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確認テストの解答

2026年10月15日11分で読めますAI生成教科書『基礎理論』第6章 代表的な分布
目次
  1. 6.1 の解答
  2. 6.2 の解答
  3. 6.3 の解答
  4. 木下の層

AI 生成・木下が未勉強

確率論入門 第6章 §6.5

6.1 の解答

  1. 6.1-1 値は 0 か 1 しかなく、02=0, 12=10^2=0,\ 1^2=1 なので X2=XX^2=X である。よって E[X2]=E[X]=pE[X^2]=E[X]=p で、

V[X]=E[X2]−E[X]2=p−p2=p(1−p)=14−(p−12)2V[X]=E[X^2]-E[X]^2=p-p^2=p(1-p)=\frac14-\Bigl(p-\frac12\Bigr)^2

となる。最大は p=12p=\frac12 のときで、最大値は 14\frac14 である。2. 6.1-2 (a) k≥1k\ge1 について

P(X=k)P(X=k−1)=e−λλk/k!e−λλk−1/(k−1)!=λk\frac{P(X=k)}{P(X=k-1)}=\frac{\mathrm{e}^{-\lambda}\lambda^k/k!}{\mathrm{e}^{-\lambda}\lambda^{k-1}/(k-1)!}=\frac\lambda k

である。この比は k<λk<\lambda で 1 より大きく、k>λk>\lambda で 1 より小さい。よって確率は k≤λk\le\lambda の範囲で増え、その後は減る。

λ=3.5\lambda=3.5 とする。比は3のとき 3.5/3>13.5/3>1、4のとき 3.5/4<13.5/4<1 である。よって最大を与えるのは k=3k=3 で、

P(X=3)=e−3.5⋅3.536≈0.2158P(X=3)=\mathrm{e}^{-3.5}\cdot\frac{3.5^3}{6}\approx0.2158

である。(b) 次の恒等式が成り立つ(右辺を展開すると X3−3X2+2X+3X2−3X+X=X3X^3-3X^2+2X+3X^2-3X+X=X^3)。

X3=X(X−1)(X−2)+3X(X−1)+XX^3=X(X-1)(X-2)+3X(X-1)+X

命題 6.6 の階乗モーメントを使うと、E[X3]=λ3+3λ2+λE[X^3]=\lambda^3+3\lambda^2+\lambda である。3. 6.1-3 非負整数値の XX を考える。k≥1k\ge1 なら k=∑n=0k−11k=\sum_{n=0}^{k-1}1 なので、非負の項の和の順序を入れ替えて

E[X]=∑k≥1kP(X=k)=∑k≥1∑n=0k−1P(X=k)=∑n≥0∑k>nP(X=k)=∑n≥0P(X>n)E[X]=\sum_{k\ge1}kP(X=k)=\sum_{k\ge1}\sum_{n=0}^{k-1}P(X=k)=\sum_{n\ge0}\sum_{k>n}P(X=k)=\sum_{n\ge0}P(X>n)

を得る(両辺が ∞\infty の場合も含めて成り立つ)。X∼Geo(p)X\sim\mathrm{Geo}(p) なら P(X>n)=(1−p)nP(X>n)=(1-p)^n だから、

E[X]=∑n≥0(1−p)n=11−(1−p)=1pE[X]=\sum_{n\ge0}(1-p)^n=\frac1{1-(1-p)}=\frac1p

である。4. 6.1-4 G(n)=P(X>n)G(n)=P(X>n) と置く。X≥1X\ge1 なので G(0)=1G(0)=1 である。仮定は G(m+n)=G(m)G(n)G(m+n)=G(m)G(n) と書き直せる。q=G(1)q=G(1) と置くと、帰納法で G(n)=qnG(n)=q^n である。

q=P(X>1)>0q=P(X>1)>0 は仮定から成り立つ。q=1q=1 なら、すべての番号で P(X>n)=1P(X>n)=1 となる。すると P(X<∞)=lim⁡nP(X≤n)=0P(X<\infty)=\lim_nP(X\le n)=0 となり、XX が実数値であることに反する。よって 0<q<10<q<1 で、p=1−qp=1-q と置くと

