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確認テストの解答

2026年10月15日15分で読めますAI生成教科書『基礎理論』第3章 確率変数と分布

AI 生成・木下が未勉強

確率論入門 第3章 §3.7

  1. 3.1-1 F\mathcal F は、3つのブロック {1,2},{3,4},{5,6}\{1,2\},\{3,4\},\{5,6\} の和集合として書ける集合からなる。その数は 23=82^3=8 個である。

    • XX は可測でない。{X≤1}={1}\{X\le 1\}=\{1\} はどのブロックの和集合でもないので、F\mathcal F に入らない。
    • YY は可測である。値 1, 2, 3 がそれぞれ1つのブロックに対応し、各ブロックの上で定数である(Y=1Y=1 が {1,2}\{1,2\}、以下同様)。集合 {Y≤x}\{Y\le x\} は次のように変わり、すべて F\mathcal F に入る。

{Y≤x}={∅(x<1){1,2}(1≤x<2){1,2,3,4}(2≤x<3)Ω(x≥3)\{Y\le x\}=\begin{cases}\emptyset & (x<1)\\ \{1,2\} & (1\le x<2)\\ \{1,2,3,4\} & (2\le x<3)\\ \Omega & (x\ge3)\end{cases} 2. 3.1-2 cc の符号で分ける。

  • c<0c<0 なら、不等式 X2≤cX^2\le c を満たす点はない。よって {X2≤c}=∅\{X^2\le c\}=\emptyset である。
  • c≥0c\ge0 なら、不等式 X2≤cX^2\le c は次と同値である。

−c≤X≤c-\sqrt c\le X\le\sqrt c

よって

{X2≤c}={X≤c}∖{X<−c}\{X^2\le c\}=\{X\le\sqrt c\}\setminus\{X<-\sqrt c\}

である。定理 3.3 の (c) と (d) から右辺の2つの集合は F\mathcal F に入り、差集合も F\mathcal F に入る。

すべての cc で {X2≤c}∈F\{X^2\le c\}\in\mathcal F である。よって (c) により X2X^2 は確率変数である。3. 3.1-3 ZZ の値は次のとおりである。

Z(ω)={0(ω∈[0,14))1(ω∈[14,12))2(ω∈[12,34))3(ω∈[34,1))Z(\omega)=\begin{cases}0 & (\omega\in[0,\frac14))\\ 1 & (\omega\in[\frac14,\frac12))\\ 2 & (\omega\in[\frac12,\frac34))\\ 3 & (\omega\in[\frac34,1))\end{cases}

W=Z mod 2W=Z\bmod2 は

{W=0}=[0,14)∪[12,34),{W=1}=[14,12)∪[34,1)\{W=0\}=[0,\tfrac14)\cup[\tfrac12,\tfrac34),\qquad\{W=1\}=[\tfrac14,\tfrac12)\cup[\tfrac34,1)

となる。WW の値は 0, 1 の2つなので、σ(W)\sigma(W) は次の4個である。

σ(W)={∅, {W=0}, {W=1}, Ω}\sigma(W)=\{\emptyset,\ \{W=0\},\ \{W=1\},\ \Omega\}

ZZ は4つの値をとる。{Z∈B}\{Z\in B\} は、BB がどの値を含むかで決まる4区間の和集合である。よって σ(Z)\sigma(Z) は 24=162^4=16 個の元をもつ。4. 3.1-4 c∈Rc\in\mathbb{R} を固定し、Lc={x:g(x)≤c}L_c=\{x : g(x)\le c\} とおく。点 x∈Lcx\in L_c と y≤xy\le x をとると、次が成り立つ。

g(y)≤g(x)≤cなのでy∈Lc.g(y)\le g(x)\le c\quad\text{なので}\quad y\in L_c.

したがって LcL_c は「ある点が入れば、それより左の点もすべて入る」集合である。s=sup⁡Lcs=\sup L_c とおくと、LcL_c は次のいずれかになる。

∅,R,(−∞,s),(−∞,s].\emptyset,\qquad \mathbb{R},\qquad (-\infty,s),\qquad (-\infty,s].

