この章のまとめ
AI 生成・木下が未勉強
相対論入門 第4章 §4.5
この章では、不変間隔を計量 で書くことから出発して、相対論の式を書くための文法を作った。総和規約のもとでは、上付きと下付きの添字を1回ずつ並べたところで和をとる。下付きの成分は計量で添字を下げて作り、空間成分の符号が反転する。2種類の成分が必要になるのは、Minkowski 時空の基底が長さの2乗の符号の異なるベクトルを含み、計量が単位行列にならないためである。
Lorentz 変換は、不変間隔を保つ線形変換として定義し直した。偏極恒等式によって、これは内積全体を保つ条件 と同じである。この条件から、次の3つが順に従った。
4元波数は、位相が系によらないことから4元ベクトルであると分かった。その変換1回で光行差と Doppler 効果が同時に得られた。地球の公転による光行差の角は約 である。
テンソルは、添字ごとに を1つずつ掛けて変換する量である。線形結合・積・縮約でテンソルからテンソルを作ることができ、上下の添字を縮約しきった量は不変量になる。対称性と反対称性は系によらず、反対称テンソルは2つの3次元ベクトルの組として書くことができる。
その組から作る2つの不変量 と は、第6章で電磁場の2つの不変量になる。Levi-Civita 記号は 、 である。この記号は、固有順時的な変換のもとで成分を変えない。
最後に、座標での微分 が下付きの添字の量として変換することを連鎖律から示し、ダランベルシアン が不変な演算子であることを確かめた。波動方程式が Lorentz 変換で形を保ち、Galilei 変換では保たないことは、第1章で述べた電磁気学と Newton 力学の食い違いを、微分の言葉で言い直したものである。
第5章では、この章の4元ベクトルの定義をそのまま使い、4元速度 と4元運動量 を作る。 という内積の不変性が、エネルギーと運動量の関係そのものになる。第6章では反対称テンソル 、双対テンソル、エネルギー運動量テンソルを扱う。
第8章からは、2つの置き換えを行う。計量 を位置によって変わる に置き換え、偏微分を共変微分に置き換える。それでも添字の文法はこの章のまま使う。
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