量子力学入門 第1部 第7章 §1.7.2 ★★★ S^2 と S^z の同時固有状態。
2粒子の全スピンを S^=S^1+S^2 と定義する。各成分は角運動量の交換関係を満たすので、S^2 と S^z は可換で同時対角化でき、固有値を
S^2∣S,M⟩=ℏ2S(S+1)∣S,M⟩,S^z∣S,M⟩=ℏM∣S,M⟩
とラベルできる(M=−S,…,S)。問題は:4次元空間は (S,M) でどう分類されるか。答えを先に言えば S=1(3状態)と S=0(1状態)に分かれる——4=3+1。これを昇降演算子で完全に構成する。全スピンの昇降演算子は
S^±=S^x±iS^y=S^1±+S^2±,S^±∣S,M⟩=ℏS(S+1)−M(M±1)∣S,M±1⟩
(2行目は§1.4.3と同じ論法——非負性と梯子——を角運動量代数に適用して得られる一般公式。1粒子には S^1−∣↑⟩=ℏ∣↓⟩, S^1−∣↓⟩=0 として働く)。
AI(Claude)が書いた教材を、木下が勉強しながら公開しています。式と数値は検算していますが、誤りが残っているかもしれません。誤りのご指摘・削除のご依頼をいただければ直します。 連絡先:support@tecktom.com