実際、LcL_c が空でなく上に有界なら ss は実数である。ss より小さい点はすべて LcL_c に入り、大きい点は入らない。ss 自身が入るかどうかで2通りになる。

どれも Borel 集合である。よって定理 3.3 の (c) を (Ω,F)=(R,B(R))(\Omega,\mathcal F)=(\mathbb{R},\mathcal B(\mathbb{R})) に適用して、gg は Borel 可測である。5. 3.2-1 PX({c})=P(X=c)P_X(\{c\})=P(X=c) なので、条件は P(X=c)=1P(X=c)=1 である。すなわち XX がほとんど確実に定数 cc に等しいことである。このとき Borel 集合 BB について、2つの場合がある。

  • c∈Bc\in B なら、包含 {X∈B}⊃{X=c}\{X\in B\}\supset\{X=c\} が成り立つ。よって PX(B)=1P_X(B)=1 である。
  • c∉Bc\notin B なら、{X∈B}⊂{X≠c}\{X\in B\}\subset\{X\ne c\} より次が成り立つ。

PX(B)≤P(X≠c)=0P_X(B)\le P(X\ne c)=0

したがって PX=δcP_X=\delta_c である。6. 3.2-2 X=1/ωX=1/\omega は区間 (0,1)(0,1) の上で 1 より大きい値をとる。よって x≤1x\le1 なら事象 {X≤x}\{X\le x\} は空で、確率は 0 である。1 より大きい xx では、次の同値が成り立つ。

1ω≤x  ⟺  ω≥1x\frac1\omega\le x\iff\omega\ge \frac1x

よって

P(X≤x)=P(ω∈[1/x,1))=1−1xP(X\le x)=P\bigl(\omega\in[1/x,1)\bigr)=1-\frac1x

である。したがって P(X>10)=1−(1−110)=110P(X>10)=1-(1-\frac1{10})=\frac1{10} である。7. 3.2-3 36通りの組 (ω1,ω2)(\omega_1,\omega_2) のうち、差の絶対値が kk になる組の数を数える。

  • k=0k=0 では、対角の6通りである。
  • k≥1k\ge1 では、第1の目が第2の目よりちょうどその差だけ大きい組が 6−k6-k 通りある。その逆も同数あるので、計 2(6−k)2(6-k) 通りである。

したがって

PD({0})=636, PD({1})=1036, PD({2})=836, PD({3})=636, PD({4})=436, PD({5})=236P_D(\{0\})=\tfrac{6}{36},\ P_D(\{1\})=\tfrac{10}{36},\ P_D(\{2\})=\tfrac{8}{36},\ P_D(\{3\})=\tfrac{6}{36},\ P_D(\{4\})=\tfrac{4}{36},\ P_D(\{5\})=\tfrac{2}{36}

となる。合計は (6+10+8+6+4+2)/36=1(6+10+8+6+4+2)/36=1 である。8. 3.2-4 (3.8) から次が成り立つ。

Pg(X)=PX∘g−1,Pg(Y)=PY∘g−1.P_{g(X)}=P_X\circ g^{-1},\qquad P_{g(Y)}=P_Y\circ g^{-1}.

PX=PYP_X=P_Y なので右辺どうしが等しく、g(X)=dg(Y)g(X)\overset{d}{=}g(Y) である。

後半の例として、確率 1/2 ずつで ±1\pm1 をとる確率変数 XX を考える。Y=−XY=-X とおく。YY も同じ分布をもつので、X=dYX\overset{d}{=}Y である。

しかし X+X=2XX+X=2X は ±2\pm2 をとる。一方 X+YX+Y は常に 0 なので、2つの分布は異なる。和の分布は各成分の分布だけでは決まらず、同時分布(第4章)が必要になる。9. 3.3-1 - (a) は分布関数である。導関数は次のとおり正なので、FF は増加する。

