応用数学入門 第10章 §10.2 ★★ 時間移動・スケーリング・微分(F[f′]=iωf^)。拡散方程式で常用。
以下、F[f]=f^、F[g]=g^ とする。証明はいずれも定義に代入して積分変数を取り替えるだけなので、考え方を添えて要点のみ示す。
定理
定理 (フーリエ変換の基本性質 ★★)
- (1) 線形性: F[αf+βg]=αf^+βg^.
- (2) 時間移動: F[f(t−a)](ω)=e−iωaf^(ω).
- (3) 振動数移動: F[eiω0tf(t)](ω)=f^(ω−ω0).
- (4) スケーリング: F[f(at)](ω)=∣a∣1f^(aω).
- (5) 微分: F[f′(t)](ω)=iωf^(ω).
とりわけ (5) が決定的に重要である。微分がフーリエ空間では「iω を掛けること」に化ける。これが、微分方程式をフーリエ(やラプラス)変換で解ける根本理由である。証明は部分積分一回:∫f′(t)e−iωtdt=[fe−iωt]−∞∞+iω∫fe−iωtdt で、f(±∞)=0 なら境界項が消える。
AI(Claude)が書いた教材を、木下が勉強しながら公開しています。式と数値は検算していますが、誤りが残っているかもしれません。誤りのご指摘・削除のご依頼をいただければ直します。 連絡先:support@tecktom.com