実験計画法 第10章 §10.2 ★★ 列の水準のうち1つを既存の水準の重複に当てる。データ数が水準で違うので、平方和は不揃いの1元配置の式で、ne は伊奈の式で求める
水準が足りない因子を列に置く
3水準の因子 A を2水準系の表に入れたいとする。2水準系の列は2水準か、多水準法で作った4水準しかない。そこで4水準の列を作り、その4つの水準のうち1つに A の既存の水準を重ねて当てる。たとえば
列の水準 1,2,3,4 ⟼ A1, A2, A3, A1′
とし、A1′ は A1 と同じ条件で実験する。この A1′ を擬水準と呼ぶ。同様に、2水準の因子 D を3水準系の表の列に入れるときは、列の水準 1, 2, 3 に D1,D2,D1′ を当てる。
定義 10.3(擬水準法)
因子の水準数が割り付ける列の水準数より少ないとき、因子のある水準を重複させて(擬水準を作って)列のすべての水準を埋める方法を擬水準法と呼ぶ。重複させた水準のデータ数は、ほかの水準の2倍になる。
どの水準を重複させるかは技術的な判断で決める。重複させた水準はデータ数が多いので、その水準の母平均は精度よく推定される。そこで、現行の条件や、最終的に採用する見込みの高い水準を擬水準に選ぶことが多い。
平方和の計算:不揃いな1元配置と擬水準の誤差
2水準系の表 LN で、3水準の因子を4水準の列 [j],[k],[j⊕k] に置く。列の水準1と水準4には A1 と A1′ を当てる。水準ごとのデータ数は
nA1=2N,nA2=nA3=4N
である。ここで TA1 は、擬水準を含めた A1 のデータ全体の和とする。A の平方和は、第3章で扱った繰返し数が不揃いな1元配置の公式で
SA=N/2TA12+N/4TA22+N/4TA32−CT,ϕA=2(10.6)
と計算する。4水準の列の自由度は3なので、1自由度が余る。余った1自由度は「同じ条件である A1 と A1′ の差」であり、その平方和を
SA1A1′=N/2(TA1∘−TA1′)2(10.7)
と書く。各記号の意味は次のとおりである。
- TA1∘:列の水準1(本来の第1水準)のデータ N/4 個の和。
- TA1′:列の水準4(擬水準)のデータ N/4 個の和。
両者の和が TA1 である。
定理 10.4(擬水準を含む列の平方和の分解 ★★)
上の割り付けで次が成り立つ。
S[j]+S[k]+S[j⊕k]=SA+SA1A1′。
次の2つを仮定する。
- 構造式に A1 と A1′ の差が無い。
- 列 [j],[k],[j⊕k] 以外の列に置いた因子が、A と交互作用をもたない。
このとき SA1A1′/σ2∼χ12 で、これは SA とも、ほかの列の列平方和とも独立である。したがって SA1A1′ は自由度1の誤差として誤差平方和に加える。
証明
(1) 4水準の列の水準ごとの和(各 N/4 個)を TA1∘,TA2,TA3,TA1′ とする。定理 10.2 より、左辺は
N4((TA1∘)2+TA22+TA32+TA1′2)−CT
である。右辺の SA と比べると、第2・第3水準の項と修正項は共通である。よって
N4((TA1∘)2+TA1′2)−N2(TA1∘+TA1′)2=N2(TA1∘−TA1′)2
を示せばよい。左辺を展開すると N2((TA1∘)2+TA1′2−2TA1∘TA1′) で、右辺に等しい。
(2) 列の水準1と水準4の指示ベクトルを g1,g4 とし、c=g1−g4 とおく。
c⊤x=TA1∘−TA1′,c⊤c=2N,SA1A1′=N/2(c⊤x)2
である。式 (10.3) で、符号の組が (+1,+1) と (−1,−1) の指示ベクトルの差を取る。すると c=(uj+uk)/2 となる。
- よって c は、1 と、4水準の列以外のすべての列の符号ベクトルに直交する。
- A の水準を表すベクトル g1+g4, g2, g3 とも直交する。指示ベクトルは互いに直交し、c⊤(g1+g4)=N/4−N/4=0 だからである。
仮定のもとで、E(x) はこれらのベクトルの1次結合である。よって E(c⊤x)=0 となる。V[c⊤x]=σ2c⊤c=σ2N/2 なので
σ2N/2c⊤x∼N(0,1),σ2SA1A1′∼χ12.
