Landau 極と QED の限界
AI 生成・木下が未勉強
場の量子論入門 第6部 第4章 §6.4.5 ★ QED 単独の理論としての破綻点。実際には遥か手前で別の理論に置き換わる。
式 (6.4.6) を素直に外挿すると、 になるスケールが存在する。
がそれで、これをLandau 極と呼ぶ。数値を入れると なので 、つまりGeV である(検算スクリプト で確認)。
この値は Planck 質量 GeV を桁違いに超えている。したがって Landau 極は実際の物理には現れない。現実には GeV で QED は電弱理論の一部に組み込まれ、その先では 関数の内容が変わる。それでも Landau 極の存在は、QED を単独ですべてのエネルギーに適用できる理論と見なせないことを示している。
例題 4.2(漸近自由の条件)
オリジナル式 (6.4.7) の について、漸近自由が成り立つためのクォークの種類数の条件を求めよ。また での を求め、 と の2つの寄与の大小を比べよ。
解答
となる条件は 、すなわち
は整数なので で漸近自由である。実際に なら、 なら となる。
では
グルーオンの自己相互作用による寄与 が、クォークによる遮蔽の寄与 を大きく上回っている。標準模型のクォークは6種類しかないので、余裕を持って漸近自由が成り立つ。
QED との違いは、QED の光子が電荷を持たないため自己相互作用の項( に相当するもの)を持たず、フェルミオンの遮蔽だけが残る点にある。ゲージ場が自分自身と相互作用するかどうかが符号を決めている。数値は 検算スクリプト の「漸近自由の条件」で確認済みである。
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