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2026年10月22日13分で読めますAI生成教科書『基礎理論』第15章 Gauss–Bonnet と位相への入口

AI 生成・木下が未勉強

物理のための微分幾何入門 第15章 §15.7

  1. 15.1-1 (15.5) で K=−1K=-1 とおくと、内角の和と面積の関係は次のようになる。

α1+α2+α3−π=−A.\alpha_1+\alpha_2+\alpha_3-\pi=-A .

内角がすべて π/4\pi/4 なら、面積は A=π−3π/4=π/4A=\pi-3\pi/4=\pi/4 である。一般に内角は正なので、A=π−(α1+α2+α3)<πA=\pi-(\alpha_1+\alpha_2+\alpha_3)<\pi となる。双曲平面の三角形は、どれほど大きく描いても面積が π\pi を超えない。2. 15.1-2 角過剰は 90∘+60∘+60∘−180∘=30∘90^\circ+60^\circ+60^\circ-180^\circ=30^\circ で、ラジアンでは π/6\pi/6 である。球面の Gauss 曲率は 1/a21/a^2 なので、面積は角過剰の a2a^2 倍になる。

A=π6a2=π6×63712 km2=2.125×107 km2.A=\frac{\pi}{6}a^2=\frac{\pi}{6}\times6371^2\ \mathrm{km}^2=2.125\times10^7\ \mathrm{km}^2 . 3. 15.1-3 外角は π−αi\pi-\alpha_i で、辺は測地線なので測地曲率は0である。(15.4) は A+nπ−∑αi=2πA+n\pi-\sum\alpha_i=2\pi となるので、次の式を得る。

∑i=1nαi=(n−2)π+A.\sum_{i=1}^n\alpha_i=(n-2)\pi+A .

四角形で内角がすべて 2π/32\pi/3 なら、面積は 4⋅2π/3−2π=2π/34\cdot2\pi/3-2\pi=2\pi/3 である。これは 4π/64\pi/6 に等しく、6面で球面全体の面積 4π4\pi を等分していることと合う。4. 15.1-4 2本の測地線が点 P,QP,Q で交わり、円板状の領域 RR を囲んだとする。境界は2本の測地線の弧なので、測地曲率は0である。

2つの交点での内角を α,β∈(0,π)\alpha,\beta\in(0,\pi) とする。外角は π−α\pi-\alpha と π−β\pi-\beta である。(15.4) は次の式になる。

∫RK dA+(π−α)+(π−β)=2π,すなわち∫RK dA=α+β>0.\int_RK\,\mathrm{d} A+(\pi-\alpha)+(\pi-\beta)=2\pi,\qquad\text{すなわち}\qquad\int_RK\,\mathrm{d} A=\alpha+\beta>0 .

K≤0K\le0 なら左辺は0以下なので矛盾し、このような領域は存在しない。5. 15.2-1 球面は χ=2\chi=2、トーラスは χ=0\chi=0 である。種数2の曲面は χ=2−4=−2\chi=2-4=-2 である。いたる所で K>0K>0 なら全曲率は正なので、(15.6) から χ>0\chi>0 が要る。3つのうち候補は球面だけで、実際に半径1の球面の計量がその例である。6. 15.2-2 正八面体の頂点には正三角形が4つ集まり、欠損角は 2π−4π/3=2π/32\pi-4\pi/3=2\pi/3 である。頂点は6個なので、総和は 4π4\pi になる。正二十面体では正三角形が5つ集まって欠損角は π/3\pi/3 で、頂点12個で総和 4π4\pi になる。正十二面体では内角 3π/53\pi/5 の正五角形が3つ集まって、欠損角は π/5\pi/5 になる。頂点は20個なので、総和は 4π4\pi になる。7. 15.2-3 第一基本形式の係数は E=(a+bcos⁡v)2E=(a+b\cos v)^2 と G=b2G=b^2 で、交差項は0である。面積要素は dA=b(a+bcos⁡v) du dv\mathrm{d} A=b(a+b\cos v)\,\mathrm{d} u\,\mathrm{d} v なので、K dA=cos⁡v du dvK\,\mathrm{d} A=\cos v\,\mathrm{d} u\,\mathrm{d} v となり、次の積分を得る。

∫K dA=∫02π ⁣ ⁣∫02πcos⁡v dv du=0.\int K\,\mathrm{d} A=\int_0^{2\pi}\!\!\int_0^{2\pi}\cos v\,\mathrm{d} v\,\mathrm{d} u=0 .

