相対エントロピーから情報と物理を組み立てる 第6部 第1章 §6.1.3 ★★★ 有限個のゲートの積は数えられるだけしかないので、万能性は「任意の精度で近似できる」の意味になる。誤りはゲートごとに足し算で積み上がり、必要なゲートの数は精度の対数の多項式で済む
なぜ近似で満足するのか
2節の万能性は「すべての1量子ビットのユニタリ」という連続無限個のゲートを前提にしていた。実際の装置で用意できるのは有限個の種類のゲートで、とくに誤り訂正の中(第6部第5章 )では、誤りに強く作れるゲートが H , S , T , C N O T H,S,T,\mathrm{CNOT} H , S , T , CNOT のような少数のものに限られる。有限個の種類のゲートを有限個並べた積は、数えられる個数しかない。一方 n n n 量子ビットのユニタリ全体は、全体の位相を除いて 4 n − 1 4^n-1 4 n − 1 次元の連続な集合である。したがって有限のゲート集合では、ほとんどのユニタリは厳密には作れない。求めるのは近似である。
定義 6.1.7(近似の意味での万能性)
ゲートの集合 G \mathcal G G が万能 であるとは、任意の n n n 、任意の n n n 量子ビットのユニタリ U U U 、任意の ε > 0 \varepsilon >0 ε > 0 について、G \mathcal G G の元の有限個の積 V V V と位相 e i φ \mathrm{e}^{\mathrm{i}\varphi} e i φ で∥ U − e i φ V ∥ < ε \lVert U-\mathrm{e}^{\mathrm{i}\varphi}V\rVert <\varepsilon ∥ U − e i φ V ∥ < ε となるものがあることをいう。
誤りはゲートごとに足し算で積み上がる
近似を許すなら、各ゲートを少しずつ違うもので置き換えたとき、回路全体でどれだけずれるかを知る必要がある。
補題 6.1.8(誤りの積み上がり ★★★)
ユニタリ U 1 , … , U m U_1,\dots,U_m U 1 , … , U m と V 1 , … , V m V_1,\dots,V_m V 1 , … , V m について
∥ U m ⋯ U 1 − V m ⋯ V 1 ∥ ≤ ∑ i = 1 m ∥ U i − V i ∥ . (6.1.5) \lVert U_m\cdots U_1-V_m\cdots V_1\rVert \le\sum_{i=1}^m\lVert U_i-V_i\rVert .\tag{6.1.5} ∥ U m ⋯ U 1 − V m ⋯ V 1 ∥ ≤ i = 1 ∑ m ∥ U i − V i ∥ . ( 6.1.5 )
証明 m = 2 m=2 m = 2 のとき、U 2 U 1 − V 2 V 1 = U 2 ( U 1 − V 1 ) + ( U 2 − V 2 ) V 1 U_2U_1-V_2V_1=U_2(U_1-V_1)+(U_2-V_2)V_1 U 2 U 1 − V 2 V 1 = U 2 ( U 1 − V 1 ) + ( U 2 − V 2 ) V 1 と分け、ユニタリを掛けても作用素ノルムは変わらないことを使えば∥ U 2 U 1 − V 2 V 1 ∥ ≤ ∥ U 1 − V 1 ∥ + ∥ U 2 − V 2 ∥ \lVert U_2U_1-V_2V_1\rVert \le\lVert U_1-V_1\rVert +\lVert U_2-V_2\rVert ∥ U 2 U 1 − V 2 V 1 ∥ ≤ ∥ U 1 − V 1 ∥ + ∥ U 2 − V 2 ∥ 。一般の m m m は、m − 1 m-1 m − 1 個の積を1つのユニタリとみなして同じ分け方を繰り返せばよい。
誤りが掛け算でなく足し算で増えるのは、ユニタリが長さを変えないからである。回路の大きさが L L L で全体の誤りを ε \varepsilon ε 以下にしたければ、各ゲートを ε / L \varepsilon /L ε / L の精度で近似すれば足りる。
