信号処理論入門 第7章 §7.4 ★★ DTFTは単位円上のz変換
z 変換で z=ejΩ、すなわち単位円上に制限すると
X(z)z=ejΩ=n=−∞∑∞x[n]e−jΩn=DTFT[x[n]]
と DTFT に一致する。つまりDTFT は z 変換の単位円上での値であり、「DTFT が存在する」ことは「ROC が単位円を含む」ことに対応する。逆に y[n]=r−nx[n] の DTFT を考えると
Y(Ω)=n∑r−nx[n]e−jΩn=n∑x[n](rejΩ)−n=X(z)z=rejΩ
となり、z 変換とは「指数の重みで無理やり収束させた信号の DTFT」だと分かる。逆変換どうしの関係も同様で、逆 z 変換の積分路を単位円 z=ejΩ(dz=jejΩdΩ)に取れば
x[n]=2πj1∮∣z∣=1X(z)zn−1dz=2π1∫02πX(Ω)ejΩndΩ
と逆 DTFT(第4章)そのものに戻る。前半と後半はこの一点で滑らかに接続する。
AI(Claude)が書いた教材を、木下が勉強しながら公開しています。式と数値は検算していますが、誤りが残っているかもしれません。誤りのご指摘・削除のご依頼をいただければ直します。 連絡先:support@tecktom.com