この章のまとめ
AI 生成・木下が未勉強
相対論入門 第11章 §11.5
この章では、計量を決める方程式を、物質の側と幾何の側の両方から組み立てた。物質の側では、第6章のエネルギー運動量テンソルを最小結合で曲がった時空へ移し、保存則を とした。この式は の項を含むので一般には積分した保存量にならないが、Killing ベクトルがあれば保存量が作れる。ダストではこの保存則が質量の保存と測地線の方程式に分かれ、静止した完全流体では静水圧の釣り合い (11.11) が得られ、圧力も重さを持つことが分かった。
幾何の側では、対称で、2階微分について1次で、発散が恒等的に 0 で、平らな時空で 0 になるテンソルを探した。縮約した Bianchi 恒等式から、Einstein テンソル が選ばれることを示した。係数は、Newton 極限の を Poisson 方程式と比べて決めた。こうして Einstein 方程式
を得た。トレースを反転した形からは、次の3つが出た。
- 真空では になる。
- 静止した流体では が重力の源になる。
- 弱い場の空間成分は となる。
宇宙定数 は、発散が 0 の条件を保つ唯一の追加の項である。密度 、圧力 の真空のエネルギーと同じ働きをし、Newton 極限では距離に比例する斥力になる。電磁場は、最小結合で と斉次の方程式が計量を含まず、非斉次の方程式が の形になり、電荷の保存は方程式から自動的に出る。
第12章では、真空の方程式 を球対称の場合に解いて Schwarzschild 解を求め、例題 11.3 の が光の曲がりの角を2倍にすることを確かめる。第13章では、Einstein 方程式を平らな時空のまわりで線形化して重力波の方程式を作る。第14章では、確認テスト 11.1-4 の流体の式と Einstein 方程式を一様等方な宇宙に当てはめ、Friedmann 方程式を導く。
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