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対称性:ここが第9部『同種粒子と第二量子化』の伏線

2026年10月15日2分で読めますAI生成教科書『基礎理論』第1部 第7章 合成系:テンソル積とスピンの合成

AI 生成・木下が未勉強

量子力学入門 第1部 第7章 §1.7.4 ★★ 対称・反対称と統計への伏線。

得られた4状態を、粒子1と2の入れ替えに対する対称性で分類し直すと:

状態(S,M)(S,M)入れ替え対称性
∣↑↑⟩| \uparrow\uparrow \rangle(1,1)(1,1)対称
12(∣↑↓⟩+∣↓↑⟩)\tfrac1{\sqrt2}(| \uparrow\downarrow \rangle +| \downarrow\uparrow \rangle )(1,0)(1,0)対称
∣↓↓⟩| \downarrow\downarrow \rangle(1,−1)(1,-1)対称
12(∣↑↓⟩−∣↓↑⟩)\tfrac1{\sqrt2}(| \uparrow\downarrow \rangle -| \downarrow\uparrow \rangle )(0,0)(0,0)反対称

3重項はすべて対称、1重項は反対称——例外なくきれいに分かれる。これは偶然ではない:入れ替え演算子は S^\hat{\bm{S}} と可換なので、同じ SS の多重項(S^±\hat S_\pm で互いに結ばれる)はすべて同じ対称性をもつしかない。第9部『同種粒子と第二量子化』ではこの表が主役になる。電子2個の全波動関数(空間 ×\times スピン)は反対称でなければならないから、スピンが3重項(対称)なら空間は反対称、1重項(反対称)なら空間は対称——スピンの向きが空間分布を縛り、エネルギーを左右する(交換相互作用)。なお、3スピン以上への合成(8=4+2+28=4+2+2 と経路ラベル S^122\hat{\bm{S}}_{12}^2)は第4部『スピンと角運動量合成』で、テンソル積の一般論・縮約密度行列・エンタングルメントは第10部『開いた量子系と量子情報』で、本節を土台に展開している。

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