P(X=k)=G(k−1)−G(k)=qk−1−qk=(1−p)k−1p(k≥1)P(X=k)=G(k-1)-G(k)=q^{k-1}-q^k=(1-p)^{k-1}p\qquad(k\ge1)

となり、X∼Geo(p)X\sim\mathrm{Geo}(p) である。

6.2 の解答

  1. 6.2-1 平均と2乗の平均は

E[X]=∫abxb−a dx=b2−a22(b−a)=a+b2,E[X2]=b3−a33(b−a)=a2+ab+b23E[X]=\int_a^b\frac{x}{b-a}\,\mathrm{d} x=\frac{b^2-a^2}{2(b-a)}=\frac{a+b}2,\qquad E[X^2]=\frac{b^3-a^3}{3(b-a)}=\frac{a^2+ab+b^2}{3}

なので

V[X]=a2+ab+b23−(a+b)24=4a2+4ab+4b2−3a2−6ab−3b212=(b−a)212.V[X]=\frac{a^2+ab+b^2}{3}-\frac{(a+b)^2}{4}=\frac{4a^2+4ab+4b^2-3a^2-6ab-3b^2}{12}=\frac{(b-a)^2}{12}.

Y=a+(b−a)UY=a+(b-a)U の分布関数は

P(Y≤y)=P(U≤y−ab−a)={0(y≤a)y−ab−a(a<y<b)1(y≥b)P(Y\le y)=P\Bigl(U\le\frac{y-a}{b-a}\Bigr)=\begin{cases}0&(y\le a)\\\dfrac{y-a}{b-a}&(a<y<b)\\1&(y\ge b)\end{cases}

である。これは密度 1b−a1(a,b)\frac{1}{b-a}\mathbf 1_{(a,b)} の分布関数なので Y∼U(a,b)Y\sim\mathrm U(a,b) である。2. 6.2-2 ϕ′(z)=−zϕ(z)\phi'(z)=-z\phi(z) を使って、m≥1m\ge1 について

E[Z2m]=∫Rz2m−1⋅zϕ(z) dz=[−z2m−1ϕ(z)]−∞∞+(2m−1)∫Rz2m−2ϕ(z) dz=(2m−1)E[Z2m−2]\begin{aligned}E[Z^{2m}]&=\int_{\mathbb{R}}z^{2m-1}\cdot z\phi(z)\,\mathrm{d} z=\Bigl[-z^{2m-1}\phi(z)\Bigr]_{-\infty}^{\infty}+(2m-1)\int_{\mathbb{R}}z^{2m-2}\phi(z)\,\mathrm{d} z\\ &=(2m-1)E[Z^{2m-2}]\end{aligned}

である(境界項は ϕ\phi が多項式より速く減るので 0)。E[Z0]=1E[Z^0]=1 から順に、

E[Z2]=1,E[Z4]=3,E[Z6]=15E[Z^2]=1,\qquad E[Z^4]=3,\qquad E[Z^6]=15

である。X−μ=σZX-\mu=\sigma Z と書けるので(命題 6.12)、E[(X−μ)4]=σ4E[Z4]=3σ4E[(X-\mu)^4]=\sigma^4E[Z^4]=3\sigma^4 である。3. 6.2-3 (6.19) で k=−1k=-1 と置く。条件 −1>−α-1>-\alpha は α>1\alpha>1 と同値である。Γ(α)=(α−1)Γ(α−1)\Gamma(\alpha)=(\alpha-1)\Gamma(\alpha-1) から

E[1X]=Γ(α−1)Γ(α)λ−1=λα−1E\Bigl[\frac1X\Bigr]=\frac{\Gamma(\alpha-1)}{\Gamma(\alpha)\lambda^{-1}}=\frac{\lambda}{\alpha-1}

