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2026年10月22日10分で読めますAI生成教科書『基礎理論』第4章 テンソル

AI 生成・木下が未勉強

物理のための微分幾何入門 第4章 §4.6

  1. 4.1-1 定理 4.4 より、次元は nr+s=41+2=64n^{r+s}=4^{1+2}=64 である。
  2. 4.1-2 0 でない成分は Txx=2, Txy=1, Tyx=−3T_{xx}=2,\ T_{xy}=1,\ T_{yx}=-3 の3つである。

(Tij)=(21−30),T(u,v)=Tijuivj=2⋅1⋅3+1⋅1⋅(−1)+(−3)⋅2⋅3=6−1−18=−13(T_{ij})=\begin{pmatrix}2&1\\-3&0\end{pmatrix},\qquad T(u,v)=T_{ij}u^iv^j=2\cdot1\cdot3+1\cdot1\cdot(-1)+(-3)\cdot2\cdot3=6-1-18=-13 3. 4.1-3 成分で書くと、条件は αiβj=βiαj\alpha_i\beta_j=\beta_i\alpha_j がすべての添字の組で成り立つことである。比例 β=cα\beta=c\alpha のときは、両辺はともに c αiαjc\,\alpha_i\alpha_j で、条件は成り立つ。

逆を示す。1形式 α\alpha は 0 でないので、0 でない成分 αk\alpha_k がある。条件で j=kj=k とおくと、すべての ii について次の式が成り立つ。

βi=βkαk αi\beta_i=\frac{\beta_k}{\alpha_k}\,\alpha_i

定数を c=βk/αkc=\beta_k/\alpha_k とおけば、β=c α\beta=c\,\alpha である。4. 4.1-4 命題 4.5 より、表現行列の成分は Nij=ei(e1) e2(ej)=δ1iδj2N^i{}_j=e^i(e_1)\,e^2(e_j)=\delta^i_1\delta^2_j である。

A=(0100),A2=(0000)A=\begin{pmatrix}0&1\\0&0\end{pmatrix},\qquad A^2=\begin{pmatrix}0&0\\0&0\end{pmatrix}

写像としては Ae2=e1, Ae1=0Ae_2=e_1,\ Ae_1=0 である。2回続けると、どちらの基底ベクトルも 0 に写るので、A2=0A^2=0 がわかる。5. 4.2-1 列が新しい基底の成分になる行列と、その逆行列は次のとおりである。

A=(1011),B=(10−11)A=\begin{pmatrix}1&0\\1&1\end{pmatrix},\qquad B=\begin{pmatrix}1&0\\-1&1\end{pmatrix}

ベクトルの新しい成分は v′=Bvv'=Bv である。

v′=(10−11)(35)=(32)v'=\begin{pmatrix}1&0\\-1&1\end{pmatrix}\begin{pmatrix}3\\5\end{pmatrix}=\begin{pmatrix}3\\2\end{pmatrix}

確かに 3e1′+2e2′=3e1+3e2+2e2=3e1+5e23e'_1+2e'_2=3e_1+3e_2+2e_2=3e_1+5e_2 である。

1形式の新しい成分は αi′=α(ei′)\alpha'_i=\alpha(e'_i) である。計算すると α1′=α(e1+e2)=2, α2′=α(e2)=1\alpha'_1=\alpha(e_1+e_2)=2,\ \alpha'_2=\alpha(e_2)=1 となる。元の基底では 1⋅3+1⋅5=81\cdot3+1\cdot5=8、新しい基底では 2⋅3+1⋅2=82\cdot3+1\cdot2=8 で、値は一致する。6. 4.2-2 極座標の関係 x=rcos⁡θ, y=rsin⁡θx=r\cos\theta,\ y=r\sin\theta を微分すると、次のようになる。

dx=cos⁡θ dr−rsin⁡θ dθ,dy=sin⁡θ dr+rcos⁡θ dθ\mathrm{d} x=\cos\theta\,\mathrm{d} r-r\sin\theta\,\mathrm{d}\theta,\qquad \mathrm{d} y=\sin\theta\,\mathrm{d} r+r\cos\theta\,\mathrm{d}\theta

これを代入して展開すると、交差項は −rsin⁡θcos⁡θ+rsin⁡θcos⁡θ=0-r\sin\theta\cos\theta+r\sin\theta\cos\theta=0 で消える。

g=dr⊗dr+r2 dθ⊗dθ,(gij′)=(100r2)g=\mathrm{d} r\otimes\mathrm{d} r+r^2\,\mathrm{d}\theta\otimes\mathrm{d}\theta,\qquad (g'_{ij})=\begin{pmatrix}1&0\\0&r^2\end{pmatrix}