独立性は、第8章の定理(列平方和の分布)と同じ議論で従う。c が、SA を作るベクトルとも、ほかの列の符号ベクトルとも直交するからである。前者は、A の水準の指示ベクトルから 1 方向を除いたものである。
2水準の因子 D を3水準系の列に置き、列の水準 1, 2, 3 を D1,D2,D1′ とした場合も同じ形になる。L9 なら各列の水準のデータ数は3なので
SD=6TD12+3TD22−CT (ϕD=1),SD1D1′=6(TD1∘−TD1′)2 (ϕ=1),
で、SD+SD1D1′ はその列の列平方和 ∑l=13Tl2/3−CT に等しい。確認テスト 10.2-3 と同じ計算である。
擬水準の因子と交互作用
擬水準の因子 A と2水準の因子 B の交互作用を求める場合を考える。A×B が現れる3列の列平方和の和は、次の2つに分かれる。
- SA×B(自由度2)。
- 「A1 と A1′ の差」と2水準の因子の交互作用(自由度1)。
SA×B は、2元表から次の式で求める。
SA×B=i,m∑nAiBmTAiBm2−CT−SA−SB
残りの自由度1は誤差に加える。2元表のセルのデータ数は、A1 の行だけ2倍になる。
擬水準法での推定と有効反復数
擬水準法では A の水準ごとのデータ数が異なるので、第8章の田口の式は使えない。
ne1=N1+(用いた自由度の和)
田口の式は、自由度 ϕ の因子の各水準のデータ数がすべて N/(ϕ+1) であることを前提にしている。
たとえば μ^(A2)=xˉA2 の分散は σ2/(N/4) である。田口の式で計算すると (1+2)/N=3/N となり、正しい 4/N に一致しない。一方、伊奈の式(推定式に現れる平均の係数をデータ数で割って足す)は擬水準法でもそのまま成り立つ。その理由を次の定理で示す。
定理 10.5(伊奈の式が成り立つ条件 ★★)
データ x1,…,xN が独立で、分散 σ2 をもつとする。データの番号の部分集合を G1,…,Gm とし、大きさを n1,…,nm とする。各部分集合の平均を xˉGl とし、全平均を xˉ とする。
- 2つの部分集合 G,H(大きさ nG,nH)について、次が成り立つ。
Cov(xˉG,xˉH)=nGnHσ2∣G∩H∣
2. どの l=l′ についても比例頻度 ∣Gl∩Gl′∣=nlnl′/N が成り立つとする。このとき推定量
μ^=l=1∑mxˉGl−(m−1)xˉ(10.8)
の分散は
V[μ^]=σ2(l=1∑mnl1−Nm−1)(10.9)
であり、これは伊奈の式の値に等しい。
証明
(1) xˉG=nG1∑r∈Gxr、xˉH=nH1∑s∈Hxs である。Cov(xr,xs) は、同じデータなら σ2、それ以外は 0 なので
Cov(xˉG,xˉH)=nGnH1r∈G∑s∈H∑Cov(xr,xs)=nGnHσ2∣G∩H∣.
とくに次の2つの場合が重要である。
- H を全体にとると、Cov(xˉG,xˉ)=σ2nG/(nGN)=σ2/N。
- G=H なら、V[xˉG]=σ2/nG。
(2) 比例頻度の仮定と (1) から、次の3つが成り立つ。
Cov(xˉGl,xˉGl′)=Nσ2 (l=l′),Cov(xˉGl,xˉ)=Nσ2,V[xˉ]=Nσ2.
したがって
σ2V[μ^]=l∑nl1+N(m−1)2+2(2m)N1−2(m−1)⋅m⋅N1.
