統計学の復習 第5章 §5.6
- 5.1-1 V=p(1−p)=p−p2 である。p で微分すると 1−2p で、p=1/2 で 0 になり、その前後で正から負に変わるので最大である。最大値は 1/2⋅1/2=1/4。
- 5.1-2 P(X=0)=0.758=0.100113、P(X=1)=8×0.25×0.757=2×0.133484=0.266968 なので、P(X≤1)=0.3671。余事象で P(X≥2)=1−0.367081=0.6329。
- 5.1-3 独立性から
P(X+Y=k)=j∑(jm)pjqm−j(k−jn)pk−jqn−k+j=pkqm+n−kj∑(jm)(k−jn)
である(j は (jm)(k−jn) が 0 でない範囲を動く)。Vandermonde の等式:m+n 個の玉のうち最初の m 個を赤、残りの n 個を白とする。k 個を選ぶ (km+n) 通りを、選んだ赤の個数 j で分けると、赤から j 個、白から k−j 個を選ぶ方法は (jm)(k−jn) 通りで、j について足すと全体になる。よって P(X+Y=k)=(km+n)pkqm+n−k で、X+Y∼Bin(m+n,p) である。4. 5.1-4 E[p^]=E[X]/n=p、V[p^]=V[X]/n2=p(1−p)/n(第4章の V[aX]=a2V[X])。p=0.5 では標準偏差が 0.25/n=0.5/n で、0.5/n≤0.02 は n≥25、すなわち n≥625。最小値は 625。
§5.2 ポアソン分布
- 5.2-1 P(X=k−1)P(X=k)=e−λλk−1/(k−1)!e−λλk/k!=kλ。これは k<λ で 1 より大きく、k>λ で 1 より小さい。λ=3.5 では k≤3 まで増え k≥4 で減るので最頻値は 3。λ=3 では k=3 で比がちょうど 1 なので P(X=2)=P(X=3)=e−3⋅4.5=0.2240 で、最頻値は 2 と 3 の2つ。
- 5.2-2 10頁では λ=0.5×10=5。
P(X≤3)=e−5(1+5+225+6125)=0.0067379×39.3333=0.2650.
3. 5.2-3 k=0,1 の項は k(k−1)=0 なので k≥2 から和をとり、k(k−1)/k!=1/(k−2)! と j=k−2 の置き直しを使って
E[X(X−1)]=e−λk=2∑∞(k−2)!λk=λ2e−λj=0∑∞j!λj=λ2.
4. 5.2-4 n<y の項は 0 なので n≥y で和をとる。n! を約分し、m=n−y と置くと
P(Y=y)=n=y∑∞e−λn!λny!(n−y)!n!py(1−p)n−y=e−λy!(λp)ym=0∑∞m!(λ(1−p))m=e−λy!(λp)yeλ(1−p)=e−λpy!(λp)y.
よって Y∼Po(λp)。ポアソン分布に従う個数を確率 p で独立にふるい分けると、残りもポアソン分布に従い、平均は p 倍になる(総合問題で Y と N−Y の独立性まで示す)。
§5.3 幾何分布と負の二項分布
- 5.3-1 j=k+1+i(i≥0)と置き直すと
j=k+1∑∞qj−1p=pqki=0∑∞qi=pqk⋅1−q1=qk.
2. 5.3-2 P(Y=k)=P(X=k+1)=qkp(k=0,1,2,…)。E[Y]=E[X]−1=1/p−1=q/p。V[Y]=V[X−1]=V[X]=q/p2(定数を引いても分散は変わらない)。3. 5.3-3 定理 5.9 の後半から、X は p=P(X=1)=0.2 の幾何分布に従う(P(X=1)=1−P(X>1))。P(X=4)=0.83×0.2=0.1024、P(X≥4)=P(X>3)=0.83=0.512。4. 5.3-4 戻して引くので各回は独立で当たりの確率は 0.2 のままであり、X は r=2、p=0.2 の負の二項分布に従う。E[X]=2/0.2=10、V[X]=2×0.8/0.04=40。P(X≤4)=P(W≥2)、W∼Bin(4,0.2) で、P(W=0)=0.84=0.4096、P(W=1)=4×0.2×0.83=0.4096 だから P(X≤4)=1−0.8192=0.1808。負の二項分布の側からは P(X=2)=0.04、P(X=3)=(12)0.04×0.8=0.064、P(X=4)=(13)0.04×0.64=0.0768 で、和は 0.1808 と一致する。
§5.4 超幾何分布
- 5.4-1 X∼HG(10,4,3)。P(X=2)=(24)(16)/(310)=6×6/120=0.3。p=0.4 として E[X]=3×0.4=1.2、V[X]=3×0.4×0.6×10−110−3=0.72×97=0.56。
- 5.4-2 1個目が当たりなら、残り N−1 個の中の当たりは M−1 個なので P(I2=1∣I1=1)=(M−1)/(N−1)。乗法定理からP(I1=1,I2=1)=NM⋅N−1M−1 で、本文の E[IiIj] と同じ値になる。E[I1]=E[I2]=M/N を引いてCov(I1,I2)=N(N−1)M(M−1)−N2M2=−N2(N−1)M(N−M) となる。
- 5.4-3 N=1000 では (1000−20)/(1000−1)=980/999=0.9810 で、二項分布の分散は正しい分散の 1/0.9810=1.019 倍、約 1.9% 大きく見積もる。N=50 では 30/49=0.6122 で、二項分布の分散は正しい分散の 1/0.6122=1.633 倍になり、約 63% 大きく見積もる。抜き取りの割合 n/N が 2% なら修正は無視できるが、40% では無視することはできない。
- 5.4-4 当選番号6個を「当たり」、残り34個を「はずれ」とした40個の箱から、自分の6個を戻さずに選んだと見ると X∼HG(40,6,6)。(640)=3838380、(334)=5984、(234)=561 で、
P(X≥3)=(640)(36)(334)+(46)(234)+(56)(134)+(66)=3838380119680+8415+204+1=3838380128300=0.0334.
E[X]=6×6/40=0.9。
AI(Claude)が書いた教材を、木下が勉強しながら公開しています。式と数値は検算していますが、誤りが残っているかもしれません。誤りのご指摘・削除のご依頼をいただければ直します。 連絡先:support@tecktom.com