行列で g′=ATAg'=A^{\mathsf T}A を計算しても、同じ結果になる(行列は例題 4.2 のもの)。7. 4.2-3 変換則 (4.4) を (2,1)(2,1) 型に当てはめ、下の添字を上の第2添字にそろえる。

T′ikk=BiaBkbAck TabcT'^{ik}{}_k=B^i{}_aB^k{}_bA^c{}_k\,T^{ab}{}_c

積 BkbAckB^k{}_bA^c{}_k は (AB)cb=δbc(AB)^c{}_b=\delta^c_b である。したがって右辺は Bia Tabb=BiawaB^i{}_a\,T^{ab}{}_b=B^i{}_aw^a になる。これはベクトルの変換則である。8. 4.2-4 行列で書くと TikTki=Tr⁡(T2)T^i{}_kT^k{}_i=\operatorname{Tr}(T^2) である。新しい基底では T′=BTAT'=BTA なので、T′2=BTABTA=BT2AT'^2=BTABTA=BT^2A となる。トレースの性質から Tr⁡(BT2A)=Tr⁡(T2AB)=Tr⁡T2\operatorname{Tr}(BT^2A)=\operatorname{Tr}(T^2AB)=\operatorname{Tr} T^2 で、値は変わらない。

例題 4.2 のテンソルでは、直交座標で J2=−1J^2=-1(単位行列の −1-1 倍)である。したがって値は −2-2 である。極座標でも次のように同じ値になる。

J′2=(0−r1/r0)2=(−100−1),Tr⁡J′2=−2J'^2=\begin{pmatrix}0&-r\\1/r&0\end{pmatrix}^2=\begin{pmatrix}-1&0\\0&-1\end{pmatrix},\qquad \operatorname{Tr} J'^2=-2 9. 4.3-1 命題 4.11 の式を成分に当てはめる。

(T(ij))=(1333),(T[ij])=(01−10)(T_{(ij)})=\begin{pmatrix}1&3\\3&3\end{pmatrix},\qquad (T_{[ij]})=\begin{pmatrix}0&1\\-1&0\end{pmatrix}

和をとると元の行列に戻る。10. 4.3-2 和の添字の名前を入れ替えても和は変わらない。

SijAij=SjiAji=Sij(−Aij)=−SijAijS^{ij}A_{ij}=S^{ji}A_{ji}=S^{ij}(-A_{ij})=-S^{ij}A_{ij}

2つ目の等号で、2つのテンソルの対称性と反対称性を使った。自分の符号を変えたものに等しい数は 0 である。11. 4.3-3 引張り応力は σ0=100 N/(1.0×10−6 m2)=1.0×108 Pa\sigma_0=100\,\mathrm N/(1.0\times10^{-6}\,\mathrm{m^2})=1.0\times10^8\,\mathrm{Pa} である。角度が 30∘30^\circ では、2つの三角関数の値は次のとおりである。

cos⁡2ϕ=34,sin⁡ϕcos⁡ϕ=34\cos^2\phi=\frac34,\qquad \sin\phi\cos\phi=\frac{\sqrt3}4

したがって2つの応力は次の値になる。

σn=34σ0=7.5×107 Pa,τ=34σ0=4.3×107 Pa\sigma_n=\frac34\sigma_0=7.5\times10^7\,\mathrm{Pa},\qquad \tau=\frac{\sqrt3}{4}\sigma_0=4.3\times10^7\,\mathrm{Pa}

面に沿う応力の最大値は、45∘45^\circ での σ0/2=5.0×107 Pa\sigma_0/2=5.0\times10^7\,\mathrm{Pa} である。12. 4.3-4 計量は対角なので、添字を上げると時間の添字を1つ含む成分だけ符号が変わる。

F0i=−F0i,Fij=Fij(i,j=1,2,3)F^{0i}=-F_{0i},\qquad F^{ij}=F_{ij}\quad(i,j=1,2,3)

これを使って和を分ける。

FμνFμν=2∑iF0iF0i+∑i≠jFijFij=−2∑iEi2c2+2(Bz2+Bx2+By2)F_{\mu\nu}F^{\mu\nu}=2\sum_iF_{0i}F^{0i}+\sum_{i\neq j}F_{ij}F^{ij}=-2\sum_i\frac{E_i^2}{c^2}+2\bigl(B_z^2+B_x^2+B_y^2\bigr)

