くりこみ群方程式が言っていること
AI 生成・木下が未勉強
場の量子論入門 第6部 第4章 §6.4.6 ★★ 物理量はスケールの取り方に依らない、という要請の微分形。
くりこみスケール は計算者が選ぶ量であって、自然界には存在しない。したがって、測定できる量は に依存してはならない。この要請を微分方程式にしたものがくりこみ群方程式である。 点の相関関数 に対して
の形をとる。 は場の異常次元、 は質量の異常次元と呼ばれる量である。
式 (6.4.10) の読み方は次のとおりである。 を変えると のあらわな 依存性が変わるが、同時に と も変わり、両者がちょうど打ち消し合う。 の取り方は物理を変えない。
実務的には、この方程式は大きな対数を足し上げる道具として使われる。エネルギー の過程を質量 の理論で計算すると、摂動の各次数に が現れる。 では が1のオーダーになり、摂動展開が信用できなくなる。ところが と選べば は小さくなり、大きな対数は走る結合 の中に吸収される。くりこみ群方程式はこの吸収を正当化する。QCD の高エネルギー過程の計算がこの方法に依存している。
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