授業で習った形との対応
AI 生成・木下が未勉強
光学と量子エレクトロニクス 第33章 §33.6 ★★ 光学の授業のビームスプリッタの強度の式・Stokes の関係・Malus の法則と、量子力学の授業のスピンの一重項の Bell の相関が、この章の演算子の変換と偏光の対のどこに当たるか
光学の授業では、ビームスプリッタを強度の透過率 と反射率 で書き、2つの入口から同じ周波数のコヒーレントな光を入れたときの出口の強度を
と習う( は透過と反射の位相の差で決まる定数)。2つの出口の干渉項が逆符号であること(片方が明るいと他方が暗い)は、Stokes の関係 (第9章の「授業で習った形との対応」の節)から出る。この章の式 (33.3) は、同じ振幅の関係を演算子で書いたもので、期待値をとると上の強度の式に戻る。古典の式で とおいて入口2を消したところに、量子論では真空のモードが残る。その真空は強度の期待値には寄与しないので、古典の式では見えない。
光学の授業の Malus の法則 (偏光子を通った光をもう1枚の偏光子に通したときの強度)は、1光子では「角 の偏光の光子が角 の偏光子を透過する確率が 」と読む。式 (33.21) の対では、光子1が角 の偏光子を透過した瞬間に光子2の偏光は に決まり、光子2の透過の確率は Malus の法則の になる。これと光子1の透過の確率 を掛けたものが、本文の である。
量子力学の授業では、Bell の不等式をスピン の2粒子の一重項 で習い、軸のなす角を として相関を
と書く。光子の偏光の式 (33.22) との違いは2つある。1つは角が2倍になることで、スピンの Bloch 球と偏光の Poincaré 球の対応(第15章)では、偏光子の角 が球の上の角 に当たる。偏光子を 回すと直交する偏光になり、スピンの軸を 回したのと同じになる。もう1つは符号で、一重項は2つのスピンが逆向きに相関し、式 (33.21) の対は2つの偏光が同じ向きに相関する。どちらの対を使っても、CHSH の4つの角を選び直せば になる。
例題 33.7 スピンの角と偏光子の角 ★★
オリジナル
- (1) スピンの一重項で を与える軸の組(, と , )を、偏光の対 (33.21) の偏光子の角に読み替えよ。
- (2) 局所的な模型の1つとして、各光子が角 の直線偏光を持って生まれ( は一様にでたらめ、2個で同じ )、偏光子の透過軸から 以内なら透過する、という規則を考える。この模型の相関 を求め、CHSH の4つの角での を求めよ。
解答
(1) スピンの軸の角を半分にすれば偏光子の角になり、, と , になる。本文の角の組そのものである。
(2) 角の差 のとき、2つの判定が食い違う の範囲は長さ (周期 のうち)なので、一致の確率は 、相関は ( をラジアンで)の直線になる。 で 、 で なので で、局所的な模型の上限にちょうど達する。量子の は同じ角で で、直線より絶対値が大きい分だけ が まで伸びる。
木下の勉強ステータス
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