この章のまとめと試験での出方
AI 生成・木下が未勉強
実験計画法 第6章 §6.3 ★★ 構造式 → 分散分析表 → 交互作用を検定できない理由 → で区間推定
繰返しのない2元配置法では、交互作用が無いという加法模型 (6.1) のもとで、偏差が3つの直交する部分に分かれる。総平方和は と分かれ、自由度は である(定理 6.1)。期待平均平方は次のとおりで(定理 6.2)、 が帰無仮説のもとで 分布に従う。
誤差平方和は、繰返しのある2元配置法で交互作用の平方和と呼んでいた量と同じ式である。交互作用が存在すれば、 となる (6.10)。交互作用まで含めると母数の個数がデータの個数と等しくなり、誤差分散だけを推定する平均平方が作れない。これが交互作用を検定できない理由である。
交互作用を無視して解析すると、検定は保守的になり、組合せの母平均の推定には の偏りが入る。一方、 が変量因子であれば、交互作用があっても の検定は正しい (6.11)。組合せの母平均は で推定し、有効反復数は である(定理 6.4)。
統計応用(理工学)は 90 分で 5 問から 3 問を選ぶ記述式で、この章の内容は次のような小問の連鎖で問われる。
- データの構造式を書き、交互作用を含めない理由(あるいは含められない理由)を述べる。
- 修正項・平方和・自由度を計算し、分散分析表を完成させる(空欄を埋める形もある)。
- の欄を書き、 分布表と比べて検定する。
- 最適条件を選び、点推定・有効反復数(田口の式と伊奈の式)・信頼区間・予測区間を求める。
- 発展として、交互作用があったときの誤差の期待平均平方の導出、 をブロックとみなしたときの意味、ブロックを無視した解析との比較を問う。
「導出せよ」の形では、次の2つがよく問われる。
- (加法模型のもとと交互作用があるときの両方)。
- 推定量の分散 。
どちらも、平均の分散と共分散を「何個のデータの平均か」「何個のデータを共有するか」から数える計算になる。計算の量は第5章より少ないので、データから定数を引いて小さな整数にしてから計算すれば、試験時間の中で分散分析表まで作ることができる。
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