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解析方法

2026年10月15日14分で読めますAI生成教科書『資格試験』第8章 2水準系直交配列表実験
目次
  1. データの構造式を列の符号で書く
  2. 列平方和の分布と期待平均平方
  3. 分散分析表とプーリング
  4. 母平均の点推定と有効反復数
  5. 確認テスト
  6. 木下の層

AI 生成・木下が未勉強

実験計画法 第8章 §8.3 ★★★ 列の符号の線形モデルとして書けば、列平方和の分布・期待平均平方・有効反復数がすべて1行の計算で出る

データの構造式を列の符号で書く

直交表に因子と交互作用を割り付け、第 rr 実験のデータを xrx_r とする。データの構造式は、多元配置と同じく「一般平均+割り付けた主効果+割り付けた交互作用+誤差」である。式 (8.3) のとおり、2水準の主効果も交互作用もその列の符号に1つのパラメータを掛けた形になるので、構造式は

x=μ1+∑k=1N−1βkuk+ε,ε∼N(0,σ2IN)(8.4)\bm x=\mu\bm 1+\sum_{k=1}^{N-1}\beta_k\bm u_k+\bm\varepsilon,\qquad \bm\varepsilon\sim\mathrm N(\bm 0,\sigma^2 I_N)\tag{8.4}

と書ける。ここで βk\beta_k は、列[kk]に割り付けた効果の大きさである。

  • 主効果の列なら βk=a1\beta_k=a_1、交互作用の列なら βk=(ab)11\beta_k=(ab)_{11}。
  • 何も割り付けていない列では βk=0\beta_k=0 と仮定する。

符号ベクトルが直交しているので、各パラメータの最小二乗推定量は

μ^=1⊤xN=xˉ,β^k=uk⊤xN=Tk1−Tk2N(8.5)\hat\mu=\frac{\bm 1^\top\bm x}{N}=\bar x,\qquad \hat\beta_k=\frac{\bm u_k^\top\bm x}{N}=\frac{T_{k1}-T_{k2}}{N}\tag{8.5}

である(正規方程式の係数行列が NIN I になるため)。たとえば因子 AA が列[kk]にあれば

a^1=β^k=xˉA1−xˉ\hat a_1=\hat\beta_k=\bar x_{A_1}-\bar x

である。これは「A1A_1 のデータの平均 − 全平均」と同じである(xˉA1=Tk1/(N/2)\bar x_{A_1}=T_{k1}/(N/2) を代入すると確かめられる)。

列平方和の分布と期待平均平方

定理 8.7(列平方和の分布 ★★★)

構造式 (8.4) のもとで、次が成り立つ。

  1. u1⊤x,…,uN−1⊤x\bm u_1^\top\bm x,\dots,\bm u_{N-1}^\top\bm x は互いに独立で、uk⊤x∼N(Nβk, Nσ2)\bm u_k^\top\bm x\sim\mathrm N(N\beta_k,\,N\sigma^2)。
  2. E(S[k])=σ2+Nβk2E(S_{[k]})=\sigma^2+N\beta_k^2。とくに何も割り付けていない列では S[k]/σ2∼χ12S_{[k]}/\sigma^2\sim\chi^2_1。
  3. 割り付けのない列の集合を E\mathcal E(本数 ϕe\phi_e)とし、

Se=∑k∈ES[k],Ve=SeϕeS_e=\sum_{k\in\mathcal E}S_{[k]},\qquad V_e=\frac{S_e}{\phi_e}

とおく。列[kk]に効果を置いたとき、帰無仮説 H0:βk=0H_0:\beta_k=0 のもとで

F0=S[k]Ve∼F1,ϕe.F_0=\frac{S_{[k]}}{V_e}\sim F_{1,\phi_e}.

証明

(1) x\bm x は多変量正規なので、その線形変換 (u1⊤x,…,uN−1⊤x)(\bm u_1^\top\bm x,\dots,\bm u_{N-1}^\top\bm x) も多変量正規であり、独立性は共分散が0であることと同値である。Cov(uj⊤x,uk⊤x)=σ2uj⊤uk=0\mathrm{Cov}(\bm u_j^\top\bm x,\bm u_k^\top\bm x)=\sigma^2\bm u_j^\top\bm u_k=0(j≠kj\neq k)。期待値は E(uk⊤x)=μuk⊤1+∑lβluk⊤ul=NβkE(\bm u_k^\top\bm x)=\mu\bm u_k^\top\bm 1+\sum_l\beta_l\bm u_k^\top\bm u_l=N\beta_k、分散は σ2uk⊤uk=Nσ2\sigma^2\bm u_k^\top\bm u_k=N\sigma^2 である。

