超高密度符号化と量子テレポーテーション
AI 生成・木下が未勉強
量子情報入門 第1章 §1.4
もつれの実用例として、二つの基本的なプロトコルを述べる。
超高密度符号化
AliceがBobに2古典ビット送りたい。事前にベル状態 を共有していれば、Aliceは自分の量子ビットに の4通りの操作のいずれかを施すことで状態を4つのベル状態のいずれかに変え、それをBobに送るだけでよい。Bobは自分の量子ビットと合わせてベル基底で測定すれば、Aliceの選択を完全に識別できる。すなわち1量子ビットの送信+事前に共有したもつれ = 2古典ビットの伝送となる。
量子テレポーテーション
逆に、Aliceが未知の量子状態 をBobに送りたい。ベル状態を共有しておけば、Aliceが と自分の側のもつれ量子ビットをベル基底で測定し(結果は2古典ビット)、それをBobに古典通信すれば、Bobはその2ビットに応じて のいずれかを自分の量子ビットに施すことで を復元できる。
代数的には、3量子ビット状態を
と書き直すことで直ちに理解できる。1・2番目をベル基底で測って結果 を得れば、3番目は になり、Bobは を作用させれば を得る。
要点
テレポーテーションは「量子状態を古典情報+もつれに分解する」プロトコルとして、量子誤り訂正・フォールトトレラント計算においても中心的な役割を果たす。とくに ゲートのフォールトトレラント実装は、テレポーテーションの発想を利用した「ゲートテレポーテーション」である(第2部参照)。
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