実験計画法 第4章 §4.4
- 4.1-1 N=30 なので ϕA=ℓ−1=4, ϕe=N−ℓ=25, ϕT=N−1=29 である(29 = 4 + 25)。定理 4.2 よりE(VA)=σ2+46∑i=15ai2=σ2+23∑iai2。棄却域は F0≥F4,25(0.05)(数値は 2.76)である。
- 4.1-2 全平均は xˉˉ=(10+12+11+15)/4=12。各量は次のとおりである。
SA=3{(−2)2+02+(−1)2+32}=3×14=42,ϕAϕe=3,=4×2=8,VAVe=14,=24/8=3.
F0=14/3=4.67。分散分析表は
| 要因 | 平方和 | 自由度 | 平均平方 | F0 | E(V) |
| A | 42 | 3 | 14 | 4.67∗ | σ2+3σA2 |
| e | 24 | 8 | 3 | | σ2 |
| 計 | 66 | 11 | | | |
4.07≤4.67<7.59 なので、有意水準 5% で有意、1% では有意でない。3. 4.1-3 ∑ai2=4+0+4=8, σ2=4, ϕA=2, ϕe=3×4=12。期待値と非心度は次のとおりである。
E(Ve)E(VA)λ=σ2=4,=σ2+r∑ai2/ϕA=4+5×8/2=24,=r∑ai2/σ2=5×8/4=10.
検出力は β=P(F2,12′(10)≥F2,12(0.05)) である。F2,12(0.05)=3.89 で、数値計算すると約 0.70 になる。4. 4.1-4 xˉi⋅=μ+ai+εˉi⋅ で、εˉi⋅∼N(0,σ2/ri) である。全平均は
xˉˉ=N1i∑rixˉi⋅=μ+N1i∑riai+εˉˉ=μ+εˉˉ(制約 ∑riai=0 を使った)
である。よって xˉi⋅−xˉˉ=ai+(εˉi⋅−εˉˉ) で
SA=i∑riai2+2i∑riai(εˉi⋅−εˉˉ)+i∑ri(εˉi⋅−εˉˉ)2.
第2項の期待値は 0 である。第3項は ∑iriεˉi⋅=Nεˉˉ を使って次のように書ける。
i∑ri(εˉi⋅−εˉˉ)2=i∑riεˉi⋅2−Nεˉˉ2
各項の期待値は E(riεˉi⋅2)=ri⋅σ2/ri=σ2, E(Nεˉˉ2)=N⋅σ2/N=σ2 である。よって第3項の期待値は ℓσ2−σ2=(ℓ−1)σ2 で、E(SA)=(ℓ−1)σ2+∑iriai2 を得る。5. 4.2-1 lsd=tϕe(α/2)2Ve/r である。条件 ∣xˉi⋅−xˉk⋅∣≥lsd は、次の検定の棄却域と同じである。
- 仮説:帰無仮説 μi=μk を、対立仮説 μi=μk に対して検定する。
- 統計量:t0=(xˉi⋅−xˉk⋅)/2Ve/r。誤差分散の推定には全水準の Ve を使う。
- 棄却域:有意水準 α の両側検定で、∣t0∣≥tϕe(α/2)。
4.2-2 Ve=3, ϕe=8, r=3 である。
- μ(A4):Ve/r=1 である。区間は 15±2.306×1=[12.69, 17.31]。
- μ(A4)−μ(A1):点推定は 5、2Ve/r=2=1.4142 である。幅の半分は 2.306×1.4142=3.261 で、区間は 5±3.261=[1.74, 8.26]。
4.2-3 c=(−31,−31,−31,1), ∑ci2=31+1=34。計算は次のとおりである。
θ^Ve∑ci2/r幅の半分区間=15−310+12+11=15−11=4,=3×34/3=4/3=1.1547,=2.306×1.1547=2.663,=4±2.663=[1.34, 6.66].
対比の平方和は SL=rL2/∑ci2=3×16/(4/3)=36 である。これは SA=42 の 36/42 = 0.857(約86%)を占める。残りの 6 は、この対比と直交する2つの対比(第1〜第3水準の間の違い)の平方和の合計である。8. 4.2-4 x=μi+ε と xˉi⋅=μi+εˉi⋅ を引くと、一般平均と効果が消える。新しい誤差と誤差の水準平均は独立な正規変数なので、次が成り立つ。
x−xˉi⋅∼N(0,(1+1/r)σ2),Z=(1+1/r)σ2x−xˉi⋅∼N(0,1)
定理 4.4 (1) より、誤差平方和は水準平均と独立である。新しい誤差は手元のデータと独立なので、それとも独立である。よって W=Se/σ2∼χϕe2 は Z と独立で、
W/ϕeZ=(1+1/r)Vex−xˉi⋅∼tϕe.
9. 4.2-5 組の数は (25)=10。事象 Ek を「k 番目の組で誤って有意とする」とする。Bonferroni の不等式からP(⋃kEk)≤∑kP(Ek)=10×0.05=0.5。上限を 0.05 にするには、1組あたりの有意水準を 0.05/10=0.005 にすればよい(lsd の式では tϕe(0.0025) を使う)。
AI(Claude)が書いた教材を、木下が勉強しながら公開しています。式と数値は検算していますが、誤りが残っているかもしれません。誤りのご指摘・削除のご依頼をいただければ直します。 連絡先:support@tecktom.com