曲率が正の部分は cos⁡v>0\cos v>0 の外側である。その積分は次の値である。

∫02π ⁣ ⁣∫−π/2π/2cos⁡v dv du=2π×2=4π.\int_0^{2\pi}\!\!\int_{-\pi/2}^{\pi/2}\cos v\,\mathrm{d} v\,\mathrm{d} u=2\pi\times2=4\pi .

曲率が負の内側の部分は −4π-4\pi で、両者は打ち消し合う。8. 15.2-4 辺が5本集まる頂点の数を n5n_5、6本集まる頂点の数を n6n_6 とする。面は三角形なので 3F=2E3F=2E である。頂点から数えると、次の式が成り立つ。

5n5+6n6=2E,V=n5+n6.5n_5+6n_6=2E,\qquad V=n_5+n_6 .

これらを Euler 標数の式に入れる。

V−E+F=V−E3=n5+n6−5n5+6n66=n56=2.V-E+F=V-\frac{E}{3}=n_5+n_6-\frac{5n_5+6n_6}{6}=\frac{n_5}{6}=2 .

したがって n5=12n_5=12 である。平らな三角形の網目では各頂点に正三角形が6つ集まって 2π2\pi になり、辺が5本の頂点は欠損角 π/3\pi/3 を持つ。欠損角で数えても、12×π/3=4π12\times\pi/3=4\pi で同じ結論になる。9. 15.3-1 ベクトル場は線形で、行列は次のとおりである。

A=(−1−11−1),det⁡A=1+1=2>0.A=\begin{pmatrix}-1&-1\\1&-1\end{pmatrix},\qquad \det A=1+1=2>0 .

補題 15.12 から指数は +1+1 である。吸い込みか湧き出しか、渦を巻くかどうかは指数に関係しない。10. 15.3-2 3乗を展開すると次のようになる。

zˉ 3=(x−iy)3=(x3−3xy2)−i(3x2y−y3).\bar z^{\,3}=(x-\mathrm{i} y)^3=(x^3-3xy^2)-\mathrm{i}(3x^2y-y^3) .

したがって成分は (x3−3xy2, −3x2y+y3)(x^3-3xy^2,\ -3x^2y+y^3) である。単位円 z=eitz=\mathrm{e}^{\mathrm{i} t} の上では zˉ 3=e−3it\bar z^{\,3}=\mathrm{e}^{-3\mathrm{i} t} である。したがってベクトルの角は円の角の −3-3 倍である。一周で角は −6π-6\pi 変わるので、指数は −3-3 である。11. 15.3-3 高さ関数の偏微分は次のとおりである。

zu=(a+bcos⁡v)cos⁡u,zv=−bsin⁡vsin⁡u.z_u=(a+b\cos v)\cos u,\qquad z_v=-b\sin v\sin u .

係数 a+bcos⁡va+b\cos v は正なので、1つ目の条件は cos⁡u=0\cos u=0 と同じである。そのとき sin⁡u=±1\sin u=\pm1 なので、2つ目の条件は sin⁡v=0\sin v=0 となる。臨界点は u=±π/2u=\pm\pi/2 と v∈{0,π}v\in\{0,\pi\} の組の4つである。

臨界点では zuv=−bsin⁡vcos⁡u=0z_{uv}=-b\sin v\cos u=0 なので、Hesse 行列は対角になる。対角成分は次のとおりである。

zuu=−(a+bcos⁡v)sin⁡u,zvv=−bcos⁡vsin⁡u.z_{uu}=-(a+b\cos v)\sin u,\qquad z_{vv}=-b\cos v\sin u .

各点の符号は次の表のとおりである。

(u,v)(u,v)zuuz_{uu}zvvz_{vv}種類と zz の値指数
(π/2, 0)(\pi/2,\,0)−(a+b)-(a+b)−b-b極大点、a+ba+b+1+1
(π/2, π)(\pi/2,\,\pi)−(a−b)-(a-b)bb鞍点、a−ba-b−1-1
(−π/2, π)(-\pi/2,\,\pi)a−ba-b−b-b鞍点、−(a−b)-(a-b)−1-1
(−π/2, 0)(-\pi/2,\,0)a+ba+bbb極小点、−(a+b)-(a+b)+1+1

