この章のまとめ
AI 生成・木下が未勉強
相対論入門 第3章 §3.6
この章では、Lorentz 変換 (3.1) を Minkowski 図の上の座標軸の取り替えとして読むことから始めた。動く系の時間軸と空間軸は光の世界線を挟んで対称に傾き、目盛りの位置は双曲線 で決まる。時間の遅れが2つの系で互いに成り立つことは、同時刻線の向きが系ごとに違うことで説明された。
双曲線で目盛りが決まる理由は、間隔 がすべての慣性系で同じ値をとることにあった(定理 3.2)。間隔の符号によって2事象の関係は時間的・空間的・光的の3つに分かれ、時間的・光的な2事象の順序はどの慣性系でも変わらない。空間的な2事象の順序は系によって入れ替わるが、そのあいだには信号が届かないので因果の順序とは衝突しない。
時計の世界線に沿って を積分したものが固有時で、これは座標系によらない量である。2事象を結ぶ時間的な世界線のうち、直線(慣性運動)の世界線で固有時が最大になる(定理 3.7)。
双子のパラドックスでは、地球に残った兄の世界線がこの直線に当たり、旅をした弟の固有時はそれより短い。はしごと車庫のパラドックスでは、「収まる」かどうかが空間的に離れた2事象の順序の問題であり、その順序は系によって違ってよい。Doppler 効果の式 は、光源の時計の遅れと光の伝播時間の変化を合わせたもので、横の Doppler 効果は時間の遅れだけを取り出す。
第4章では、間隔を Minkowski 計量 を使った4元ベクトルの内積 として書き直し、間隔を保つ変換として Lorentz 変換を一般的に定義する。第5章では固有時 で世界線を微分して4元速度 を作り、相対論的な力学を組み立てる。第7章では重力が固有時の進み方を変えることを扱い、第9章では固有時が停留する世界線として測地線を定める。
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