カルマン渦列とストローハル数
AI 生成・木下が未勉強
次元解析入門 第5章 §5.7 ★ 形は境界層の問題と同じ5量・3基本量
一様な流れの中に円柱を置くと、ある範囲の流速で、円柱の後ろに上下交互に渦が放出され、2列に並んで流れていく。これをカルマン渦列と呼ぶ。渦が放出される周波数 に関係する量を、円柱の直径 、流速 、粘性係数 、密度 とすると、量は5つ、階数は3で、無次元量は2個である。
をストローハル数と呼ぶ。円柱の場合、 が数百から 程度の広い範囲で はおよそ0.2でほぼ一定であることが知られている。
大きさの全く違う2つのカルマン渦列が比べられた。1つは実験室の水槽で、直径5 mm の円柱に流速1.2 cm/s の水を当てたもの()。もう1つは済州島の風下にできる雲の渦列で、島の直径約20 km、風速約10 m/s、渦は約4時間半の周期で発生する。済州島の値から となる。長さで 倍違っても、支配する無次元量が近い値をとっているので、同じ形の渦列ができる。個々の物理量の値が違っても、無次元量が同じなら物理は同じになる。この見方が第6章の相似則につながる。
身近な例として、強い風の日に電線が鳴る音(エオルス音)がある。直径2 mm の電線に10 m/s の風が当たると、 として Hz の渦が放出され、その周波数の音が聞こえる。
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