この章のまとめと試験での出方
AI 生成・木下が未勉強
実験計画法 第14章 §14.3
測定を繰り返す実験では、同じ実験から出た測定値が1次誤差を共有するので、データの構造式に1次誤差 と2次誤差 の2つの誤差項を置く。総平方和は、水準間・実験間・測定間の3つに直交分解される。期待平均平方は次のとおりである。
この形から次の手順が決まる。
- 検定:要因は で割って検定する。 で1次誤差の有無を調べ、有意でなければ2つの誤差をプールする。
- 推定:水準の母平均の分散は に等しい。よって1次誤差の平均平方を使った 分布の正確な信頼区間が得られる。
- 分散成分と測定回数:分散成分は で推定する。費用 のもとで測定回数の最適値は である。
統計応用(理工学)の5問の中で、測定の繰返しだけを主題にした大問が出る可能性は高くないが、2段の誤差を持つ期待平均平方は、分割法(第12章)・乱塊法(第11章)・変量模型の分散成分の推定と共通の道具で、次のような小問の連鎖の一部として現れうる。
- 数値の表 → 修正項と3段の平方和 → 分散分析表 → 1次誤差の検定とプールの判断 → 要因の検定 → 最適水準の母平均の区間。
- 構造式 → データの共分散(同じ実験の測定値の相関)→ の導出 → 検定の分母が である理由 → 全データを繰返しとみなしたときの誤差分散の期待値と誤りの程度。
- 分散成分の点推定 → 水準平均の分散を実験回数と測定回数の関数として書く → 費用の制約のもとで最小化して → 数値を入れて整数の測定回数を選ぶ。
いずれも、期待平均平方の表を構造式から自分で導けることが出発点になる。期待平均平方を書けば、検定の分母・推定の分散・分散成分の推定量がすべてそこから読み取れる。
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