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2026年10月15日10分で読めますAI生成教科書『資格試験』第11章 計算統計学の方法
目次
  1. §11.1
  2. §11.2
  3. §11.3
  4. 木下の層

AI 生成・木下が未勉強

数理統計 第11章 §11.5

§11.1

  1. 11.1-1 x>0x>0 で

P(X≤x)=P(−log⁡U≤λx)=P(U≥e−λx)=1−e−λxP(X\le x)=P(-\log U\le\lambda x)=P(U\ge\mathrm{e}^{-\lambda x})=1-\mathrm{e}^{-\lambda x}

であり、これは Ex(λ)\mathrm{Ex}(\lambda) の分布関数である。

逆関数法では、F(x)=1−e−λxF(x)=1-\mathrm{e}^{-\lambda x} の逆関数に UU を入れる。その逆関数は F−1(u)=−λ−1log⁡(1−u)F^{-1}(u)=-\lambda^{-1}\log(1-u) である。

1−U1-U も U(0,1)\mathrm U(0,1) に従う。そのため 1−U1-U を UU に置き換えても、分布は変わらない。違いは引き算を1回省けることだけである。2. 11.1-2 f(x)/1=6x(1−x)f(x)/1=6x(1-x) は x=1/2x=1/2 で最大になり、最大値は 3/2 である。よって最小の MM は 3/2 である。採択の条件は U≤f(Y)/M=4Y(1−Y)U\le f(Y)/M=4Y(1-Y)。採択確率は 1/M=2/31/M=2/3。試行回数は成功確率 p=2/3p=2/3 の幾何分布(1 以上の値をとる形)に従う。平均は 1/p=3/21/p=3/2、分散は (1−p)/p2=(1/3)/(4/9)=3/4(1-p)/p^2=(1/3)/(4/9)=3/4 である。3. 11.1-3 πP=π\pi P=\pi の第1成分は π1(1−a)+π2b=π1\pi_1(1-a)+\pi_2b=\pi_1 である。整理すると aπ1=bπ2a\pi_1=b\pi_2 となる。π1+π2=1\pi_1+\pi_2=1 と合わせて

π=(ba+b, aa+b)\pi=\Bigl(\frac b{a+b},\ \frac a{a+b}\Bigr)

を得る。詳細つり合いは π1p12=aba+b=π2p21\pi_1p_{12}=\frac{ab}{a+b}=\pi_2p_{21} で成り立つ。

PP の固有値は 1 と 1−a−b1-a-b である。トレースが 2−a−b2-a-b であることから分かる。次のようにおく。

Π=(π1π2π1π2),D=1a+b(a−a−bb)\Pi=\begin{pmatrix}\pi_1&\pi_2\\ \pi_1&\pi_2\end{pmatrix},\qquad D=\frac1{a+b}\begin{pmatrix}a&-a\\ -b&b\end{pmatrix}

すると次の関係が、成分の計算で確かめられる。

P=Π+(1−a−b)D,Π2=Π,D2=D,ΠD=DΠ=OP=\Pi+(1-a-b)D,\qquad \Pi^2=\Pi,\quad D^2=D,\quad \Pi D=D\Pi=O

したがって

Pn=Π+(1−a−b)nDP^n=\Pi+(1-a-b)^nD

である。各行は π\pi との差が (1−a−b)n(1-a-b)^n に比例する。0<a,b<10<a,b<1 より ∣1−a−b∣<1\lvert 1-a-b\rvert <1 である。よって各行は ∣1−a−b∣n\lvert 1-a-b\rvert ^n の速さで π\pi に近づく。4. 11.1-4 現在の点を x=(x1,x2)x=(x_1,x_2)、候補を y=(y1,x2)y=(y_1,x_2) とする。このとき

π(y)q(y,x)=π(y1,x2)π(x1∣x2),π(x)q(x,y)=π(x1,x2)π(y1∣x2)\pi(y)q(y,x)=\pi(y_1,x_2)\pi(x_1\mid x_2),\qquad \pi(x)q(x,y)=\pi(x_1,x_2)\pi(y_1\mid x_2)