(2) Z=uk⊤xZ=\bm u_k^\top\bm x とおくと E(Z2)=V[Z]+(EZ)2=Nσ2+N2βk2E(Z^2)=V[Z]+(E Z)^2=N\sigma^2+N^2\beta_k^2。S[k]=Z2/NS_{[k]}=Z^2/N なので E(S[k])=σ2+Nβk2E(S_{[k]})=\sigma^2+N\beta_k^2。βk=0\beta_k=0 なら Z/Nσ2∼N(0,1)Z/\sqrt{N\sigma^2}\sim\mathrm N(0,1) である。よって

S[k]σ2=(ZNσ2)2∼χ12.\frac{S_{[k]}}{\sigma^2}=\Bigl(\frac{Z}{\sqrt{N\sigma^2}}\Bigr)^2\sim\chi^2_1.

(3) 誤差の列の S[k]/σ2S_{[k]}/\sigma^2 は独立な χ12\chi^2_1 である。よってその和は Se/σ2∼χϕe2S_e/\sigma^2\sim\chi^2_{\phi_e} となる。帰無仮説のもとで S[k]/σ2∼χ12S_{[k]}/\sigma^2\sim\chi^2_1 であり、(1) よりこれは SeS_e と独立である。FF 分布の定義からF0=(S[k]/σ2)/1(Se/σ2)/ϕe∼F1,ϕeF_0=\dfrac{(S_{[k]}/\sigma^2)/1}{(S_e/\sigma^2)/\phi_e}\sim F_{1,\phi_e}。

因子を列[kk]に置いたときの期待平均平方は E(VA)=σ2+Na12E(V_A)=\sigma^2+Na_1^2 である。これは第4章の1元配置の結果と一致する。

E(VA)=σ2+n∑iai2a−1(第4章の1元配置)=σ2+N2⋅2a12(水準数2、繰返し n=N/2、a2=−a1 を代入)\begin{aligned}E(V_A)&=\sigma^2+\frac{n\sum_i a_i^2}{a-1}&&\text{(第4章の1元配置)}\\ &=\sigma^2+\frac{N}{2}\cdot2a_1^2&&\text{(水準数2、繰返し }{n=N/2}\text{、}{a_2=-a_1}\text{ を代入)}\end{aligned}

分散分析の FF 検定は、「期待平均平方が誤差分散より大きいか」を比 VA/VeV_A/V_e で判定している。したがって F0F_0 が F1,ϕe(α)F_{1,\phi_e}(\alpha) 以上なら、帰無仮説を棄却する。

分散分析表とプーリング

分散分析表には、割り付けた主効果と交互作用の行(平方和=その列の列平方和、自由度1)と、誤差の行を並べる。そして平均平方 V=S/ϕV=S/\phi と F0=V/VeF_0=V/V_e を書く。

L8L_8 では誤差の自由度が1か2になりやすい。棄却限界は F1,1(0.05)=161.4F_{1,1}(0.05)=161.4 や F1,2(0.05)=18.51F_{1,2}(0.05)=18.51 と大きいため、実際に存在する効果でも有意になりにくい。

そこで、F0F_0 が小さい(目安として F0<2F_0<2、または有意水準20%でも有意でない)主効果や交互作用を誤差に足し込み、誤差の自由度を増やして検定し直す。これをプーリングと呼ぶ(第5章で導入した手続きと同じである)。プーリングでは次の2点に注意する。

  • 交互作用 A×BA\times B を残すときは、2つの因子の主効果は F0F_0 が小さくても残す。最適条件を AA と BB の組合せで決めるため、両方の主効果を推定式に入れる必要がある。
  • プーリングは「その効果が無い」と判断して構造式から外す操作なので、外した効果は以後の推定式にも入れない。

母平均の点推定と有効反復数

プーリング後に残った効果の列の集合を M\mathcal M とする。ある水準の組合せでの母平均は、構造式 (8.4) から

μ+∑k∈Mβkuk(uk はその組合せでの列[k]の符号)\mu+\sum_{k\in\mathcal M}\beta_k u_k\qquad({u_k}\text{ はその組合せでの列[}{k}\text{]の符号})