和は 1−1−1+1=0=χ(T2)1-1-1+1=0=\chi(T^2) である。

曲面の座標で Hesse 行列を計算してよいのは、臨界点では1階微分が0だからである。このとき座標を取り替えても Hesse 行列は合同変換を受けるだけで、行列式の符号は変わらない。12. 15.3-4 磁気面 MM の上で磁場は面に接するので、MM の上の接ベクトル場である。仮定から零点は無いので、(15.8) の左辺は0で、χ(M)=0\chi(M)=0 となる。球面は χ=2\chi=2 なので、磁気面になりえない。向きのついた連結な閉曲面で χ=0\chi=0 のものはトーラスだけなので、磁気面はトーラスになる。13. 15.4-1 変わらないのは、磁場・閉じた道の線積分・確率密度の3つ((b)・(c)・(e))である。ベクトルポテンシャルは ∇Λ\nabla\Lambda だけ変わり、1点での位相は qΛ/ℏq\Lambda/\hbar だけ変わる。閉じた道の線積分は Stokes の定理で磁束に等しく、磁場で書けるので変わらない。14. 15.4-2 ポテンシャルの成分は Ax=−By/2A_x=-By/2 と Ay=Bx/2A_y=Bx/2 である。任意の ψ\psi について交換子を展開すると、2階微分の項とポテンシャルどうしの積の項は打ち消し合う。微分がポテンシャルにかかる項だけが残る。

[Dx,Dy]ψ=−iqℏ(∂xAy−∂yAx)ψ=−iqℏ(B2+B2)ψ=−iqℏBψ.[D_x,D_y]\psi=-\frac{\mathrm{i} q}{\hbar}\bigl(\partial_xA_y-\partial_yA_x\bigr)\psi=-\frac{\mathrm{i} q}{\hbar}\Bigl(\frac B2+\frac B2\Bigr)\psi=-\frac{\mathrm{i} q}{\hbar}B\psi .

Fxy=Bz=BF_{xy}=B_z=B なので、(15.11) と一致する。15. 15.4-3 円柱座標で Aφ=Φ/(2πr)A_\varphi=\Phi/(2\pi r)、ほかの成分は0である。回転の zz 成分は次のようになり、ほかの成分も0である。

(∇×A)z=1r∂∂r(rAφ)=1r∂∂r(Φ2π)=0(r>0).(\nabla\times\bm{A})_z=\frac1r\frac{\partial }{\partial r}(rA_\varphi)=\frac1r\frac{\partial }{\partial r}\Bigl(\frac{\Phi}{2\pi}\Bigr)=0\qquad(r>0).

半径 rr の円での線積分は、Aφ⋅2πr=ΦA_\varphi\cdot2\pi r=\Phi となり、半径によらない。1形式では A=Φ2πdφA=\frac{\Phi}{2\pi}\mathrm{d}\varphi で、閉形式だが完全形式でない。16. 15.4-4 定義 15.1 を使って、回した枠の微分を計算する。

∇Xe1′=X(Λ)(−sin⁡Λ e1+cos⁡Λ e2)+cos⁡Λ ω12(X) e2−sin⁡Λ ω12(X) e1=(dΛ(X)+ω12(X))e2′.\nabla_Xe'_1=X(\Lambda)(-\sin\Lambda\,e_1+\cos\Lambda\,e_2)+\cos\Lambda\,\omega_{12}(X)\,e_2-\sin\Lambda\,\omega_{12}(X)\,e_1 =\bigl(\mathrm{d}\Lambda(X)+\omega_{12}(X)\bigr)e'_2 .

したがって新しい枠の接続1形式は ω12+dΛ\omega_{12}+\mathrm{d}\Lambda である。

Gauss 曲率は、ddΛ=0\mathrm{d}\mathrm{d}\Lambda=0 なので −dω12-\mathrm{d}\omega_{12} から変わらない。

閉じた道の回転角は −∮ω12-\oint\omega_{12} で、枠を替えると −∮dΛ-\oint\mathrm{d}\Lambda だけ変わる。枠が道の上で1価なら、∮dΛ\oint\mathrm{d}\Lambda は 2π2\pi の整数倍である。したがって回転角は、2π2\pi を法として変わらない。道が円板を囲むなら、回転角は Stokes の定理で曲率の積分に等しく、完全に一致する。17. 15.5-1 規格化の条件 ⟨n∣n⟩=1\langle n | n \rangle =1 を微分すると、次の式になる。

⟨dn∣n⟩+⟨n∣dn⟩=⟨n∣dn⟩‾+⟨n∣dn⟩=0.\langle \mathrm{d} n | n \rangle +\langle n | \mathrm{d} n \rangle =\overline{\langle n | \mathrm{d} n \rangle }+\langle n | \mathrm{d} n \rangle =0 .

