応用数学入門 第9章 §9.4 ★★★ f=∑aneinx の複素形でも展開する。
オイラーの公式 eiθ=cosθ+isinθ を使うと、正弦・余弦を複素指数にまとめられる。これがのちのフーリエ変換・ラプラス変換へまっすぐつながる形である。
cos(nω0t)=2einω0t+e−inω0t,sin(nω0t)=2ieinω0t−e−inω0t.
これを代入して整理すると、級数は正負両方の n にわたる一本の和になる。
定義
定義 (複素フーリエ級数 ★★★)
f(t)=n=−∞∑∞cneinω0t,cn=T1∫−T/2T/2f(t)e−inω0tdt.
実係数との関係は c0=2a0、cn=2an−ibn、c−n=2an+ibn(n≥1)。f が実関数なら c−n=cn が成り立つ。
複素形の直交性は次の一本の式に凝縮される:
∫−T/2T/2eimω0teinω0tdt=∫−T/2T/2ei(m−n)ω0tdt=Tδmn.
係数公式は、この直交性で einω0t 成分を「射影して取り出す」操作に他ならない。
AI(Claude)が書いた教材を、木下が勉強しながら公開しています。式と数値は検算していますが、誤りが残っているかもしれません。誤りのご指摘・削除のご依頼をいただければ直します。 連絡先:support@tecktom.com