後ろの3項をまとめると
N(m−1)2+m(m−1)−2m(m−1)=N(m−1)((m−1)+m−2m)=−Nm−1
となり、式 (10.9) を得る。
伊奈の式は、推定式 (10.8) の係数から計算する。各平均 xˉGl(データ数 nl)の係数は +1 である。データ数 N の全平均の係数は −(m−1) である。これから ∑lnl1−Nm−1 を計算するので、式 (10.9) の括弧の中に一致する。
擬水準法で比例頻度が成り立つことを確かめる。3水準の因子を列 [j],[k],[j⊕k] に置き、2水準の因子 B を別の列に置いたとする。前節で示したとおり、4水準の列の各水準(N/4 個)の中で、2水準の因子の各水準は N/8 個ずつ現れる。A1 は列の水準1と水準4を合わせたものなので
∣A1∩Bm∣=8N+8N=4N=N(N/2)(N/2),∣A2∩Bm∣=8N=N(N/4)(N/2)
となり、どちらも比例頻度の条件を満たす。2つの因子がどちらも擬水準でない列にある場合は、第8章の釣り合いから直ちに成り立つ。こうして、擬水準法の推定量 xˉAi+xˉBm−xˉ などの分散は伊奈の式で正しく計算される。
擬水準法の計算の定石
- SA は水準ごとのデータ数(擬水準を含む水準は2倍)で割る不揃いの1元配置の式で計算する。自由度は A の水準数−1。
- 4水準(または3水準)の列の自由度の余り1は、擬水準とその元の水準の差の平方和 SA1A1′ として誤差に加える。
- 点推定は第8章と同じ形の推定式を使う。ne は伊奈の式で求め、田口の式は使わない。
- 区間推定は μ^±tϕe(α/2)Ve/ne。ϕe には擬水準の誤差の自由度を含める。
落とし穴
擬水準を含む水準の平均 xˉA1 は、擬水準を合わせた N/2 個のデータすべての平均である。列の水準1だけの N/4 個の平均で推定すると、推定量の分散が2倍になるうえ、伊奈の式で使うデータ数も変わる。逆に A2 の平均を N/2 個で割る誤りも起こりやすい。データ数は水準ごとに確かめる。
例題 10.3 L8 に擬水準法で3水準の因子を入れた実験 ★★
オリジナル
3水準の因子 A と2水準の因子 B を取り上げる。A を列[1]・[2]・[3]の4水準の列に置き、列の水準 1, 2, 3, 4 を A1,A2,A3,A1′ とした。
B は列[4]に置く。交互作用は無視できるとして、列[5]・[6]・[7]を誤差とする。特性値は大きいほど望ましい。実験 No. 1〜8 の順に
21, 17, 26, 24, 30, 26, 22, 20
を得た(No. 7,8 が擬水準 A1′)。
- SA と SA1A1′ を求めよ。その和が S[1]+S[2]+S[3] に一致することを確かめよ。
- 分散分析表を作り、有意水準5%で判定せよ。
- μ^(A3B1) と μ^(A1B1) を求め、それぞれの有効反復数を伊奈の式で求めよ。田口の式を誤って使うと何が得られるかも述べよ。
- A3B1 の母平均の95%信頼区間を求めよ(t4(0.025)=2.776)。
解答
(1) 総平方和までを求める。
T=186,CT=81862=4324.5,∑xr2=4442,ST=117.5.
水準ごとの和は次のとおりである。
- A1 は No. 1,2,7,8 の4個で、TA1=21+17+22+20=80。
- A2 は No. 3,4 の2個で、TA2=50。
- A3 は No. 5,6 の2個で、TA3=56。
式 (10.6) より
SA=4802+2502+2562−4324.5=1600+1250+1568−4324.5=93.5.
本来の第1水準(No. 1,2)の和は 38、擬水準(No. 7,8)の和は 42 である。式 (10.7) より SA1A1′=(38−42)2/4=4。
列平方和は、表 10.1 の元になった L8 の列ごとに和を取って求める。
列[1]列[2]列[3]: 水準1(No. 1〜4)が 88、水準2(No. 5〜8)が 98,: 水準1(No. 1,2,5,6)が 94、水準2が 92,: 水準1(No. 1,2,7,8)が 80、水準2(No. 3〜6)が 106,S[1]S[2]S[3]=102/8=12.5,=22/8=0.5,=262/8=84.5.
