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2026年10月22日10分で読めますAI生成教科書『基礎理論』第1章 座標と多様体

AI 生成・木下が未勉強

物理のための微分幾何入門 第1章 §1.6

  1. 1.1-1 Jacobi 行列と行列式は次のとおりである。

J=(111−1),det⁡J=−1−1=−2J=\begin{pmatrix}1&1\\1&-1\end{pmatrix},\qquad \det J=-1-1=-2

単位正方形の像は、ベクトル (1,1)(1,1) と (1,−1)(1,-1) が張る正方形である。その面積は ∣det⁡J∣=2\left\vert \det J\right\vert =2 である。行列式が負なので向きは逆になる(図 1.2 の右)。2. 1.1-2 球座標の Jacobi 行列を第3行 (cos⁡θ, −rsin⁡θ, 0)(\cos\theta,\,-r\sin\theta,\,0) で余因子展開する。

det⁡J=cos⁡θ∣rcos⁡θcos⁡φ−rsin⁡θsin⁡φrcos⁡θsin⁡φrsin⁡θcos⁡φ∣+rsin⁡θ∣sin⁡θcos⁡φ−rsin⁡θsin⁡φsin⁡θsin⁡φrsin⁡θcos⁡φ∣\det J=\cos\theta\begin{vmatrix}r\cos\theta\cos\varphi & -r\sin\theta\sin\varphi\\ r\cos\theta\sin\varphi & r\sin\theta\cos\varphi\end{vmatrix} +r\sin\theta\begin{vmatrix}\sin\theta\cos\varphi & -r\sin\theta\sin\varphi\\ \sin\theta\sin\varphi & r\sin\theta\cos\varphi\end{vmatrix}

第1の小行列式は r2sin⁡θcos⁡θr^2\sin\theta\cos\theta、第2の小行列式は rsin⁡2θr\sin^2\theta である。したがって det⁡J=r2sin⁡θcos⁡2θ+r2sin⁡3θ=r2sin⁡θ\det J=r^2\sin\theta\cos^2\theta+r^2\sin^3\theta=r^2\sin\theta となる。

球の体積は、変数変換の公式から次のように求まる。

∫0Rr2 dr∫0πsin⁡θ dθ∫02πdφ=R33⋅2⋅2π=43πR3\int_0^R r^2\,\mathrm{d} r\int_0^\pi\sin\theta\,\mathrm{d}\theta\int_0^{2\pi}\mathrm{d}\varphi=\frac{R^3}{3}\cdot2\cdot2\pi=\frac43\pi R^3 3. 1.1-3 偏微分は次のようになる。

J=a(sinh⁡μcos⁡ν−cosh⁡μsin⁡νcosh⁡μsin⁡νsinh⁡μcos⁡ν)J=a\begin{pmatrix}\sinh\mu\cos\nu & -\cosh\mu\sin\nu\\ \cosh\mu\sin\nu & \sinh\mu\cos\nu\end{pmatrix}

行列式は a2(sinh⁡2μcos⁡2ν+cosh⁡2μsin⁡2ν)a^2(\sinh^2\mu\cos^2\nu+\cosh^2\mu\sin^2\nu) である。cosh⁡2μ=1+sinh⁡2μ\cosh^2\mu=1+\sinh^2\mu を使うと、次の形に整理できる。

det⁡J=a2(sinh⁡2μ+sin⁡2ν)\det J=a^2(\sinh^2\mu+\sin^2\nu)

行列式が0になる条件は、sinh⁡μ=0\sinh\mu=0 かつ sin⁡ν=0\sin\nu=0 である。すなわち μ=0\mu=0 で、しかも ν∈{0,π}\nu\in\{0,\pi\} のときである。これは xyxy 平面の2点 (±a,0)(\pm a,0) にあたり、楕円座標の楕円の焦点である。4. 1.1-4 G=F−1G=F^{-1} とおくと、G∘FG\circ F は恒等写像である。連鎖律から JG(F(u)) JF(u)=IJ_G(F(u))\,J_F(u)=I が成り立つ。両辺の行列式をとると det⁡JG(F(u))⋅det⁡JF(u)=1\det J_G(F(u))\cdot\det J_F(u)=1 となり、逆写像の Jacobi 行列式はもとの逆数である。

極座標では det⁡∂(x,y)/∂(r,θ)=r\det\partial(x,y)/\partial(r,\theta)=r なので、次のようになる。

∂(r,θ)∂(x,y)=1r=1x2+y2\frac{\partial(r,\theta)}{\partial(x,y)}=\frac1r=\frac{1}{\sqrt{x^2+y^2}}

直接の計算でも確かめられる。r=x2+y2r=\sqrt{x^2+y^2} と θ=arctan⁡(y/x)\theta=\arctan(y/x) の偏微分を並べると、次のようになる。

det⁡(x/ry/r−y/r2x/r2)=x2+y2r3=1r\det\begin{pmatrix}x/r & y/r\\ -y/r^2 & x/r^2\end{pmatrix}=\frac{x^2+y^2}{r^3}=\frac1r 5. 1.2-1 重なりは、円から2点 (±1,0)(\pm1,0) を除いた集合である。これは上半分 y>0y>0 と下半分 y<0y<0 の2つの部分からなる。座標変換は次のようになる。