である。Ga(3,2)\mathrm{Ga}(3,2) なら E[1/X]=2/2=1E[1/X]=2/2=1 である。これは 1/E[X]=2/31/E[X]=2/3 より大きく、第10章の Jensen の不等式 E[1/X]≥1/E[X]E[1/X]\ge1/E[X] の例になっている。4. 6.2-4 (a) y>0y>0 について P(cX>y)=P(X>y/c)=e−(λ/c)yP(cX>y)=P(X>y/c)=\mathrm{e}^{-(\lambda/c)y} である。0 以下の yy では 1 である。これは Ex(λ/c)\mathrm{Ex}(\lambda/c) の裾の確率なので、cX∼Ex(λ/c)cX\sim\mathrm{Ex}(\lambda/c) である。(b) X>0X>0 なので、⌈X⌉\lceil X\rceil は正の整数値をとる。正の整数 kk について、{⌈X⌉=k}={k−1<X≤k}\{\lceil X\rceil=k\}=\{k-1<X\le k\} だから

P(⌈X⌉=k)=e−λ(k−1)−e−λk=(e−λ)k−1(1−e−λ)P(\lceil X\rceil=k)=\mathrm{e}^{-\lambda(k-1)}-\mathrm{e}^{-\lambda k}=(\mathrm{e}^{-\lambda})^{k-1}(1-\mathrm{e}^{-\lambda})

で、p=1−e−λp=1-\mathrm{e}^{-\lambda} の幾何分布の確率関数 (6.6) に一致する。5. 6.2-5 (6.27) で σ1=σ2=1, μ1=μ2=0\sigma_1=\sigma_2=1,\ \mu_1=\mu_2=0 とした密度を使う。命題 6.19 (2) から X∼N(0,1)X\sim\mathrm N(0,1) なので、fX(x)=ϕ(x)f_X(x)=\phi(x) である。指数部分について x2−2ρxy+y2=(y−ρx)2+(1−ρ2)x2x^2-2\rho xy+y^2=(y-\rho x)^2+(1-\rho^2)x^2 が成り立つので

f(x,y)fX(x)=12π1−ρ2exp⁡(−(y−ρx)22(1−ρ2)−x22)12πe−x2/2=12π(1−ρ2)exp⁡(−(y−ρx)22(1−ρ2))\frac{f(x,y)}{f_X(x)}=\frac{\frac{1}{2\pi\sqrt{1-\rho^2}}\exp\Bigl(-\frac{(y-\rho x)^2}{2(1-\rho^2)}-\frac{x^2}{2}\Bigr)}{\frac{1}{\sqrt{2\pi}}\mathrm{e}^{-x^2/2}} =\frac{1}{\sqrt{2\pi(1-\rho^2)}}\exp\Bigl(-\frac{(y-\rho x)^2}{2(1-\rho^2)}\Bigr)

となる。これは N(ρx,1−ρ2)\mathrm N(\rho x,1-\rho^2) の密度である。次に W=Y−ρXW=Y-\rho X と置く。行列 B=(10−ρ1)B=\begin{pmatrix}1&0\\-\rho&1\end{pmatrix} を使うと、(X,W)⊤=B(X,Y)⊤(X,W)^\top=B(X,Y)^\top である。命題 6.19 (2) から、(X,W)(X,W) は2変量正規分布に従い、共分散行列は

B(1ρρ1)B⊤=(1001−ρ2)B\begin{pmatrix}1&\rho\\\rho&1\end{pmatrix}B^\top=\begin{pmatrix}1&0\\0&1-\rho^2\end{pmatrix}

である。∣ρ∣<1|\rho|<1 なのでこれは正則な対角行列で、命題 6.19 (4) から2つは独立である。

条件付き密度の結果は、Y=ρX+WY=\rho X+W という分解とも合っている。X=xX=x を固定すれば Y=ρx+WY=\rho x+W である。そして W∼N(0,1−ρ2)W\sim\mathrm N(0,1-\rho^2) は XX と独立だからである。

6.3 の解答

  1. 6.3-1 (a) 命題 6.23 から X+Y∼Po(5)X+Y\sim\mathrm{Po}(5) である。よって

P(X+Y=2)=e−5⋅522=12.5 e−5≈0.0842P(X+Y=2)=\mathrm{e}^{-5}\cdot\frac{5^2}{2}=12.5\,\mathrm{e}^{-5}\approx0.0842