作用素ノルムの差が、測定の結果にどう現れるかも確かめておく。同じ入力 ∣ ψ ⟩ | \psi \rangle ∣ ψ ⟩ に U U U と V V V を当てた2つの純粋状態 ∣ a ⟩ = U ∣ ψ ⟩ | a \rangle =U| \psi \rangle ∣ a ⟩ = U ∣ ψ ⟩ 、∣ b ⟩ = V ∣ ψ ⟩ | b \rangle =V| \psi \rangle ∣ b ⟩ = V ∣ ψ ⟩ のトレース距離はT ( ∣ a ⟩ ⟨ a ∣ , ∣ b ⟩ ⟨ b ∣ ) = 1 − ∣ ⟨ a ∣ b ⟩ ∣ 2 T(| a \rangle \langle a |,| b \rangle \langle b |)=\sqrt{1-\lvert \langle a | b \rangle \rvert ^2} T ( ∣ a ⟩ ⟨ a ∣ , ∣ b ⟩ ⟨ b ∣ ) = 1 − ∣⟨ a ∣ b ⟩ ∣ 2 である。x = ∣ ⟨ a ∣ b ⟩ ∣ ≤ 1 x=\lvert \langle a | b \rangle \rvert \le1 x = ∣⟨ a ∣ b ⟩∣ ≤ 1 と置くと∥ ∣ a ⟩ − ∣ b ⟩ ∥ 2 = 2 − 2 Re ⟨ a ∣ b ⟩ ≥ 2 − 2 x ≥ 1 − x 2 \lVert | a \rangle -| b \rangle \rVert ^2=2-2\operatorname{Re}\langle a | b \rangle \ge2-2x\ge1-x^2 ∥ ∣ a ⟩ − ∣ b ⟩ ∥ 2 = 2 − 2 Re ⟨ a ∣ b ⟩ ≥ 2 − 2 x ≥ 1 − x 2 (最後は ( 1 − x ) 2 ≥ 0 (1-x)^2\ge0 ( 1 − x ) 2 ≥ 0 )なので、
T ( ∣ a ⟩ ⟨ a ∣ , ∣ b ⟩ ⟨ b ∣ ) ≤ ∥ ∣ a ⟩ − ∣ b ⟩ ∥ ≤ ∥ U − V ∥ . (6.1.6) T(| a \rangle \langle a |,| b \rangle \langle b |)\le\lVert | a \rangle -| b \rangle \rVert \le\lVert U-V\rVert .\tag{6.1.6} T ( ∣ a ⟩ ⟨ a ∣ , ∣ b ⟩ ⟨ b ∣ ) ≤ ∥ ∣ a ⟩ − ∣ b ⟩∥ ≤ ∥ U − V ∥ . ( 6.1.6 )
第3部第1章(第3部第1章 )の Helstrom の結果によれば、2つの状態を1回の測定で見分ける成功確率は最善でも 1 2 ( 1 + T ) \tfrac12(1+T) 2 1 ( 1 + T ) である。したがって、全体の誤りが ∥ U − V ∥ ≤ ε \lVert U-V\rVert \le\varepsilon ∥ U − V ∥ ≤ ε の回路は、どんな測定をしても、理想の回路と確率 1 2 ( 1 + ε ) \tfrac12(1+\varepsilon ) 2 1 ( 1 + ε ) を超えて見分けられない。測定の結果のどの確率も、理想の値から ε \varepsilon ε 以上ずれない。
有限のゲート集合で回転を埋め尽くす
1量子ビットのゲートのうち H H H と S S S が生成する群(Clifford 群)は、全体の位相を除いて24個の元しか持たない有限群である。Clifford 群のゲートと CNOT と Pauli 行列の測定だけからなる回路は、古典の計算機で効率よく真似できる(Gottesman–Knill の定理1 1 D. Gottesman (1998), arXiv:quant-ph/9807006。 。スタビライザーの言葉は 第3部第9章 )。万能にするには Clifford 群の外のゲートが要り、T T T がその標準の選び方である。
命題 6.1.9(T ⋅ H T H T\cdot HTH T ⋅ H T H の回転角は π \pi π の無理数倍 ★★)
例題 6.1.1 の回転 U = T H T H U=T\,HTH U = T H T H の角 θ \theta θ (cos ( θ / 2 ) = cos 2 ( π / 8 ) \cos(\theta/2)=\cos^2(\pi/8) cos ( θ /2 ) = cos 2 ( π /8 ) )について、θ / π \theta/\pi θ / π は無理数である。