F′(x)=e−x(1+e−x)2>0F'(x)=\frac{\mathrm{e}^{-x}}{(1+\mathrm{e}^{-x})^2}>0

連続なので右連続であり、x→−∞x\to-\infty で 0、x→∞x\to\infty で 1 に近づく。

  • (b) は分布関数でない。F(0)=12F(0)=\frac12 だが lim⁡h↓0F(h)=1\lim_{h\downarrow0}F(h)=1 なので、原点で右連続でない。
  • (c) は分布関数でない。x<0x<0 で F(x)<0F(x)<0 となり、値が区間 0〜1 に入らない。x→−∞x\to-\infty では −∞-\infty に発散するので、性質 (iii) が成り立たない。
  1. 3.3-2 表 (3.12) と (3.11) を使って順に計算する。

P(X=0)=F(0)−F(0−)=13−0=13,P(X=1)=F(1)−F(1−)=(1−12)−13=16,P(0<X<1)=F(1−)−F(0)=13−13=0,P(1≤X≤2)=F(2)−F(1−)=(1−12e−1)−13=23−12e≈0.4827,P(X>2)=1−F(2)=12e≈0.1839.\begin{aligned}P(X=0)&=F(0)-F(0-)=\tfrac13-0=\tfrac13,\\ P(X=1)&=F(1)-F(1-)=\bigl(1-\tfrac12\bigr)-\tfrac13=\tfrac16,\\ P(0<X<1)&=F(1-)-F(0)=\tfrac13-\tfrac13=0,\\ P(1\le X\le2)&=F(2)-F(1-)=\bigl(1-\tfrac12\mathrm{e}^{-1}\bigr)-\tfrac13=\tfrac23-\tfrac{1}{2\mathrm{e}}\approx0.4827,\\ P(X>2)&=1-F(2)=\tfrac{1}{2\mathrm{e}}\approx0.1839.\end{aligned}

検算として、互いに素な4つの事象の確率を足す。

P(X=0)+P(0<X<1)+P(1≤X≤2)+P(X>2)=13+0+23−12e+12e=1P(X=0)+P(0<X<1)+P(1\le X\le2)+P(X>2)=\tfrac13+0+\tfrac23-\tfrac1{2\mathrm{e}}+\tfrac1{2\mathrm{e}}=1 11. 3.3-3 次のように変形できる。

FY(y)=P(−X≤y)=P(X≥−y)=1−P(X<−y)=1−F((−y)−)F_Y(y)=P(-X\le y)=P(X\ge-y)=1-P(X<-y)=1-F((-y)-)

事象 X≥−yX\ge -y が端点 −y-y を含むので、左極限が現れる。3.3-2 の分布では、次の2通りの計算が一致する。

P(Y≤−1)=1−F(1−)=1−13=23,P(Y≤−1)=P(X≥1)=P(X=1)+P(X>1)=16+12=23(直接計算).\begin{aligned}P(Y\le-1)&=1-F(1-)=1-\tfrac13=\tfrac23,\\ P(Y\le-1)&=P(X\ge1)=P(X=1)+P(X>1)=\tfrac16+\tfrac12=\tfrac23 &&\text{(直接計算)}.\end{aligned} 12. 3.3-4 実数 xx を任意にとる。DD は稠密なので、右から収束する点列 dn↓xd_n\downarrow x をこの集合の中にとれる。各 nn で FX(dn)=FY(dn)F_X(d_n)=F_Y(d_n) であり、分布関数の右連続性から

FX(x)=lim⁡n→∞FX(dn)=lim⁡n→∞FY(dn)=FY(x)F_X(x)=\lim_{n\to\infty}F_X(d_n)=\lim_{n\to\infty}F_Y(d_n)=F_Y(x)

となる。よって FX=FYF_X=F_Y が実数全体で成り立つ。定理 3.12(a) から PX=PYP_X=P_Y、すなわち X=dYX\overset{d}{=}Y である。13. 3.4-1 - (a) 離散(αd=1\alpha_{\mathrm d}=1)。NN は非負整数に値をとり、非負整数全体は可算集合だからである。

