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伝達関数

2026年10月15日1分で読めますAI生成教科書『基礎理論』第8章 離散時間LTIシステム — 伝達関数と安定性

AI 生成・木下が未勉強

信号処理論入門 第8章 §8.3 ★★★ H(z)=Y/X と極零。差分方程式問題の中心

第7章で見たとおり znz^n は畳み込みの固有関数だから、x[n]=znx[n]=z^n を入力すると

y[n]=h[n]∗zn=(∑mh[m]z−m)zn=H(z) zny[n]=h[n]* z^n=\Bigl(\sum_m h[m]z^{-m}\Bigr)z^n=H(z)\,z^n

となる。固有値に相当する

H(z)=Z[h[n]]H(z)=\mathcal{Z}[h[n]]

を伝達関数と呼ぶ。畳み込み定理により入出力関係は

Y(z)=H(z)X(z)⟺H(z)=Y(z)X(z)Y(z)=H(z)X(z)\qquad\Longleftrightarrow\qquad H(z)=\frac{Y(z)}{X(z)}

という積の形になる。伝達関数が有理関数のときは因数分解して

H(z)=B(z)A(z)=b0∏k=1M(1−zkz−1)a0∏k=1N(1−pkz−1)H(z)=\frac{B(z)}{A(z)} =\frac{b_0\prod_{k=1}^{M}(1-z_kz^{-1})}{a_0\prod_{k=1}^{N}(1-p_kz^{-1})}

と書ける。分子の根 zkz_k が零点、分母の根 pkp_k が極であり、以後の章の標語を先取りすれば極が安定性を、零点が位相特性を支配する。

ここでも ROC が本質的である。h1[n]=u[n]h_1[n]=u[n](因果的)と h2[n]=−u[−n−1]h_2[n]=-u[-n-1](非因果的)はどちらも H(z)=1/(1−z−1)H(z)=1/(1-z^{-1}) を与えるが、ROC がそれぞれ ∣z∣>1\left\vert z\right\vert >1、∣z∣<1\left\vert z\right\vert <1 と異なる(例題7.1)。因果的システムの ROC は最大の極の外側であり、逆に ROC を指定して初めて伝達関数からインパルス応答が一意に定まる。

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