である。π(u,x2)=π2(x2)π(u∣x2)\pi(u,x_2)=\pi_2(x_2)\pi(u\mid x_2) を両方に入れると、どちらも π2(x2)π(y1∣x2)π(x1∣x2)\pi_2(x_2)\pi(y_1\mid x_2)\pi(x_1\mid x_2) になる。よって比は 1 である。したがって α=min⁡{1,1}=1\alpha=\min\{1,1\}=1 で、候補は常に採択される。5. 11.1-5 推定量 p^\hat p の分散は p(1−p)/Np(1-p)/N である。よって相対誤差は (1−p)/(Np)\sqrt{(1-p)/(Np)} である。これを 0.1 以下にする条件は

N≥1−p0.01p=0.977250.0002275≈4295.6N\ge\frac{1-p}{0.01p}=\frac{0.97725}{0.0002275}\approx4295.6

で、最小の NN は 4296 である。

§11.2

  1. 11.2-1 nn 種類から重複を許して同数を選ぶ組合せの数なので、(2n−1n)\binom{2n-1}{n} 通りである。n=5n=5 では (95)=126\binom95=126 通りである。順序を区別した nnn^n 通りのうち、すべて異なる並びは n!n! 通りである。よって確率は n!/nnn!/n^n である。n=5n=5 では 120/3125=0.0384120/3125=0.0384 になる。多重集合の126通りは等確率ではない(すべて異なるものは 5!5! 通りの並びに対応するが、1つの値が5回のものは1通り)ことに注意する。
  2. 11.2-2 各回の抽出で x1x_1 が選ばれない確率は 1−1/n1-1/n である。nn 回の抽出は独立なので、求める確率は (1−1/n)n(1-1/n)^n である。 n=10n=10 では 0.910≈0.34870.9^{10}\approx0.3487 である。n→∞n\to\infty の極限は e−1≈0.3679\mathrm{e}^{-1}\approx0.3679 である。異なる観測値の個数は ∑i=1n1{xi が現れる}\sum_{i=1}^n\bm 1\{x_i\text{ が現れる}\} なので、期待値は n{1−(1−1/n)n}≈0.632nn\{1-(1-1/n)^n\}\approx0.632n である。
  3. 11.2-3 命題 11.11 から E∗[Xˉ∗2]=V∗[Xˉ∗]+xˉ2=xˉ2+σ^2/nE_\ast[\bar X^{\ast2}]=V_\ast[\bar X^\ast]+\bar x^2=\bar x^2+\hat\sigma^2/n。偏りの推定は σ^2/n\hat\sigma^2/n、偏り修正推定量は xˉ2−σ^2/n\bar x^2-\hat\sigma^2/n である。不偏推定量は Xˉ2−S2/n\bar X^2-S^2/n である。これは E[Xˉ2]=μ2+σ2/nE[\bar X^2]=\mu^2+\sigma^2/n と E[S2]=σ2E[S^2]=\sigma^2 から分かる。ブートストラップの修正は S2S^2 の代わりに σ^2=n−1nS2\hat\sigma^2=\frac{n-1}nS^2 を使ったものになる。差は S2/n2S^2/n^2 で O(n−2)\mathcal{O}(n^{-2}) である。
  4. 11.2-4 各 Xi∗X_i^\ast は独立で、確率 p^\hat p で 1、残りの確率で 0 をとる。よって np^∗∼Bin(n,p^)n\hat p^\ast\sim\mathrm{Bin}(n,\hat p) となる。 V∗[p^∗]=p^(1−p^)/nV_\ast[\hat p^\ast]=\hat p(1-\hat p)/n で、標準誤差の推定は p^(1−p^)/n\sqrt{\hat p(1-\hat p)/n} である。0 と 1 だけをとる分布は Bin(1,p)\mathrm{Bin}(1,p) の族で尽くされる。経験分布そのものが Bin(1,p^)\mathrm{Bin}(1,\hat p) なので、ノンパラメトリックとパラメトリックのブートストラップは同じ分布から抽出することになり、結果が一致する。