和は 12.5+0.5+84.5=97.5=93.5+4 で、定理 10.4 (1) のとおりである。
(2) 残りの列の和と列平方和は次のとおりである。
列[4] (B)列[5]・[6]・[7]: (99,87),: (93,93), (95,91), (93,93),SB=122/8=18,列平方和は 0, 2, 0.
誤差は Se=0+2+0+SA1A1′=6、自由度は 3+1=4 で、Ve=1.5 である。合計 93.5+18+6=117.5=ST で分解が確かめられる。
| 要因 | S | ϕ | V | F0 | |
| A | 93.5 | 2 | 46.75 | 31.17 | >F2,4(0.01)=18.00 |
| B | 18.0 | 1 | 18.00 | 12.00 | >F1,4(0.05)=7.71 |
| e | 6.0 | 4 | 1.50 | | |
| 計 | 117.5 | 7 | | | |
A は有意水準1%で有意、B は5%で有意である。F0(B) は F1,4(0.01)=21.20 より小さい。
(3) 水準ごとの平均は次のとおりである。
xˉA1=480=20,xˉA2=25,xˉA3=28,xˉB1=499=24.75,xˉ=23.25.
μ^(A3B1)=28+24.75−23.25=29.5,μ^(A1B1)=20+24.75−23.25=21.5.
伊奈の式で有効反復数を求める。
A3B1A1B1:ne1=21+41−81=85,:ne1=41+41−81=83,nene=1.6,=8/3.
擬水準を含む第1水準はデータが2倍あるので、A1B1 の方が精度よく推定される。
田口の式を使うと、用いた自由度の和が 2+1=3 なので、どちらの条件でも 1/ne=4/8、ne=2 となる。これは A3B1 の分散を小さく、A1B1 の分散を大きく見積もることになる。
(4) 信頼区間は
29.5±2.7761.5/1.6=29.5±2.776×0.968=29.5±2.69,
すなわち [26.81, 32.19] である。
4水準の列では、列[1]・[2]・[3]の水準1に当たる実験 No. がそれぞれ異なる(列[1]は No. 1〜4、列[2]は No. 1,2,5,6、列[3]は No. 1,2,7,8)。列平方和で検算するときは、第8章の L8 の表で1本ずつ確かめる。
3水準系の表として、第9章の L9(34) を表 10.2 に再掲する。列[3]・[4]は列[1]・[2]の交互作用が現れる2本の列である。
表 10.2 直交配列表 L9(34)。最下段は成分記号。第9章の表と同じ並びである。列[4]の水準は、成分記号 ab2 の1次式 xa+2xb を2倍した式で付く。2倍した式は 2xa+xb(mod3) である| 実験 No. | [1] | [2] | [3] | [4] |
| 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
| 2 | 1 | 2 | 2 | 2 |
| 3 | 1 | 3 | 3 | 3 |
| 4 | 2 | 1 | 2 | 3 |
| 5 | 2 | 2 | 3 | 1 |
| 6 | 2 | 3 | 1 | 2 |
| 7 | 3 | 1 | 3 | 2 |
| 8 | 3 | 2 | 1 | 3 |
| 9 | 3 | 3 | 2 | 1 |
| 成分 | a | b | ab | ab2 |
例題 10.4 L9 に擬水準法で2水準の因子を入れた実験 ★★
オリジナル
3水準の因子 A,B と2水準の因子 D を取り上げる。L9(34)(表 10.2)に次のように置いた。
A: 列[1],B: 列[2],D: 列[4]
D は列の水準 1, 2, 3 を D1,D2,D1′ とする擬水準法である。交互作用は無視できるとし、列[3]を誤差とする。
特性値は大きいほど望ましい。実験 No. 1〜9 の順に
9, 11, 10, 12, 13, 17, 19, 13, 16
を得た。
- 平方和 SA,SB,SD,SD1D1′ と、列[3]の列平方和を求めよ。分散分析表を作れ。F0 が2程度以下の要因は誤差にプールし、有意水準5%で判定せよ。
- 最適条件の母平均を点推定し、有効反復数と95%信頼区間を求めよ(t5(0.025)=2.571)。
解答
(1) 総平方和までを求める。
T=120,CT=1600,∑xr2=1690,ST=90.