θ′=θ(y>0, 0<θ<π),θ′=θ+2π(y<0, −π<θ<0)\theta'=\theta\quad(y>0,\ 0<\theta<\pi),\qquad \theta'=\theta+2\pi\quad(y<0,\ -\pi<\theta<0)

どちらの部分でも座標変換は滑らかで、導関数は1である。重なりが2つに分かれるため、1つの式で書けないことに注意する。6. 1.2-2 ρ=u\rho=u として球面の場合と同じ計算をすると、u2=(1+y)/(1−y)u^2=(1+y)/(1-y) から逆写像は次のようになる。

(x,y)=(2uu2+1, u2−1u2+1)(x,y)=\left(\frac{2u}{u^2+1},\ \frac{u^2-1}{u^2+1}\right)

重なり(y≠±1y\neq\pm1)では、x2=1−y2x^2=1-y^2 を使って次が成り立つ。

uu′=x2(1−y)(1+y)=x21−y2=1uu'=\frac{x^2}{(1-y)(1+y)}=\frac{x^2}{1-y^2}=1

したがって u′=1/uu'=1/u で、その導関数は −1/u2-1/u^2 である。u=0u=0 は南極にあたり、重なりに含まれない。7. 1.2-3 上半分のチャートの逆写像は (x,y)↦(x,y,1−x2−y2)(x,y)\mapsto(x,y,\sqrt{1-x^2-y^2}) なので、座標変換は次のようになる。

ϕ2∘ϕ1−1(x,y)=(y, z),z=1−x2−y2\phi_2\circ\phi_1^{-1}(x,y)=\bigl(y,\ z\bigr),\qquad z=\sqrt{1-x^2-y^2}

∂z/∂x=−x/z\partial z/\partial x=-x/z と ∂z/∂y=−y/z\partial z/\partial y=-y/z から、Jacobi 行列式は

det⁡(01−x/z−y/z)=0⋅(−yz)−1⋅(−xz)=xz\det\begin{pmatrix}0&1\\ -x/z & -y/z\end{pmatrix}=0\cdot\left(-\frac yz\right)-1\cdot\left(-\frac xz\right)=\frac xz

となる。重なりでは x>0x>0 かつ z>0z>0 なので正であり、2つのチャートは同じ向きである。8. 1.2-4 このトーラスは、(θ,φ)∈[0,2π]2(\theta,\varphi)\in[0,2\pi]^2 から R3\mathbb{R}^3 への連続写像

((2+cos⁡θ)cos⁡φ, (2+cos⁡θ)sin⁡φ, sin⁡θ)\bigl((2+\cos\theta)\cos\varphi,\ (2+\cos\theta)\sin\varphi,\ \sin\theta\bigr)

の像である。コンパクトな正方形の連続写像による像なので、トーラスはコンパクトである。1枚のチャート ϕ\phi で覆えたとすると、その像は R2\mathbb{R}^2 の空でない開集合で、しかもコンパクト(有界な閉集合)になる。定理 1.6 の証明と同じく、R2\mathbb{R}^2 の連結性からこれは R2\mathbb{R}^2 全体となり、有界であることに反する。9. 1.3-1 次のとおりである。

  • (a) 球面 S2S^2 で、2次元。
  • (b) 3つの角がそれぞれ円の点なので T3=S1×S1×S1T^3=S^1\times S^1\times S^1 で、3次元。
  • (c) 一方の質点の位置と、もう一方への向きの直積 R3×S2\mathbb{R}^3\times S^2 で、5次元。
  • (d) 重心の位置と向きの直積 R3×SO(3)\mathbb{R}^3\times SO(3) で、6次元。

どれも、質点の座標の個数から独立な拘束の個数を引いた数に一致する。10. 1.3-2 Rx(0)=IR_x(0)=I なので、θ=0\theta=0 では次のようになる。

R(φ,0,ψ)=Rz(φ)Rz(ψ)=Rz(φ+ψ)R(\varphi,0,\psi)=R_z(\varphi)R_z(\psi)=R_z(\varphi+\psi)

zz 軸のまわりの回転を2回続けると、角が足される。したがって θ=0\theta=0 では、第1の角を増やして第3の角を同じだけ減らしても、回転は変わらない。これは、方向 (1,0,−1)(1,0,-1) への微分 ∂R/∂φ−∂R/∂ψ\partial R/\partial\varphi-\partial R/\partial\psi が0であることを意味する。

Jacobi 行列は、RR の9成分を3つの角で偏微分した 9×39\times3 行列である。その第1列と第3列が等しいので、階数は3より小さい。第2列 ∂R/∂θ\partial R/\partial\theta は第1軸のまわりの回転を表し、第1列とは独立なので、θ=0\theta=0 での階数はちょうど2になる。11. 1.3-3 Jacobi 行列式の連鎖律から、(T,V)(T,V) を間にはさんで次のように書ける。