証明 cos θ = 2 cos 2 ( θ / 2 ) − 1 = 2 cos 4 ( π / 8 ) − 1 \cos\theta=2\cos^2(\theta/2)-1=2\cos^4(\pi/8)-1 cos θ = 2 cos 2 ( θ /2 ) − 1 = 2 cos 4 ( π /8 ) − 1 に cos 2 ( π / 8 ) = ( 2 + 2 ) / 4 \cos^2(\pi/8)=(2+\sqrt2)/4 cos 2 ( π /8 ) = ( 2 + 2 ) /4 を入れると cos θ = ( 2 2 − 1 ) / 4 \cos\theta=(2\sqrt2-1)/4 cos θ = ( 2 2 − 1 ) /4 。x = 2 cos θ = ( 2 2 − 1 ) / 2 x=2\cos\theta=(2\sqrt2-1)/2 x = 2 cos θ = ( 2 2 − 1 ) /2 は 4 x 2 + 4 x − 7 = 0 4x^2+4x-7=0 4 x 2 + 4 x − 7 = 0 を満たし、この2次式は有理数の範囲で因数分解できない(判別式 128 128 128 は平方数でない)。したがって x x x の最小多項式は x 2 + x − 7 / 4 x^2+x-7/4 x 2 + x − 7/4 で、係数が整数でないから x x x は代数的整数でない。もし θ / π \theta/\pi θ / π が有理数なら e i θ \mathrm{e}^{\mathrm{i}\theta} e i θ は1の冪根で、1の冪根は代数的整数なので、その和 x = e i θ + e − i θ x=\mathrm{e}^{\mathrm{i}\theta}+\mathrm{e}^{-\mathrm{i}\theta} x = e i θ + e − i θ も代数的整数になるはずである。矛盾。
角が π \pi π の無理数倍なら、U , U 2 , U 3 , … U,U^2,U^3,\dots U , U 2 , U 3 , … の回転角 k θ k\theta k θ を 2 π 2\pi 2 π で割った余りは [ 0 , 2 π ) [0,2\pi) [ 0 , 2 π ) の中に稠密に並ぶ(鳩の巣原理:N N N 個の角のうち2つは 2 π / N 2\pi/N 2 π / N 以内に入り、その差の倍数で円を細かく刻める)。したがって、軸 n \bm{n} n のまわりの任意の角の回転を、U U U の冪で任意の精度に近似することができる。H H H で挟んだ H U H HUH H U H は軸を ( cos π 8 , − sin π 8 , cos π 8 ) (\cos\frac\pi8,-\sin\frac\pi8,\cos\frac\pi8) ( cos 8 π , − sin 8 π , cos 8 π ) の向きに移した回転で、n \bm{n} n と平行でない。平行でない2本の軸のまわりの任意の角の回転を有限個掛ければ、任意の回転を作ることができる。こうして { H , T } \{H,T\} { H , T } は1量子ビットで万能になり、CNOT を足した { H , T , C N O T } \{H,T,\mathrm{CNOT}\} { H , T , CNOT } は2節の結果と合わせて万能になる。
Solovay–Kitaev の定理
万能であることは分かったが、上の「冪で角を合わせる」やり方では、精度 ε \varepsilon ε を得るのに 1 / ε 1/\varepsilon 1/ ε に比例する長さの積が要る。これをはるかに短くできることを保証するのが次の定理である。
定理 6.1.10(Solovay–Kitaev の定理 ★★★)
1量子ビットのゲートの有限集合 G \mathcal G G が逆元について閉じていて(g ∈ G g\in\mathcal G g ∈ G なら g † g^\dagger g † も積で書ける)、G \mathcal G G が生成する群が回転全体の中で稠密であるとする。このとき、任意の回転 U U U と ε > 0 \varepsilon >0 ε > 0 について、G \mathcal G G の元を O ( ln c ( 1 / ε ) ) \mathcal{O}(\ln^c(1/\varepsilon )) O ( ln c ( 1/ ε )) 個並べた積で U U U を精度 ε \varepsilon ε で近似できる。c c c は G \mathcal G G によらない定数である。