である。その推定量は

μ^=xˉ+∑k∈Mukβ^k(8.6)\hat\mu=\bar x+\sum_{k\in\mathcal M}u_k\hat\beta_k\tag{8.6}

である。実際の計算では、これを平均の組合せで書き直したものを使う。

  • 交互作用を含まないとき(A,B,CA,B,C だけが残った場合):μ^(AiBjCl)=xˉAi+xˉBj+xˉCl−2xˉ\hat\mu(A_iB_jC_l)=\bar x_{A_i}+\bar x_{B_j}+\bar x_{C_l}-2\bar x。
  • A×BA\times B が残ったとき:μ^(AiBjCl)=xˉAiBj+xˉCl−xˉ\hat\mu(A_iB_jC_l)=\bar x_{A_iB_j}+\bar x_{C_l}-\bar x。ここで xˉAiBj\bar x_{A_iB_j} は、その組合せのデータ N/4N/4 個の平均である。

2つ目の式は、次の関係を使えば式 (8.6) と一致する。

xˉAiBj=xˉ+uAβ^A+uBβ^B+uAuBβ^A×B\bar x_{A_iB_j}=\bar x+u_A\hat\beta_A+u_B\hat\beta_B+u_Au_B\hat\beta_{A\times B}

この関係は、組合せ AiBjA_iB_j の N/4N/4 個のデータの中で、ほかの列の符号は正と負が同数であることから従う。

定理 8.8(有効反復数 ★★★)

式 (8.6) の推定量の分散は

V[μ^]=σ2ne,1ne=1+(推定に用いた要因の自由度の和)N(8.7)V[\hat\mu]=\frac{\sigma^2}{n_e},\qquad \frac{1}{n_e}=\frac{1+(\text{推定に用いた要因の自由度の和})}{N}\tag{8.7}

である(田口の式)。また、推定量を各平均の和と差で書いたとき、各平均の係数(符号つき)をその平均のデータ数で割ったものの和は 1/ne1/n_e に等しい(伊奈の式)。

証明

定理 8.7 (1) と同じ計算で、xˉ=1⊤x/N\bar x=\bm 1^\top\bm x/N と β^k=uk⊤x/N\hat\beta_k=\bm u_k^\top\bm x/N は互いに独立である。分散はどれも σ2/N\sigma^2/N である(1,uk\bm 1,\bm u_k が互いに直交し、長さの2乗がどれも等しいため)。式 (8.6) で uk2=1u_k^2=1 なので

V[μ^]=V[xˉ]+∑k∈Muk2V[β^k]=σ2N(1+∣M∣).V[\hat\mu]=V[\bar x]+\sum_{k\in\mathcal M}u_k^2V[\hat\beta_k]=\frac{\sigma^2}{N}\bigl(1+\lvert \mathcal M\rvert \bigr).

2水準系では各要因の自由度が1なので、∣M∣\lvert \mathcal M\rvert は推定に用いた要因の自由度の和に等しい。これが田口の式である。

伊奈の式は、たとえば μ^=xˉAiBj+xˉCl−xˉ\hat\mu=\bar x_{A_iB_j}+\bar x_{C_l}-\bar x なら次のように計算する。

1ne=1N/4+1N/2−1N=5N\frac1{n_e}=\frac{1}{N/4}+\frac{1}{N/2}-\frac{1}{N}=\frac{5}{N}

田口の式では、要因 A,B,A×B,CA,B,A\times B,C の自由度の和が4なので (1+4)/N=5/N(1+4)/N=5/N となり、一致する。

2水準系で使う推定式は、次の2つの形のどちらかである。

  1. (i) 交互作用を含まない形。 mm 個の因子の平均を足して ∑l=1mxˉ(l)−(m−1)xˉ\sum_{l=1}^m\bar x_{(l)}-(m-1)\bar x とする。

伊奈の式: m⋅2N−m−1N=m+1N,田口の式: 1+mN(自由度の和は m)\begin{aligned}\text{伊奈の式:}&\ m\cdot\frac2N-\frac{m-1}{N}=\frac{m+1}{N},\\ \text{田口の式:}&\ \frac{1+m}{N}\qquad(\text{自由度の和は }{m})\end{aligned}

で一致する。2. (ii) 交互作用を1組含む形。 交互作用の組合せの平均に、ほかの mm 個の因子の平均を足してxˉAiBj+∑l=1mxˉ(l)−mxˉ\bar x_{A_iB_j}+\sum_{l=1}^m\bar x_{(l)}-m\bar x とする。

