応用数学入門 第10章 §10.3 ★★★ ガウス関数のFTはガウス関数。平方完成が命。
のちのラプラス変換の応用(熱伝導)で中心的役割を果たすのがガウス積分である。まずこれを確実に押さえる。
定理
定理 (ガウス積分 ★★★)
∫−∞∞e−αt2dt=απ(Reα>0).
より一般に、平方完成により
∫−∞∞e−αt2+βtdt=απeβ2/4α.
要点
I=∫e−αt2dt に対し I2 を二重積分にして極座標に移るとI2=∫02π∫0∞e−αr2rdrdθ=απ。一般形は指数を −α(t−2αβ)2+4αβ2 と平方完成し、第一項の積分に第一式を使えばよい。
この平方完成の技法から、ガウス関数のフーリエ変換が直ちに従う。β=−iω とおけば
定理
系 (ガウス関数の自己相似性 ★★★)
F[e−αt2](ω)=∫−∞∞e−αt2−iωtdt=απe−ω2/4α.
ガウス関数のフーリエ変換はまたガウス関数である。とくに α=21 のとき、e−t2/2 は(規格化を除いて)自分自身に写る。
AI(Claude)が書いた教材を、木下が勉強しながら公開しています。式と数値は検算していますが、誤りが残っているかもしれません。誤りのご指摘・削除のご依頼をいただければ直します。 連絡先:support@tecktom.com