である。(b) 0≤k≤n0\le k\le n について、独立性から

P(X=k∣X+Y=n)=P(X=k)P(Y=n−k)P(X+Y=n)=e−22kk!e−33n−k(n−k)!e−55nn!=(nk)(25)k(35)n−kP(X=k\mid X+Y=n)=\frac{P(X=k)P(Y=n-k)}{P(X+Y=n)}=\frac{\mathrm{e}^{-2}\frac{2^k}{k!}\mathrm{e}^{-3}\frac{3^{n-k}}{(n-k)!}}{\mathrm{e}^{-5}\frac{5^n}{n!}}=\binom nk\Bigl(\frac25\Bigr)^k\Bigl(\frac35\Bigr)^{n-k}

で、Bin(n,2/5)\mathrm{Bin}(n,2/5) の確率関数である。合計が nn と分かったとき、各事象が1つ目の側に入る確率がレートの比 2/52/5 になっている。2. 6.3-2 定理 6.24 から和は Ga(3,2)\mathrm{Ga}(3,2) に従う。(6.32) で λt=2, n=3\lambda t=2,\ n=3 と置くと

P(X1+X2+X3≤1)=1−e−2(1+2+222)=1−5e−2≈0.3233.P(X_1+X_2+X_3\le1)=1-\mathrm{e}^{-2}\Bigl(1+2+\frac{2^2}{2}\Bigr)=1-5\mathrm{e}^{-2}\approx0.3233. 3. 6.3-3 定理 6.26 で a1=2, a2=−1a_1=2,\ a_2=-1 と置く。平均は 2⋅1−(−2)=42\cdot1-(-2)=4、分散は 4⋅4+1⋅5=214\cdot4+1\cdot5=21 である。よって 2X−Y∼N(4,21)2X-Y\sim\mathrm N(4,21) である。標準化して

P(2X−Y<0)=Φ(0−421)=1−Φ(421)≈1−Φ(0.873)≈0.191.P(2X-Y<0)=\Phi\Bigl(\frac{0-4}{\sqrt{21}}\Bigr)=1-\Phi\Bigl(\frac{4}{\sqrt{21}}\Bigr)\approx1-\Phi(0.873)\approx0.191. 4. 6.3-4 二項係数を階乗で書いて整理すると

(Kk)(N−Kn−k)(Nn)=(nk)⋅K(K−1)⋯(K−k+1)⋅(N−K)(N−K−1)⋯(N−K−n+k+1)N(N−1)⋯(N−n+1)\frac{\binom Kk\binom{N-K}{n-k}}{\binom Nn}=\binom nk\cdot\frac{K(K-1)\cdots(K-k+1)\cdot(N-K)(N-K-1)\cdots(N-K-n+k+1)}{N(N-1)\cdots(N-n+1)}

となる。右辺の分数は、分子と分母にそれぞれ nn 個の因子を持つ。分子と分母の因子を前から順に組にして比をとる。K/N→pK/N\to p で i,ki,k が固定されていることから

K−iN−i→p(0≤i<k),N−K−iN−k−i→1−p(0≤i<n−k)\frac{K-i}{N-i}\to p\quad(0\le i<k),\qquad\frac{N-K-i}{N-k-i}\to1-p\quad(0\le i<n-k)

となる。比の積は pk(1−p)n−kp^k(1-p)^{n-k} に近づく。よって確率関数は (nk)pk(1−p)n−k\binom nkp^k(1-p)^{n-k} に近づく。5. 6.3-5 χn2=Ga(n2,12)\chi^2_n=\mathrm{Ga}(\frac n2,\frac12) なので、(6.20) から次を得る。

E[Q]=n/21/2=n,V[Q]=n/21/4=2nE[Q]=\frac{n/2}{1/2}=n,\qquad V[Q]=\frac{n/2}{1/4}=2n

系 6.27 の表し方からも、同じ値を得る。確認テスト 6.2-2 から E[Zi2]=1E[Z_i^2]=1、V[Zi2]=E[Zi4]−1=2V[Z_i^2]=E[Z_i^4]-1=2 であり、その個数倍になる。n=2n=2 なら Q∼Ex(12)Q\sim\mathrm{Ex}(\frac12) である。よって 0 以上の点で P(Q>x)=e−x/2P(Q>x)=\mathrm{e}^{-x/2} である。

木下の勉強ステータス

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