∂(T,P)∂(S,V)=∂(T,P)∂(T,V)⋅∂(T,V)∂(S,V)=(∂P∂V)T⋅TCV\frac{\partial(T,P)}{\partial(S,V)}=\frac{\partial(T,P)}{\partial(T,V)}\cdot\frac{\partial(T,V)}{\partial(S,V)}=\left(\frac{\partial P}{\partial V}\right)_T\cdot\frac{T}{C_V}

理想気体では P=nRT/VP=nRT/V から (∂P/∂V)T=−P/V(\partial P/\partial V)_T=-P/V である。したがって ∂(T,P)/∂(S,V)=−TP/(CVV)\partial(T,P)/\partial(S,V)=-TP/(C_VV) となる。これは0にならないので、(T,P)(T,P) も理想気体の状態空間のチャートになる(行列式が負なので、(S,V)(S,V) とは逆の向きである)。12. 1.3-4 座標変換 (S,V)↦(U(S,V),V)(S,V)\mapsto(U(S,V),V) の Jacobi 行列式は、(1.13) と同じく次のようになる。

∂(U,V)∂(S,V)=det⁡((∂U/∂S)V(∂U/∂V)S01)=(∂U∂S)V=T\frac{\partial(U,V)}{\partial(S,V)}=\det\begin{pmatrix}(\partial U/\partial S)_V & (\partial U/\partial V)_S\\ 0&1\end{pmatrix}=\left(\frac{\partial U}{\partial S}\right)_V=T

温度が正の範囲では行列式は0にならない。逆関数定理により、各点の近くで (U,V)(U,V) は (S,V)(S,V) と滑らかに取り替えられるチャートになる。向きも (S,V)(S,V) と同じである。13. 1.4-1 JF=(2x, 2y, −2z)J_F=(2x,\,2y,\,-2z) が0になるのは原点だけで、F(0,0,0)=0F(0,0,0)=0 である。したがって0以外の cc はすべて正則値である。c>0c>0 の等高面は一葉双曲面、c<0c<0 の等高面は二葉双曲面である。 c=0c=0 の円錐 CC が原点の近くで2次元多様体だと仮定する。すると、原点を含む開集合 W⊂CW\subset C と、WW から開円板への同相写像で原点を中心に写すものがとれる。円板から中心を除いた集合は連結(弧状連結)なので、WW から原点を除いた集合も連結でなければならない。ところが、原点を除いた WW は、上の部分と下の部分(zz の符号で分ける)に分かれる。2つの部分は互いに交わらない空でない開集合なので、連結性に反する。したがって円錐は原点の近くで多様体でない。14. 1.4-2 F(x,y)=x2+xy+y2F(x,y)=x^2+xy+y^2 とおくと、偏導関数は Fx=2x+y, Fy=x+2yF_x=2x+y,\ F_y=x+2y である。点 (1,1)(1,1) では Fy=3≠0F_y=3\neq0 なので、陰関数定理が使える。(1.14) から次を得る。

g′(1)=−Fx(1,1)Fy(1,1)=−33=−1g'(1)=-\frac{F_x(1,1)}{F_y(1,1)}=-\frac{3}{3}=-1

Fy=0F_y=0 となる点、すなわち直線 x=−2yx=-2y の上の点では、陰関数定理が使えない。これを曲線の式に入れると 4y2−2y2+y2=3y2=34y^2-2y^2+y^2=3y^2=3 から y=±1y=\pm1 となる。点は (−2,1)(-2,1) と (2,−1)(2,-1) の2つである。そこでは Fx≠0F_x\neq0 で接線が縦になるので、実際に xx の関数として書けない。15. 1.4-3 r=x1−x2\bm r=\bm x_1-\bm x_2 とおくと F=∣r∣2F=\left\vert \bm r\right\vert ^2 である。2つの位置による偏微分を並べると、次のようになる。

JF=(2rT, −2rT)J_F=\bigl(2\bm r^{\mathsf T},\ -2\bm r^{\mathsf T}\bigr)

拘束面の上では ∣r∣=l>0\left\vert \bm r\right\vert =l>0 なので JF≠0J_F\neq0 で、階数は1である。したがって l2l^2 は正則値で、配位空間は 6−1=56-1=5 次元の部分多様体になる。16. 1.4-4 写像 F(x,y)=y−g(x)F(x,y)=y-g(x) を考えると、グラフはちょうど F−1(0)F^{-1}(0) である。FF の Jacobi 行列は次のブロックの形になる。

JF=(−∂g/∂x, Ik)J_F=\bigl(-\partial g/\partial x,\ I_k\bigr)

右側に単位行列 IkI_k があるので、階数はどの点でも kk である。したがって0は正則値で、正則値定理からグラフは (m+k)−k=m(m+k)-k=m 次元の部分多様体である。

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