したがって ⟨n∣dn⟩\langle n | \mathrm{d} n \rangle は純虚数で、それに i\mathrm{i} を掛けた Berry 接続は実数である。位相の選び方によらないのは Berry 曲率で、閉じた道の Berry 位相は 2π2\pi を法として選び方によらない。Berry 接続そのものは dΛ\mathrm{d}\Lambda だけ変わる。18. 15.5-2 微分の dϑ\mathrm{d}\vartheta の項は打ち消し合い、dφ\mathrm{d}\varphi の項は第2成分からだけ出る。

A−=i⋅icos⁡2ϑ2 dφ=−cos⁡2ϑ2 dφ,Ω−=dA−=+12sin⁡ϑ dϑ∧dφ.A_-=\mathrm{i}\cdot\mathrm{i}\cos^2\frac\vartheta2\,\mathrm{d}\varphi=-\cos^2\frac\vartheta2\,\mathrm{d}\varphi,\qquad \Omega_-=\mathrm{d} A_-=+\frac12\sin\vartheta\,\mathrm{d}\vartheta\wedge\mathrm{d}\varphi .

緯線に沿う Berry 位相は次の値になる。

γ−=−2πcos⁡2ϑ02=−π(1+cos⁡ϑ0)≡π(1−cos⁡ϑ0)=+SC2(mod2π).\gamma_-=-2\pi\cos^2\frac{\vartheta_0}{2}=-\pi(1+\cos\vartheta_0)\equiv\pi(1-\cos\vartheta_0)=+\frac{\mathcal S_C}{2}\pmod{2\pi}.

Chern 数は C−=+1C_-=+1 で、2つの状態の Chern 数の和は0になる。19. 15.5-3 第1成分は実数で dφ\mathrm{d}\varphi を含まず、dϑ\mathrm{d}\vartheta の項は規格化から打ち消し合う。第2成分と第3成分の寄与は、それぞれ次のとおりである。

i⋅2sin⁡2ϑ2cos⁡2ϑ2 dφ,2isin⁡4ϑ2 dφ.\mathrm{i}\cdot2\sin^2\frac\vartheta2\cos^2\frac\vartheta2\,\mathrm{d}\varphi,\qquad 2\mathrm{i}\sin^4\frac\vartheta2\,\mathrm{d}\varphi .

i\mathrm{i} を掛けて足すと、Berry 接続は次のようになる。

A=−2sin⁡2ϑ2(cos⁡2ϑ2+sin⁡2ϑ2)dφ=−(1−cos⁡ϑ) dφ.A=-2\sin^2\frac\vartheta2\Bigl(\cos^2\frac\vartheta2+\sin^2\frac\vartheta2\Bigr)\mathrm{d}\varphi=-(1-\cos\vartheta)\,\mathrm{d}\varphi .

緯線に沿う Berry 位相は γ=−2π(1−cos⁡ϑ0)=−SC\gamma=-2\pi(1-\cos\vartheta_0)=-\mathcal S_C である。Berry 曲率は dA=−sin⁡ϑ dϑ∧dφ\mathrm{d} A=-\sin\vartheta\,\mathrm{d}\vartheta\wedge\mathrm{d}\varphi で、Chern 数は −2-2 となる。この接続は、単位球面の接続1形式 cos⁡ϑ dφ\cos\vartheta\,\mathrm{d}\varphi と dφ\mathrm{d}\varphi だけ違う。Chern 数の大きさ2は、球面の Euler 標数2と一致する。20. 15.5-4 Berry 接続が球面全体で滑らかなら、境界の無い球面に Stokes の定理を使って次の式になる。

∫S2Ω=∫S2dA=∮∂S2A=0.\int_{S^2}\Omega=\int_{S^2}\mathrm{d} A=\oint_{\partial S^2}A=0 .

したがって Chern 数は0である。スピン 1/21/2 の基底状態では C+=−1C_+=-1 なので、球面全体で滑らかな Berry 接続は存在しない。つまり、球面全体で1価かつ滑らかな位相の選び方は存在しない。(15.12) が南極で1価でなかったのは、選び方が下手だったからではなく、この理由による。

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