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散乱の境界条件

2026年10月15日1分で読めますAI生成教科書『基礎理論』第11部 第2章 定常散乱状態と散乱振幅

AI 生成・木下が未勉強

量子力学入門 第11部 第2章 §11.2.1 ★★ 入射平面波+外向き球面波。境界条件こそが散乱問題の定義。

ポテンシャル V(r)V(\bm{r})(遠方で十分速く 00 になるとする)による弾性散乱を考える。エネルギー E=ℏ2k2/2m>0E=\hbar^2k^2/2m>0 の定常状態

[−ℏ22m∇2+V(r)]ψ(r)=E ψ(r)\Bigl[-\frac{\hbar^2}{2m}\nabla^2+V(\bm{r})\Bigr]\psi(\bm{r})=E\,\psi(\bm{r})

のうち、散乱を記述するのは次の境界条件を満たす解である:

ψ(r) → r→∞  eikz⏟入射平面波+f(θ,ϕ) eikrr⏟外向き球面波(11.2.1)\psi(\bm{r})\ \xrightarrow[\ r\to\infty\ ]{}\ \underbrace{\mathrm{e}^{\mathrm{i} kz}}_{\text{入射平面波}} +\underbrace{f(\theta,\phi)\,\frac{\mathrm{e}^{\mathrm{i} kr}}{r}}_{\text{外向き球面波}}\tag{11.2.1}

——「zz 方向から平面波が入り、標的から外向きの球面波が湧き出す」形である。球面波の振幅 1/r1/r は、確率が球殻に薄まる(∣ψ∣2r2=|\psi|^2r^2=const.)ことの現れで、方向依存性を担う係数 f(θ,ϕ)f(\theta,\phi)(長さの次元)を散乱振幅という。束縛状態の境界条件が「無限遠で減衰」だったのに対し、散乱では (11.2.1) が問題を一意に指定する——境界条件こそが「散乱問題」の定義である。

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