伊奈の式: 4N+2mN−mN=4+mN,田口の式: 1+3+mN(自由度の和は A,B,A×B の3と m)\begin{aligned}\text{伊奈の式:}&\ \frac4N+\frac{2m}{N}-\frac mN=\frac{4+m}{N},\\ \text{田口の式:}&\ \frac{1+3+m}{N}\qquad(\text{自由度の和は }{A,B,A\times B}\text{ の3と }{m})\end{aligned}

で一致する。

交互作用の組が2つ以上あるときも、同じ数え方で確かめられる。

2水準系の推定の定石

  1. 点推定は「残った交互作用を含む組合せの平均」と「交互作用に関係しない因子の平均」を足し、重複して数えた全平均 xˉ\bar x を引く。
  2. ne=N/(1+推定に用いた要因の自由度の和)n_e=N/(1+\text{推定に用いた要因の自由度の和})。伊奈の式で検算する。
  3. 母平均の 100(1−α)%100(1-\alpha)\% 信頼区間:μ^±tϕe(α/2)Ve/ne\hat\mu\pm t_{\phi_e}(\alpha/2)\sqrt{V_e/n_e}。
  4. 新しく1回実験したときの値の 100(1−α)%100(1-\alpha)\% 予測区間:μ^±tϕe(α/2)Ve(1+1/ne)\hat\mu\pm t_{\phi_e}(\alpha/2)\sqrt{V_e(1+1/n_e)}。

信頼区間の根拠は、次の2つが独立であることによる。

μ^∼N(μ,σ2ne),ϕeVeσ2∼χϕe2\hat\mu\sim\mathrm N\Bigl(\mu,\frac{\sigma^2}{n_e}\Bigr),\qquad\frac{\phi_eV_e}{\sigma^2}\sim\chi^2_{\phi_e}

点推定量は全平均と残った列の β^k\hat\beta_k だけで書け、VeV_e は誤差の列だけで書ける。よって定理 8.7 (1) から独立である。tt 分布の定義から (μ^−μ)/Ve/ne∼tϕe(\hat\mu-\mu)/\sqrt{V_e/n_e}\sim t_{\phi_e} となる。

予測区間は、新しいデータ x∗=μ+ε∗x^*=\mu+\varepsilon^* が手元のデータと独立であることから得られる。このとき V[x∗−μ^]=σ2(1+1/ne)V[x^*-\hat\mu]=\sigma^2(1+1/n_e) となる。

落とし穴

推定式と分散分析表の取り違えは、次の2方向で起こる。

  • 交互作用が有意なのに μ^(AiBj)=xˉAi+xˉBj−xˉ\hat\mu(A_iB_j)=\bar x_{A_i}+\bar x_{B_j}-\bar x を使うと、構造式の交互作用の項が推定式から抜けて偏りが生じる。
  • 逆に交互作用をプーリングしたのに xˉAiBj\bar x_{A_iB_j} を使うと、外したはずの交互作用の推定値を足し込むことになる。このとき nen_e も小さくなり、区間が無駄に広がる。

推定式は分散分析表で残した要因と1対1に対応させる。

例題 8.3 L16L_{16} での推定式と有効反復数 ★★★

オリジナル2水準の因子 A,B,C,DA,B,C,D と交互作用 A×BA\times B を、16行の直交表に割り付けて実験した。プーリングの結果、要因 A,B,C,D,A×BA,B,C,D,A\times B が残り、誤差は ϕe=10, Ve=1.2\phi_e=10,\ V_e=1.2 であった。

  1. 水準の組合せ A1B2C1D2A_1B_2C_1D_2 における母平均の点推定量を、平均の組合せで書け。
  2. 有効反復数 nen_e を伊奈の式と田口の式の両方で求めよ。
  3. 点推定量の分散が σ2/ne\sigma^2/n_e になることを、式 (8.6) の形から直接示せ。
  4. 点推定値が μ^=25.0\hat\mu=25.0 であったとき、母平均の95%信頼区間を求めよ(t10(0.025)=2.228t_{10}(0.025)=2.228)。
解答

(1) 交互作用 A×BA\times B が残っているので、この2因子は組合せの平均で扱う。残りの C,DC,D は別々の平均で扱う。全平均を2回余分に数えるので

μ^(A1B2C1D2)=xˉA1B2+xˉC1+xˉD2−2xˉ.\hat\mu(A_1B_2C_1D_2)=\bar x_{A_1B_2}+\bar x_{C_1}+\bar x_{D_2}-2\bar x .

