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スピン統計定理の一般命題

2026年10月15日2分で読めますAI生成教科書『基礎理論』第4部 第3章 スピン統計定理

AI 生成・木下が未勉強

場の量子論入門 第4部 第3章 §4.3.5 ★★ 一般化:整数スピンは交換、半整数スピンは反交換

前節までの議論は Dirac 場(スピン 1/21/2)についてのものだったが、一般に次が成り立つ。

定理 (スピン統計定理(Pauli 1940) ★★)

4次元 Minkowski 時空の場の量子論が、(i) Lorentz 不変性、(ii) エネルギーが下に有界であること、(iii) 空間的分離での観測量の交換(微視的因果律)、(iv) Hilbert 空間の計量が正定値であることのすべてを満たすならば、整数スピンの場は交換関係で、半整数スピンの場は反交換関係で量子化されなければならない。したがって整数スピンの粒子は Bose 統計に、半整数スピンの粒子は Fermi 統計に従う。

証明は与えない(Lorentz 群の表現論と解析性の議論を要する)。ただし§3.2 で見た2つの場の比較が、証明の機構をそのまま縮約したものになっている。2点関数を運動量空間で書くと、スピン jj の場の分子には運動量 pp の多項式が現れ、その多項式が p→−pp\to-p の下で整数スピンなら偶、半整数スピンなら奇になる。因果律が要求するのは D(x−y)D(x-y) と D(y−x)D(y-x) の差が現れることなので、分子のパリティに応じて交換子か反交換子かを選ぶしかない。スカラー場で D(x−y)−D(y−x)D(x-y)-D(y-x)、Dirac 場で (i∂̸+m)[D(x−y)−D(y−x)](\mathrm{i}\not{\partial}+m)[D(x-y)-D(y-x)] が現れた(∂̸\not{\partial} が pp の1次で奇)のは、まさにこの対応である。

第3章のまとめ

Dirac 場のハミルトニアンは、量子化の仕方に依らずH=∫Ep(b†b−c c†)H=\int E_{\bm{p}}(b^\dagger b-c\,c^\dagger) という形に出る。交換関係を課すと −c†c-c^\dagger c が残ってエネルギーが下に有界でなくなり、役割を入れ替えて逃げようとすればノルムが負になる。さらに [ψ, ψˉ]\left[\psi,\,\bar\psi \right] が空間的分離で消えず因果律も破れる。反交換関係を課すと +c†c+c^\dagger c になって HH が正定値になり、{ψ, ψˉ}\left\{\psi,\,\bar\psi \right\} は空間的分離で消える。その副産物として状態の反対称性と Pauli 原理が定理として出る。一般命題がスピン統計定理である。

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