3水準の列の列平方和は、各水準のデータ数が3なので ∑lTl2/3−CT である。
各列の水準の和と列平方和は次のとおりである。
列[1] (A)列[2] (B)列[3] (e): (30,42,48),: (40,37,43),: (39,39,42),SASBS[3]=(900+1764+2304)/3−1600=56,=(1600+1369+1849)/3−1600=6,=(1521+1521+1764)/3−1600=2.
列[3]の水準は、水準1が No. 1,6,8、水準2が No. 2,4,9、水準3が No. 3,5,7 である。
列[4]は水準1が No. 1,5,9 で 38、水準2が No. 2,6,7 で 47、水準3が No. 3,4,8 で 35 である。D1 は水準1と3を合わせて和が 73(6個)、D2 は 47(3個)なので
SD=6732+3472−1600=24.5,SD1D1′=6(38−35)2=1.5.
列[4]の列平方和は (1444+2209+1225)/3−1600=26=24.5+1.5 である。誤差は Se=2+1.5=3.5、自由度は 2+1=3 で、Ve=7/6 である。合計は 56+6+24.5+3.5=90=ST。
| 要因 | S | ϕ | V | F0 |
| A | 56.0 | 2 | 28.00 | 24.00 |
| B | 6.0 | 2 | 3.00 | 2.57 |
| D | 24.5 | 1 | 24.50 | 21.00 |
| e | 3.5 | 3 | 1.17 | |
| 計 | 90.0 | 8 | | |
B は F0=2.57 と小さいのでプールする。プール後は
Se=9.5,ϕe=5,Ve=1.9
で、次のようになる。
F0(A)F0(D)=28/1.9=14.74>F2,5(0.01)=13.27,=24.5/1.9=12.89>F1,5(0.05)=6.61.
F0(D) は F1,5(0.01)=16.26 より小さい。よって A は1%、D は5%で有意である。
(2) 水準ごとの平均は次のとおりである。
xˉA1=10,xˉA2=14,xˉA3=16,xˉD1=673,xˉD2=347,xˉ=340.
最適条件は A3D2 で
μ^(A3D2)=16+347−340=355≈18.33.
A3 の3個と D2 の3個の共通部分は No. 7 の1個である。1=3⋅3/9 なので比例頻度が成り立つ。伊奈の式で
ne1=31+31−91=95,ne=1.8.
95%信頼区間は
18.33±2.5711.81.9=18.33±2.64,
すなわち [15.69, 20.97] である。
確認テスト
オリジナル
- 10.2-1 定理 10.4 (2) の状況で、E(SA1A1′)=σ2 であることを示せ。また、擬水準の実験だけ条件がずれて、母平均が μ+a1+δ になっていたとする。このとき E(SA1A1′) はどうなるか。
- 10.2-2 L16 で、3水準の因子 A を列[1]・[2]・[3]に擬水準法で置いた(第1水準を重複)。2水準の因子 B,C はほかの列に置き、交互作用は無視できるとする。μ^(A1B1C1) と μ^(A2B1C1) の有効反復数を伊奈の式で求めよ。田口の式を使った場合の値と比べよ。
- 10.2-3 L8 で3水準の因子 A を列[1]・[2]・[3]に擬水準法で置いた。4水準の列の水準ごとの和(各2個)は次のとおりであった。
TA1∘=40,TA2=52,TA3=60,TA1′=44
SA と SA1A1′ を求めよ。その和が、4水準の列としての平方和 ∑T2/2−CT に等しいことを確かめよ。4. 10.2-4 例題 10.4 で、3水準の因子の水準を固定したときの、D2 と D1 の母平均の差を点推定せよ。その推定量の分散を誤差分散で表し、プール後の誤差を使って95%信頼区間を求めよ。5. 10.2-5 擬水準法で、重複させる水準として現行の条件を選ぶことの利点を、推定量の分散の観点から1〜2文で述べよ。
AI(Claude)が書いた教材を、木下が勉強しながら公開しています。式と数値は検算していますが、誤りが残っているかもしれません。誤りのご指摘・削除のご依頼をいただければ直します。 連絡先:support@tecktom.com