この章のまとめ
AI 生成・木下が未勉強
相対論入門 第5章 §5.5
この章では、粒子の力学を Lorentz 変換と両立する形に組み直した。出発点は、座標時間 のかわりに不変な固有時 で世界線を微分することである。
こうして作った4元速度 は4元ベクトルで、大きさは常に である。質量 を静止系で測ったスカラーと定めて を4元運動量と呼ぶと、全4元運動量の保存則は慣性系によらない形になった。逆に、運動量の保存がすべての慣性系で成り立つことを要請すると、時間成分の保存も避けられないことを示した。
仕事とエネルギーの関係から、時間成分 がエネルギーであることが分かった。それは運動エネルギー と静止エネルギー の和である。4元運動量の大きさが一定であることは と同じことで、 の粒子は光速で動く。系の質量は全4元運動量の大きさで決まり、内部の運動エネルギーや結合エネルギーを含むので、構成要素の質量の和とは一般に一致しない。
この不変質量がどの系でも同じで、衝突の前後でも変わらないことを使うと、反応の運動学は数行で解けた。2体崩壊の運動量・反粒子を作るしきいエネルギー・Compton 散乱の波長のずれは、どれも保存則の両辺の大きさを比べるだけで求まった。最後に、運動方程式を の形に書き、力と加速度の比が速度に平行な向きと垂直な向きで 倍違うことを示した。固有加速度が一定の運動は時空の双曲線で、ラピディティが固有時に比例して増え、光の漸近線の向こうに信号の届かない地平面ができる。
第6章では、4元力の具体例として電磁場から受ける力 を扱い、一様磁場中の円運動をこの章の式で解く。第7章では双曲線運動する観測者の座標を Rindler 座標として組み、等価原理の議論に使う。第9章では、平らな時空で だった自由粒子の運動方程式を、曲がった時空の測地線の方程式へ一般化する。
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