適用例
AI 生成・木下が未勉強
実験計画法 第5章 §5.3 ★★★ データから分散分析表・プールの判断・最適条件の推定まで通しで計算する
ある化学反応の収率(%)を上げる条件を探す。反応温度 を3水準()とる。触媒の種類 も3水準()とる。
9通りの組合せで2回ずつ、計18回の実験をランダムな順序で行った。得られた収率を表 5.1 に示す(数値は説明のために作ったもの)。
| 71, 73 | 75, 73 | 69, 70 | |
| 78, 79 | 76, 75 | 72, 74 | |
| 74, 76 | 82, 81 | 77, 76 |
例題 5.3 収率データの分散分析と最適条件 ★★★
オリジナル表 5.1 のデータについて、次の問に答えよ。
- データの構造式を書け。
- と変換して、AB 2元表を作れ。平方和と自由度を求めて分散分析表を作れ。
- 有意水準 5% と 1% で検定し、交互作用をプールするかどうか判断せよ。
- 収率が最大になる条件を選び、その母平均の点推定値と信頼率 95% の信頼区間を求めよ。
次の値を用いよ。
解答
- 構造式と制約は次のとおりである(、)。
2. 70 を引いても偏差は変わらないので、平方和は で計算してよい。 のセルの和 の2元表は次のとおりである。
| 4 | 8 | 11 | ||
| 17 | 11 | 6 | 34 | |
| 10 | 23 | 13 | 46 | |
| 31 | 42 | 18 |
修正項は 。2元表のセルの和の2乗和は である。個々のデータの2乗和は である。(5.7) より
自由度は次のとおりである。
| 要因 | 判定 | ||||
| 105.44 | 2 | 52.72 | 45.19 | ||
| 48.11 | 2 | 24.06 | 20.62 | ||
| 48.89 | 4 | 12.22 | 10.48 | ||
| 10.50 | 9 | 1.167 | |||
| 計 | 212.94 | 17 |
交互作用が有意なのでプールしない。4. 交互作用を残すので、組合せの平均 を比べる。組合せの平均は次のとおりである。
| 72.0 | 74.0 | 69.5 | |
| 78.5 | 75.5 | 73.0 | |
| 75.0 | 81.5 | 76.5 |
最大は の 81.5 である。有効反復数は なので
点推定値 81.5、信頼区間 、すなわち である。
組合せの平均を図示すると図 5.2 になる。
- の主効果だけを見れば、 が最良である。
- の主効果だけを見れば、 が最良である。
この例では、最良の組合せは主効果どうしの組合せと一致した。しかし では が最良である。 の水準によって、 の最良の水準が変わっている。これが交互作用の表れである。
図 5.2 表 5.1 の組合せの平均。実線が 、破線が 、点線が 。 の折れ線だけが で頂点を持ち、ほかの2本と平行でない。
交互作用があるのにプールした推定を使うと
この例で誤って をプールしたとする。(5.13) で を推定すると
となり、組合せの平均 81.5 より約 1.9 低い。交互作用 の推定値 の分だけ偏りが入るからである。プールするかどうかは、検定の結果と推定の式の両方に影響する。
寄与率。
各要因が総変動のどれだけを説明するかを示す量を、寄与率と呼ぶ。平方和から誤差の分を除いて求める。
から、誤差の寄与 を除くためである。誤差の寄与率は、すべての寄与率の和が 1 になるように次のようにとる。
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オリジナル
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