定理は Solovay と Kitaev が独立に得たもので、Kitaev の論文2 2 A. Yu. Kitaev (1997), Russian Mathematical Surveys 52 , 1191–1249。 に証明がある。Dawson と Nielsen3 3 C. M. Dawson and M. A. Nielsen (2006), Quantum Information and Computation 6 , 81–95。 は積を実際に組み立てる手順を与え、その長さを O ( ln 3.97 ( 1 / ε ) ) \mathcal{O}(\ln^{3.97}(1/\varepsilon )) O ( ln 3.97 ( 1/ ε )) と見積もった。証明の考え方は、粗い近似を作ってから、残った小さなずれを「群の交換子 V W V † W † VWV^\dagger W^\dagger V W V † W † 」で打ち消す操作を再帰的に繰り返すことにある。小さい回転 V , W V,W V , W の交換子はさらに小さい回転になり、ずれの大きさが1段ごとにおよそ 3 / 2 3/2 3/2 乗で小さくなる一方、積の長さは5倍にしかならない。この比から指数 c = ln 5 / ln ( 3 / 2 ) ≈ 3.97 c=\ln5/\ln(3/2)\approx3.97 c = ln 5/ ln ( 3/2 ) ≈ 3.97 が出る。
定理の内容を言い換えると、近似の精度を上げる手間は精度の桁数の多項式で済む。2節の回路が厳密なゲートで L L L 個のとき、各ゲートを ε / L \varepsilon /L ε / L の精度で G \mathcal G G の積に置き換えれば(補題 6.1.8 )、全体の大きさは O ( L ln c ( L / ε ) ) \mathcal{O}(L\ln^c(L/\varepsilon )) O ( L ln c ( L / ε )) で、もとの L L L に対数の多項式が掛かるだけである。したがって、どの万能なゲート集合を選んでも、効率よく解ける問題の範囲は変わらない。
図 6.1.2 H H H と T T T だけを L L L 個以下並べた語で、回転 R z ( 1 ) R_z(1) R z ( 1 ) にどこまで近づけるか(点線、すべての語を数え上げた厳密な値)。距離は位相を除いた作用素ノルムmin φ ∥ R z ( 1 ) − e i φ V ∥ \min_\varphi\lVert R_z(1)-\mathrm{e}^{\mathrm{i}\varphi}V\rVert min φ ∥ R z ( 1 ) − e i φ V ∥ 。実線は、位相を除いて異なる元の数 N L N_L N L から見積もった目安 N L − 1 / 3 N_L^{-1/3} N L − 1/3 。N L N_L N L は1文字ごとに約 1.30 1.30 1.30 倍に増え、L = 42 L=42 L = 42 で 1.39 × 10 6 1.39\times10^6 1.39 × 1 0 6 個になる。最小距離は階段状に下がりながら、目安の線に沿って指数的に小さくなる。
図 6.1.2 は、{ H , T } \{H,T\} { H , T } の語をすべて数え上げて、回転 R z ( 1 ) R_z(1) R z ( 1 ) への最小距離を調べたものである。T 8 = 1 T^8=\mathbf 1 T 8 = 1 や Clifford 群の関係で同じ元が何度も現れるので、位相を除いて異なる元の数は 2 L 2^L 2 L よりずっと少なく、1文字ごとに約 1.30 1.30 1.30 倍にしか増えない。それでも最小距離は、異なる元の数を N L N_L N L として N L − 1 / 3 N_L^{-1/3} N L − 1/3 の線に沿って下がる。指数 − 1 / 3 -1/3 − 1/3 の理由は4節の数え上げで説明する。
例題 6.1.3 誤りの予算を配る ★★
オリジナル あるアルゴリズムの回路に、{ H , T } \{H,T\} { H , T } で近似しなければならない1量子ビットの回転が m = 10 6 m=10^6 m = 1 0 6 個含まれている。それ以外のゲートは誤りなく作れるとする。
