz 不変である。、 より で、結合定数は無次元である。Feynman 則は第3章と同じ手続きで得られ、頂点は (核子線2本とスカラー線1本が集まる)、核子の内線は 、スカラーの内線は である。Dirac 場のスピノルの扱いは第4部の主題なので、本章では非相対論極限で必要になる次の1点だけを借りる。
非相対論極限で使うスピノルの性質
運動量移行が小さい()とき、核子の双一次形式は
と振る舞う。 という因子は、相対論的規格化 が1粒子状態に与える の2つ分である。非相対論の量子力学と比較するときは、この因子を割り落とす必要がある。
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