第1項の係数2は、成分 F0iF_{0i} と Fi0F_{i0} の2つから出る。第2項は、空間の添字の3つの組が順序の違いで2回ずつ現れる。したがって FμνFμν=2(B2−E2/c2)F_{\mu\nu}F^{\mu\nu}=2(B^2-E^2/c^2) である。13. 4.3-5 式 Aij=ϵijlalA_{ij}=\epsilon_{ijl}a^l の両辺に 12ϵkij\tfrac12\epsilon_{kij} を掛け、2つの添字について和をとる。

12ϵkijAij=12ϵkijϵijlal=12⋅2δklal=ak\tfrac12\epsilon_{kij}A_{ij}=\tfrac12\epsilon_{kij}\epsilon_{ijl}a^l=\tfrac12\cdot2\delta_{kl}a^l=a^k

例として第3成分を書くと、次のようになる。

a3=12(ϵ312A12+ϵ321A21)=12(A12−A21)=A12a^3=\tfrac12(\epsilon_{312}A_{12}+\epsilon_{321}A_{21})=\tfrac12(A_{12}-A_{21})=A_{12} 14. 4.4-1 なりえない。命題 4.15 により、テンソル場の成分が1つの座標ですべて 0 なら、ほかのどの座標でもすべて 0 である。極座標で 0 でない成分があるので、この量はテンソル場ではない(Christoffel 記号がその例である)。15. 4.4-2 位置ベクトルは X=(u, v+u2)\bm{X}=(u,\,v+u^2) である。

eu=∂X∂u=(1, 2u),ev=∂X∂v=(0, 1)\bm{e}_u=\frac{\partial \bm{X}}{\partial u}=(1,\,2u),\qquad \bm{e}_v=\frac{\partial \bm{X}}{\partial v}=(0,\,1)

微分すると ∂ueu=(0,2)=2ev\partial_u\bm{e}_u=(0,2)=2\bm{e}_v で、ほかの3つの微分は 0 である。定義 (4.19) から、0 でない Christoffel 記号は Γvuu=2\Gamma^v{}_{uu}=2 だけである。座標線のうち一方は直線だが、もう一方の座標線(vv が一定の線)が放物線なので、記号は 0 にならない。16. 4.4-3 極座標で書くと r=b2+w2t2, θ=arctan⁡(wt/b)r=\sqrt{b^2+w^2t^2},\ \theta=\arctan(wt/b) である。微分すると次のようになる。

r˙=w2tr,r¨=w2b2r3,θ˙=bwr2,θ¨=−2bw3tr4\dot r=\frac{w^2t}{r},\qquad \ddot r=\frac{w^2b^2}{r^3},\qquad \dot\theta=\frac{bw}{r^2},\qquad \ddot\theta=-\frac{2bw^3t}{r^4}

とくに r¨=w2b2/r3\ddot r=w^2b^2/r^3 は正で、0 でない。

一方、向心の項は rθ˙2=b2w2/r3r\dot\theta^2=b^2w^2/r^3 なので、動径成分は ar=r¨−rθ˙2=0a^r=\ddot r-r\dot\theta^2=0 である。また (2/r)r˙θ˙=2bw3t/r4(2/r)\dot r\dot\theta=2bw^3t/r^4 なので、角度成分も aθ=0a^\theta=0 である。力の働かない運動の加速度は、どの座標でも 0 になる。17. 4.4-4 1形式の変換則 ∂j′f=∂xk∂x′j∂kf\partial'_jf=\frac{\partial x^k}{\partial x'^j}\partial_kf を、もう1回微分する。

∂i′∂j′f=∂xk∂x′j∂xl∂x′i ∂l∂kf+∂2xk∂x′i∂x′j ∂kf\partial'_i\partial'_jf=\frac{\partial x^k}{\partial x'^j}\frac{\partial x^l}{\partial x'^i}\,\partial_l\partial_kf+\frac{\partial^2x^k}{\partial x'^i\partial x'^j}\,\partial_kf

第1項は (0,2)(0,2) 型の変換則で、第2項は一般に 0 でない。例として平面の関数 f=xf=x をとると、直交座標では2階偏微分はすべて 0 である。極座標では f=rcos⁡θf=r\cos\theta で、∂θ∂θf=−rcos⁡θ\partial_\theta\partial_\theta f=-r\cos\theta は 0 でないので、命題 4.15 によりテンソルでない。

臨界点では ∂kf=0\partial_kf=0 なので、第2項が消えて (0,2)(0,2) 型の変換則だけが残る。臨界点での2階微分が極小・極大・鞍点の判定に使えるのは、この値が座標に依らない対象だからである。

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