回路全体の誤り(作用素ノルム)を 0.01 0.01 0.01 以下にするには、1個の回転をどの精度 ε 1 \varepsilon _1 ε 1 で近似すれば足りるか。
そのとき、理想の回路と実際の回路を1回の測定で見分ける成功確率の上限を求めよ。
回転全体(3次元)を精度 ε 1 \varepsilon _1 ε 1 で覆うには、およそ ε 1 − 3 \varepsilon _1^{-3} ε 1 − 3 個の異なる元が要る。{ H , T } \{H,T\} { H , T } の語が1文字ごとに高々2倍にしか増えないことから、1個の回転に要る語の長さの下限の目安を求めよ。また Solovay–Kitaev の見積もり ln 3.97 ( 1 / ε 1 ) \ln^{3.97}(1/\varepsilon _1) ln 3.97 ( 1/ ε 1 ) と比べよ。
解答 (1) 補題 6.1.8 から、全体の誤りは m ε 1 m\varepsilon _1 m ε 1 以下である。m ε 1 ≤ 0.01 m\varepsilon _1\le0.01 m ε 1 ≤ 0.01 より ε 1 = 10 − 8 \varepsilon _1=10^{-8} ε 1 = 1 0 − 8 で足りる。
(2) 式 (6.1.6) から出力の状態のトレース距離は 0.01 0.01 0.01 以下で、Helstrom の結果から成功確率は 1 2 ( 1 + 0.01 ) = 0.505 \tfrac12(1+0.01)=0.505 2 1 ( 1 + 0.01 ) = 0.505 以下である。当て推量の 0.5 0.5 0.5 をわずか 0.005 0.005 0.005 しか上回れない。
(3) 長さ ℓ \ell ℓ の語は高々 2 ℓ 2^\ell 2 ℓ 個なので、2 ℓ ≳ ε 1 − 3 2^\ell\gtrsim\varepsilon _1^{-3} 2 ℓ ≳ ε 1 − 3 が要る。ℓ ≳ 3 log 2 ( 1 / ε 1 ) = 3 × 26.6 = 79.7 \ell\gtrsim3\log_2(1/\varepsilon _1)=3\times26.6=79.7 ℓ ≳ 3 log 2 ( 1/ ε 1 ) = 3 × 26.6 = 79.7 である。Solovay–Kitaev の見積もりは ln 3.97 ( 10 8 ) = 18.42 3.97 = 1.06 × 10 5 \ln^{3.97}(10^8)=18.42^{3.97}=1.06\times10^5 ln 3.97 ( 1 0 8 ) = 18.4 2 3.97 = 1.06 × 1 0 5 で(定数を除く)、下限の目安よりはるかに長い。Solovay–Kitaev の定理は多項式で済むことの保証で、最短の長さを与えるものではない。{ H , T } \{H,T\} { H , T } と Clifford 群については、数の性質を使って下限の目安と同じ程度の長さ(T T T の個数がおよそ 3 log 2 ( 1 / ε ) 3\log_2(1/\varepsilon ) 3 log 2 ( 1/ ε ) )で z z z 軸の回転を近似する方法が知られている4 4 N. J. Ross and P. Selinger (2016), Quantum Information and Computation 16 , 901–953。 。
1 D. Gottesman (1998), arXiv:quant-ph/9807006。
2 A. Yu. Kitaev (1997), Russian Mathematical Surveys 52 , 1191–1249。
3 C. M. Dawson and M. A. Nielsen (2006), Quantum Information and Computation 6 , 81–95。
4 N. J. Ross and P. Selinger (2016), Quantum Information and Computation 16 , 901–953。
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