tecktom.com

例題 2:複素鞍点とベッセル関数の漸近展開

2026年10月15日2分で読めますAI生成教科書『基礎理論』第8章 鞍点法と漸近展開
目次
  1. 積分表示
  2. 鞍点の計算
  3. 最急降下方向の決定
  4. 各鞍点からの寄与と結果
  5. 木下の層

AI 生成・木下が未勉強

応用数学入門 第8章 §8.5 ★★ 複素鞍点が対で現れ干渉して余弦を生む典型

例題 2(ベッセル関数) ★★

ベッセル関数 Jn(x)J_n(x) の x→∞x \to \infty における漸近形を求めよ。

積分表示

★ z=eiθz=\mathrm{e}^{i\theta} で周回積分化し g,fg,f を同定する下ごしらえ

ベッセル関数の積分表示

Jn(x)=12π∫−ππei(xsin⁡θ−nθ)dθJ_n(x) = \frac{1}{2\pi}\int_{-\pi}^{\pi}\mathrm{e}^{i(x\sin\theta - n\theta)}\mathrm{d}\theta

に z=eiθz = \mathrm{e}^{i\theta}(dθ=dz/(iz)\mathrm{d}\theta = \mathrm{d} z/(iz))を代入すると、

Jn(x)=12πi∮ex2(z−1/z)z−n−1dz.J_n(x) = \frac{1}{2\pi i}\oint \mathrm{e}^{\frac{x}{2}(z - 1/z)} z^{-n-1}\mathrm{d} z.

g(z)=12(z−z−1)g(z) = \tfrac{1}{2}(z - z^{-1})、f(z)=z−n−1/(2πi)f(z) = z^{-n-1}/(2\pi i) の形になっている。

鞍点の計算

★★ z±=±iz_\pm=\pm i の2つの複素鞍点と g′′,gg'',g の値を求める

g′(z)=12 ⁣(1+1z2)=0  ⟹  z2=−1  ⟹  z±=±i.g'(z) = \frac{1}{2}\!\left(1 + \frac{1}{z^2}\right) = 0 \implies z^2 = -1 \implies z_{\pm} = \pm i.

各鞍点での値:

g(i)=i,g(−i)=−i,g′′(i)=i,g′′(−i)=−i.g(i) = i,\quad g(-i) = -i,\quad g''(i) = i,\quad g''(-i) = -i.

最急降下方向の決定

★★ 各鞍点で θ=(π−ϕ)/2\theta=(\pi-\phi)/2 を適用(π/4\pi/4 と 3π/43\pi/4)

鞍点 z+=iz_+ = i:g′′(i)=i=eiπ/2g''(i) = i = \mathrm{e}^{i\pi/2} より、最急降下方向 θ+=(π−π/2)/2=π/4\theta_+ = (\pi - \pi/2)/2 = \pi/4。

鞍点 z−=−iz_- = -i:g′′(−i)=−i=e−iπ/2g''(-i) = -i = \mathrm{e}^{-i\pi/2} より、最急降下方向 θ−=(π+π/2)/2=3π/4\theta_- = (\pi + \pi/2)/2 = 3\pi/4。

各鞍点からの寄与と結果

★★ 2寄与の和が cos⁡(x−nπ/2−π/4)\cos(x-n\pi/2-\pi/4) を作る(干渉が本質)

積分路を両鞍点の最急降下路に変形し、各鞍点からの寄与を式 (8.2) で計算して足し合わせる。i−n−1=e−iπ(n+1)/2i^{-n-1} = \mathrm{e}^{-i\pi(n+1)/2} などを整理すると、

Jn(x)∼2πxcos⁡ ⁣(x−nπ2−π4),x→∞.(8.7)\boxed{J_n(x) \sim \sqrt{\frac{2}{\pi x}} \cos\!\left(x - \frac{n\pi}{2} - \frac{\pi}{4}\right), \quad x \to \infty.}\tag{8.7}

2つの複素鞍点(z=±iz = \pm i)からの寄与が干渉して余弦関数が現れることが本質的である。

木下の勉強ステータス

木下はまだこの記事を勉強していません。

AI(Claude)が書いた教材を、木下が勉強しながら公開しています。式と数値は検算していますが、誤りが残っているかもしれません。誤りのご指摘・削除のご依頼をいただければ直します。 連絡先:support@tecktom.com

← AI生成教科書『基礎理論』の記事一覧へ