(2) 伊奈の式:各平均のデータ数は次のとおりである。

  • xˉA1B2\bar x_{A_1B_2} は 16/4=416/4=4 個。
  • xˉC1\bar x_{C_1} と xˉD2\bar x_{D_2} は8個ずつ。全平均は16個。

よって

1ne=14+18+18−216=38,ne=83.\frac1{n_e}=\frac14+\frac18+\frac18-\frac{2}{16}=\frac38,\qquad n_e=\frac83 .

田口の式:推定に用いた要因は A,B,A×B,C,DA,B,A\times B,C,D で自由度の和は5、ne=16/(1+5)=8/3n_e=16/(1+5)=8/3。両者は一致する。

(3) 各平均を列の符号で展開すると、次のようになる(uu はその水準での符号)。

xˉA1B2=xˉ+uAβ^A+uBβ^B+uAuBβ^AB,xˉC1=xˉ+uCβ^C,xˉD2=xˉ+uDβ^D\begin{aligned}\bar x_{A_1B_2}&=\bar x+u_A\hat\beta_A+u_B\hat\beta_B+u_Au_B\hat\beta_{AB},\\ \bar x_{C_1}&=\bar x+u_C\hat\beta_C,\qquad\bar x_{D_2}=\bar x+u_D\hat\beta_D\end{aligned}

したがって

μ^=xˉ+uAβ^A+uBβ^B+uAuBβ^AB+uCβ^C+uDβ^D.\hat\mu=\bar x+u_A\hat\beta_A+u_B\hat\beta_B+u_Au_B\hat\beta_{AB}+u_C\hat\beta_C+u_D\hat\beta_D .

右辺の6項は互いに独立で、符号の2乗は1、各項の分散は σ2/16\sigma^2/16 なので V[μ^]=6σ2/16=3σ2/8=σ2/neV[\hat\mu]=6\sigma^2/16=3\sigma^2/8=\sigma^2/n_e となる。

(4) 順に計算する。

Ve/ne=1.2×3/8=0.45=0.6708,半幅=2.228×0.6708=1.495\begin{aligned}\sqrt{V_e/n_e}&=\sqrt{1.2\times3/8}=\sqrt{0.45}=0.6708,\\ \text{半幅}&=2.228\times0.6708=1.495\end{aligned}

よって95%信頼区間は 25.0±1.4925.0\pm1.49、すなわち [23.51, 26.49][23.51,\ 26.49] である。

確認テスト

オリジナル

  1. 8.3-1 L8L_8 の列[kk]に、2水準の因子を置いた。Tk1−Tk2T_{k1}-T_{k2} を構造式 (8.4) で書き下し、E(SA)=σ2+8a12E(S_A)=\sigma^2+8a_1^2 を示せ。
  2. 8.3-2 L8L_8 で A,B,CA,B,C の主効果だけが残った(交互作用はすべてプーリング)。μ^(A2B1C2)\hat\mu(A_2B_1C_2) の推定式を書き、nen_e を伊奈の式と田口の式で求めよ。
  3. 8.3-3 L16L_{16} に A,B,C,D,A×BA,B,C,D,A\times B を割り付けた。列平方和は次のとおりで、残り10列の和は Se=12.0S_e=12.0 であった。

SA=52.0,SB=30.0,SC=2.1,SD=0.9,SA×B=18.0S_A=52.0,\quad S_B=30.0,\quad S_C=2.1,\quad S_D=0.9,\quad S_{A\times B}=18.0

最初の分散分析表の F0F_0 を求めよ。次に F0<2F_0<2 の要因をプーリングして分散分析表を作り直し、有意水準5%と1%で判定せよ。棄却限界は F1,12(0.05)=4.75, F1,12(0.01)=9.33F_{1,12}(0.05)=4.75,\ F_{1,12}(0.01)=9.33 を使う。4. 8.3-4 構造式 x=μ+ai+bj+(ab)ij+εx=\mu+a_i+b_j+(ab)_{ij}+\varepsilon を考える(割り付けは8行の表で A=[1], B=[2], A×B=[3]A=[1],\ B=[2],\ A\times B=[3])。推定式 xˉAi+xˉBj−xˉ\bar x_{A_i}+\bar x_{B_j}-\bar x の期待値を求めよ。そして交互作用が存在するときの偏りが −(ab)ij-(ab)_{ij} であることを示せ。

木下の勉強ステータス

木下はまだこの記事を勉強していません。

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