§11.3

  1. 11.3-1 ℓ(θ)=θ∑T(xi)−nA(θ)+定数\ell(\theta)=\theta\sum T(x_i)-nA(\theta)+\text{定数} なので ℓ′′(θ)=−nA′′(θ)\ell''(\theta)=-nA''(\theta) で、データによらない。Fisher 情報量は In(θ)=−E[ℓ′′(θ)]=nA′′(θ)I_n(\theta)=-E[\ell''(\theta)]=nA''(\theta) なので −ℓ′′(θ)=In(θ)-\ell''(\theta)=I_n(\theta)。Newton 法 (11.12) の分母 −ℓ′′-\ell'' とスコア法 (11.15) の分母 InI_n が同じ値なので、2つの反復は一致する。
  2. 11.3-2 ℓ′=r/λ−T\ell'=r/\lambda-T、ℓ′′=−r/λ2\ell''=-r/\lambda^2 である。よって

λk+1=λk+λk2r(rλk−T)=2λk−Trλk2\lambda_{k+1}=\lambda_k+\frac{\lambda_k^2}{r}\Bigl(\frac r{\lambda_k}-T\Bigr)=2\lambda_k-\frac{T}{r}\lambda_k^2

となる。λ^=r/T\hat\lambda=r/T を使うと

ek+1=2λk−λk2λ^−λ^=−(λk−λ^)2λ^=−Tr ek2e_{k+1}=2\lambda_k-\frac{\lambda_k^2}{\hat\lambda}-\hat\lambda=-\frac{(\lambda_k-\hat\lambda)^2}{\hat\lambda}=-\frac Tr\,e_k^2

である。uk=ek/λ^u_k=e_k/\hat\lambda とおくと uk+1=−uk2u_{k+1}=-u_k^2 である。よって k≥1k\ge1 で ∣uk∣=∣u0∣2k\lvert u_k\rvert =\lvert u_0\rvert ^{2^k} となる。

  • ∣u0∣<1\lvert u_0\rvert <1 のとき:uk→0u_k\to0 で収束する。これは 0<λ0<2λ^0<\lambda_0<2\hat\lambda と同値である。
  • ∣u0∣>1\lvert u_0\rvert >1 のとき:∣uk∣→∞\lvert u_k\rvert \to\infty で発散する。
  • ∣u0∣=1\lvert u_0\rvert =1 のとき:初期値は 0 か 2λ^2\hat\lambda である。uk=−1u_k=-1、すなわち λk=0\lambda_k=0 にとどまる。

したがって収束は 0<λ0<2λ^0<\lambda_0<2\hat\lambda のときに限る。例題の値では λ^=0.2\hat\lambda=0.2 である。λ0=1\lambda_0=1 から始めると λ1=2−5=−3\lambda_1=2-5=-3 となり、発散する。3. 11.3-3 第1セルの度数 y1y_1 を2つに分ける。確率 1/2 の部分を zz、残りの部分を y1−zy_1-z とする。完全データの対数尤度は、θ\theta によらない項を除いて

(y1−z+y4)log⁡θ+(y2+y3)log⁡(1−θ)(y_1-z+y_4)\log\theta+(y_2+y_3)\log(1-\theta)

である。E ステップは zz の条件付き期待値で、

zk=y1⋅1/21/2+θk/4=2y12+θkz_k=y_1\cdot\frac{1/2}{1/2+\theta_k/4}=\frac{2y_1}{2+\theta_k}

である。M ステップは二項型の最尤推定で

θk+1=y1−zk+y4y1−zk+y2+y3+y4\theta_{k+1}=\frac{y_1-z_k+y_4}{y_1-z_k+y_2+y_3+y_4}

となる。θ0=0.5\theta_0=0.5 では z0=160/2.5=64z_0=160/2.5=64 である。よって θ1=(16+24)/(16+70)=40/86≈0.4651\theta_1=(16+24)/(16+70)=40/86\approx0.4651 となる。

尤度方程式は

y12+θ−y2+y31−θ+y4θ=0\frac{y_1}{2+\theta}-\frac{y_2+y_3}{1-\theta}+\frac{y_4}{\theta}=0

