ミクロカノニカル分布 — すべての土台
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統計熱力学入門 第3章 §3.2 ★★★ 等重率と は全統計力学の公理。ここから 等が導かれる中核。
設定: がすべて固定された孤立系。外界と何もやりとりしない。
ここで統計力学全体の唯一の根本仮定を置く。
要点
等重率の原理:孤立系が平衡にあるとき、エネルギー (厳密には )を持つすべてのミクロ状態は等しい確率で実現する。
これは証明される定理ではなく統計力学の要請である(最終的には実験との一致で正当化される)。エネルギー を持つミクロ状態の総数を とすると、各状態の確率は
そして統計力学と熱力学を結ぶ最重要の橋が、ボルツマンの関係式である。
ここから熱力学のすべてが従う。たとえば
ミクロカノニカルでは、自然な変数は 、ポテンシャルはエントロピー 。温度や化学ポテンシャルは「固定する量」ではなく、 の微分として導かれる量である。
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