一般の状態の解き方と時間発展
AI 生成・木下が未勉強
量子力学入門 第1部 第4章 §1.4.7 ★★ 重ね合わせの時間発展。
以上で「解の全体像」が揃った。任意の初期状態 に対する処方箋は:
- 固有基底に展開する:(位置表示なら )。
- 各成分の位相を回す:。
- 欲しい量を読む:確率 (時間に依らない! 固有値の分布は保存する)、期待値は行列要素の和。
たとえば位置の期待値は、 の選択則( だけを結ぶ)から必ず隣接準位の干渉項のみで書け、
という厳密に角振動数 の単振動になる( は初期状態で決まる定数)。準位が等間隔だからこそ、すべての干渉項が同じ振動数 で回り、波束が崩れずに揺れ続ける——古典振動子との美しい対応である。第8部『時間依存摂動論とダイナミクス』で登場するコヒーレント状態( の固有状態)はこの対応が最も鮮明になる状態で、Gauss 波束が形を保ったまま古典軌道を往復する。
調和振動子:何が本質だったか
使ったのは「 が二つのエルミート量の平方和」で「その二つの交換子が定数」という2点だけ。この形が見えたら、変数が でなくても同じ代数で解ける(第5部『電磁場中の荷電粒子とゲージ』の Landau 準位はその例)。逆に 項があると代数が閉じず、摂動論(§1.8)の出番になる。波動関数が要るときは を1階微分方程式として解けば Gauss 基底が出て、 を掛けるたび Hermite 多項式の次数が上がる。
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