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授業で習った形との対応

2026年10月15日5分で読めますAI生成教科書『虎の巻』第31章 コヒーレント状態とスクイーズド状態
目次
  1. 調和振動子の波束
  2. ショット雑音
  3. 木下の層

AI 生成・木下が未勉強

光学と量子エレクトロニクス 第31章 §31.6 ★★ 量子力学の調和振動子の「形を変えずに振動する Gauss 型の波束」がコヒーレント状態で、幅の合わない波束が周期 π/ω\pi/\omega で呼吸するのがスクイーズド状態。量子エレクトロニクスのショット雑音 2eIB2eIB はコヒーレント状態の Poisson 分布

調和振動子の波束

量子力学の授業では、調和振動子 H^=p^2/(2m)+12mω2x^2\hat H=\hat p^2/(2m)+\frac12m\omega^2\hat x^2 の基底状態の波動関数を ψ0(x)=(mω/πℏ)1/4e−mωx2/(2ℏ)\psi_0(x)=(m\omega/\pi\hbar)^{1/4}\mathrm{e}^{-m\omega x^2/(2\hbar)} と習い、Δx Δp=ℏ/2\Delta x\,\Delta p=\hbar/2 の最小不確定の状態であることを確かめる。さらに、基底状態を xcx_{\mathrm c} だけずらした波束は形を変えずに古典の軌道のとおり振動することを習う(E. Schrödinger (1926), Naturwissenschaften 14, 664 が示した、量子力学から古典力学へ移る例)。その波動関数は

ψα(x,t)∝exp⁡[−mω2ℏ(x−xc(t))2+ipc(t)xℏ],xc=2ℏmωRe⁡α(t),pc=2ℏmωIm⁡α(t)\psi_\alpha(x,t)\propto\exp\Bigl[-\frac{m\omega}{2\hbar}\bigl(x-x_{\mathrm c}(t)\bigr)^2+\frac{\mathrm{i} p_{\mathrm c}(t)x}{\hbar}\Bigr],\qquad x_{\mathrm c}=\sqrt{\frac{2\hbar}{m\omega}}\operatorname{Re}\alpha(t),\quad p_{\mathrm c}=\sqrt{2\hbar m\omega}\operatorname{Im}\alpha(t)

で、α(t)=αe−iωt\alpha(t)=\alpha\mathrm{e}^{-\mathrm{i}\omega t} である。これがこの章のコヒーレント状態で、X^1=mω/(2ℏ) x^\hat X_1=\sqrt{m\omega/(2\hbar)}\,\hat x、X^2=p^/2ℏmω\hat X_2=\hat p/\sqrt{2\hbar m\omega} と読み替えると Δx Δp=ℏ/2\Delta x\,\Delta p=\hbar/2 は ΔX1ΔX2=14\Delta X_1\Delta X_2=\frac14 になる。授業では「古典に一番近い量子状態」として出てくる波束が、光の巻ではレーザー光の量子状態になる。光の振動子の「位置」は電場の一方の直交位相で、波束の中心の振動は電場の古典の振動である。

基底状態と違う幅 Δx=e−rℏ/(2mω)\Delta x=\mathrm{e}^{-r}\sqrt{\hbar/(2m\omega)} の Gauss 型の波束から始めると、波束は形を保たない。x^(t)=x^cos⁡ωt+p^sin⁡ωt/(mω)\hat x(t)=\hat x\cos\omega t+\hat p\sin\omega t/(m\omega) から

(Δx)2(t)=ℏ2mω(e−2rcos⁡2ωt+e2rsin⁡2ωt)(31.29)(\Delta x)^2(t)=\frac{\hbar}{2m\omega}\bigl(\mathrm{e}^{-2r}\cos^2\omega t+\mathrm{e}^{2r}\sin^2\omega t\bigr)\tag{31.29}

で、幅は周期 π/ω\pi/\omega(振動の周期の半分)で縮んだり広がったりする。これがスクイーズド状態で、位置の揺らぎと運動量の揺らぎが 1/41/4 周期ごとに入れ替わる。第4章(第4章)で、2乗の屈折率の分布を持つ媒質の中で、基本モードに合わない幅のガウスビームの半径が、近軸の光線の振動の周期の半分で振動することを見た。近軸の波動方程式が Schrödinger 方程式と同じ形なので、それはこの式と同じものである。

ショット雑音

量子エレクトロニクスの授業では、光検出器の光電流 II に乗る雑音を Schottky の式

⟨(δI)2⟩=2eIB(31.30)\langle (\delta I)^2 \rangle =2eIB\tag{31.30}

で習う(BB は測定の帯域)。導き方は、光電子が時間 τ\tau の間にたがいに独立に N=Iτ/eN=I\tau/e 個出るとして Poisson 分布の (ΔN)2=N(\Delta N)^2=N を使い、(δI)2=e2(ΔN)2/τ2=eI/τ(\delta I)^2=e^2(\Delta N)^2/\tau^2=eI/\tau と書いて、時間 τ\tau の平均が帯域 B=1/(2τ)B=1/(2\tau) に当たることを使うものである。この章の言葉では、量子効率 11 の検出器に入るコヒーレント状態の光子数が Poisson 分布 (31.15) に従うことが、この式の前提「光電子がたがいに独立に出る」の中身である。ショット雑音は光検出器の性質でなく、測る光の状態の性質である。振幅スクイーズした光を入れると、光電流の雑音は式 (31.30) より小さくなる。

例題 31.6 光電流のショット雑音とスクイーズ ★★

オリジナル

  1. (1) 光電流 1 mA1\,\mathrm{mA} を帯域 1 MHz1\,\mathrm{MHz} で測るときのショット雑音の電流の大きさ 2eIB\sqrt{2eIB} を求めよ。
  2. (2) 同じ平均の光電流のまま、光を 6 dB6\,\mathrm{dB} 振幅スクイーズした光に替えた。雑音の電流はいくらになるか。
  3. (3) 式 (31.29) で r=0.5r=0.5 のとき、波束の幅の最大と最小の比、および幅が最小から最大へ移る時間を、振動の周期 2π/ω2\pi/\omega で表せ。
解答

(1) 2×1.602×10−19×10−3×106=1.79×10−8 A=17.9 nA\sqrt{2\times1.602\times10^{-19}\times10^{-3}\times10^6}=1.79\times10^{-8}\,\mathrm A=17.9\,\mathrm{nA} である。平均の電流の 1.8×10−51.8\times10^{-5} で、例題 31.3 の相対的な揺らぎと同じ桁になる。

(2) 6 dB6\,\mathrm{dB} は分散を 10−0.6=0.25110^{-0.6}=0.251 倍にすることなので、電流の大きさは 0.251=0.501\sqrt{0.251}=0.501 倍の 8.97 nA8.97\,\mathrm{nA} になる。平均の電流に対する雑音の比を同じにするには、コヒーレント状態の光では、光電流(平均の光子数)を4倍にして相対的な揺らぎを半分にする必要がある。

(3) 分散の比は e2r/e−2r=e4r=e2\mathrm{e}^{2r}/\mathrm{e}^{-2r}=\mathrm{e}^{4r}=\mathrm{e}^{2} なので、幅の比は e2r=e1=2.72\mathrm{e}^{2r}=\mathrm{e}^{1}=2.72 である。最小(ωt=0\omega t=0)から最大(ωt=π/2\omega t=\pi/2)までは周期の 14\frac14 で、幅の振動の周期は振動の周期の半分である。

木下の勉強ステータス

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