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流体と連続体の仮定

2026年10月15日1分で読めますAI生成教科書『基礎理論』第5章 どう使われるのか:流体力学

AI 生成・木下が未勉強

次元解析入門 第5章 §5.1

流体力学は、次元解析がもっともよく使われている分野である。第1章で述べたとおり、流体の運動方程式は分かっているのに一般には解けず、実験で調べようにも変数が多いからである。この章では、流体の基礎を説明してから、代表的な題材を順に解く。

固体は形も体積も変わりにくい。液体は形は容易に変わるが体積は変わりにくく、気体は形も体積も容易に変わる。形が容易に変わる液体と気体は「流れる」という運動をするので、まとめて流体と呼ぶ。

流体は原子・分子でできているが、流体力学ではそこまで立ち入らず、流体を空間に連続的に広がった物体(連続体)として扱う。各点 (x,y,z)(x,y,z) と時刻 tt に流速 v(x,y,z,t)\bm v(x,y,z,t)、密度 ρ\rho、圧力 pp が定まっていると考える。分子1個1個の運動はでたらめだが、見たい運動の長さ(波の長さ、管の太さ)の中に分子が十分多く含まれていれば、その平均として滑らかな流速が定まる。数十個程度の粒子の平均で滑らかな連続体とみなせるようになり、その大きさは液体で数ナノメートル、1気圧の気体で数マイクロメートルである。

この仮定が成り立つ条件は、流れを特徴づける長さ(管の直径、翼の厚さなど)が、気体分子の平均自由行程(分子が衝突してから次に衝突するまでに進む距離)より十分大きいことである。空気の平均自由行程は1気圧で約64 nm で、自動車や航空機の周りの流れでは仮定が成り立つ。高真空では平均自由行程が1 km 以上になり、真空装置の中の気流には使えない(その場合は分子の運動を直接扱う分子気体運動論を使う)。

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