で、分母を払うと次の2次方程式になる(n=150n=150)。

nθ2−{y1−2(y2+y3)−y4}θ−2y4=0n\theta^2-\{y_1-2(y_2+y_3)-y_4\}\theta-2y_4=0

数値を入れると 150θ2+36θ−48=0150\theta^2+36\theta-48=0、すなわち 25θ2+6θ−8=025\theta^2+6\theta-8=0 である。正の解は θ^=(209−3)/25≈0.4583\hat\theta=(\sqrt{209}-3)/25\approx0.4583 である。EM を続けると θ2≈0.4594\theta_2\approx0.4594、θ3≈0.4585\theta_3\approx0.4585 となり、最尤推定値に近づく。4. 11.3-4 分散 1 の正規密度では log⁡ϕ(x;μ,1)=−12(x−μ)2+定数\log\phi(x;\mu,1)=-\frac12(x-\mu)^2+\text{定数} である。よって wi=wi(k)w_i=w_i^{(k)} と書くと

Q=∑i[wi{log⁡π−12(xi−μ1)2}+(1−wi){log⁡(1−π)−12(xi−μ2)2}]+定数Q=\sum_i\Bigl[w_i\bigl\{\log\pi-\tfrac12(x_i-\mu_1)^2\bigr\}+(1-w_i)\bigl\{\log(1-\pi)-\tfrac12(x_i-\mu_2)^2\bigr\}\Bigr]+\text{定数}

となる。∂Q/∂π=∑wi/π−∑(1−wi)/(1−π)=0\partial Q/\partial\pi=\sum w_i/\pi-\sum(1-w_i)/(1-\pi)=0 を解くと π=∑wi/n\pi=\sum w_i/n である。

∂Q/∂μ1=∑wi(xi−μ1)=0\partial Q/\partial\mu_1=\sum w_i(x_i-\mu_1)=0 から μ1=∑wixi/∑wi\mu_1=\sum w_ix_i/\sum w_i である。QQ はこれらの母数についてそれぞれ凹なので、得た点は最大点である。μ2\mu_2 の式も同様で、重みを 1−wi1-w_i に替えればよい。5. 11.3-5 ℓ(θ)=−log⁡(1+θ2)+定数\ell(\theta)=-\log(1+\theta^2)+\text{定数} より

ℓ′=−2θ1+θ2,ℓ′′=−2(1−θ2)(1+θ2)2\ell'=-\frac{2\theta}{1+\theta^2},\qquad \ell''=-\frac{2(1-\theta^2)}{(1+\theta^2)^2}

である。よって

θk+1=θk−ℓ′ℓ′′=θk−θk1+θk21−θk2=−2θk31−θk2\theta_{k+1}=\theta_k-\frac{\ell'}{\ell''}=\theta_k-\theta_k\frac{1+\theta_k^2}{1-\theta_k^2}=\frac{-2\theta_k^3}{1-\theta_k^2}

となる。比は ∣θk+1∣/∣θk∣=2θk2/∣1−θk2∣\lvert \theta_{k+1}\rvert /\lvert \theta_k\rvert =2\theta_k^2/\lvert 1-\theta_k^2\rvert である。

  • θk2<1/3\theta_k^2<1/3 のとき:比は 1 より小さいので ∣θk∣\lvert \theta_k\rvert は減り続け、比も減る。よって

∣θk∣≤(2θ021−θ02)k∣θ0∣→0\lvert \theta_k\rvert \le\Bigl(\frac{2\theta_0^2}{1-\theta_0^2}\Bigr)^k\lvert \theta_0\rvert \to0

となる。0 の近くでは ∣θk+1∣≈2∣θk∣3\lvert \theta_{k+1}\rvert \approx2\lvert \theta_k\rvert ^3 の3次収束である。

  • 1/3<θk2<11/3<\theta_k^2<1 のとき:比は 1 より大きい。
  • θk2>1\theta_k^2>1 のとき:比は 2θk2/(θk2−1)>22\theta_k^2/(\theta_k^2-1)>2 である。

後の2つでは ∣θk+1∣>∣θk∣≥1/3\lvert \theta_{k+1}\rvert >\lvert \theta_k\rvert \ge1/\sqrt3 となる。よって ∣θk∣\lvert \theta_k\rvert は 1/31/\sqrt3 より大きいまま増え続け、0 に収束しない。∣θ∣>1\lvert \theta\rvert >1 では ℓ′′>0\ell''>0 で、Newton 法が尤度の最大点でなく下に凸の部分の停留点へ向かうことが原因である。

木下の勉強ステータス

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