  • (b) 離散と絶対連続の混合。V=min⁡(U,12)V=\min(U,\frac12) の値は、UU の範囲で次のように決まる。

V={12(U≥12, 確率 12)U(U<12)V=\begin{cases}\frac12 & (U\ge\frac12,\ \text{確率 }\frac12)\\ U & (U<\frac12)\end{cases}

したがって P(V=12)=12P(V=\frac12)=\frac12 の原子をもち、残りは [0,12)[0,\frac12) 上の密度 1 で分布する。係数は次のとおりである。

αd=12,αac=12,αsc=0.\alpha_{\mathrm d}=\frac12,\qquad \alpha_{\mathrm{ac}}=\frac12,\qquad \alpha_{\mathrm{sc}}=0.

  • (c) 絶対連続(αac=1\alpha_{\mathrm{ac}}=1)。0≤x≤10\le x\le1 で次が成り立つ。

P(U2≤x)=P(U≤x)=x=∫0xdt2tP(U^2\le x)=P(U\le\sqrt x)=\sqrt x=\int_0^x\frac{\mathrm{d} t}{2\sqrt t}

つまり密度 12t\frac{1}{2\sqrt t}(0<t<10<t<1)の積分に等しい。14. 3.4-2 到着時刻 TT は、周期 [0,100)[0,100) 上の一様分布に従うとする。区間 [0,60)[0,60) を赤、[60,100)[60,100) を青とする。

  • 青に着けば W=0W=0 で、その確率は 40100=0.4\frac{40}{100}=0.4 である。
  • 赤の時刻 TT に着けば W=60−TW=60-T である。到着時刻が [0,60)[0,60) を一様に動くとき、待ち時間は (0,60](0,60] を動く。

0<w≤600<w\le60 では

P(0<W≤w)=P(60−w≤T<60)=w100P(0<W\le w)=P(60-w\le T<60)=\frac{w}{100}

である。したがって分布関数は

FW(w)={0(w<0)0.4+w100(0≤w<60)1(w≥60)F_W(w)=\begin{cases}0&(w<0)\\ 0.4+\dfrac{w}{100}&(0\le w<60)\\ 1&(w\ge60)\end{cases}

となる。w=60w=60 で 0.4+0.6=10.4+0.6=1 となり、跳びは原点の1点だけである。係数は次のとおりである。

αd=0.4 (原子 0),αac=0.6 (Fac は U(0,60)),αsc=0.\alpha_{\mathrm d}=0.4\ (\text{原子 }0),\qquad \alpha_{\mathrm{ac}}=0.6\ (F_{\mathrm{ac}}\text{ は }\mathrm U(0,60)),\qquad \alpha_{\mathrm{sc}}=0.

最後に P(W>30)=1−FW(30)=1−0.7=0.3P(W>30)=1-F_W(30)=1-0.7=0.3 である。15. 3.4-3 19=(0.01)3=(0.00222⋯ )3\frac19=(0.01)_3=(0.00222\cdots)_3 と書き直すと、桁は 0, 2 だけである。よって (3.18) が使える。

FC(19)=(0.00111⋯ )2=14F_{\mathrm C}(\tfrac19)=(0.00111\cdots)_2=\tfrac14

次に 29=(0.02)3\frac29=(0.02)_3 なので、FC(29)=(0.01)2=14F_{\mathrm C}(\frac29)=(0.01)_2=\frac14 である。区間 (19,29)(\frac19,\frac29) は第2段で取り除いた区間なので、2つの値は等しい。

110\frac1{10} の3進展開は、3倍して整数部を取り出す操作で求める。

110×3=310(整数部 0)310×3=910(整数部 0)910×3=2+710(整数部 2)710×3=2+110(整数部 2)\begin{aligned}\tfrac1{10}\times3&=\tfrac3{10} &&\text{(整数部 0)}\\ \tfrac3{10}\times3&=\tfrac9{10} &&\text{(整数部 0)}\\ \tfrac9{10}\times3&=2+\tfrac7{10} &&\text{(整数部 2)}\\ \tfrac7{10}\times3&=2+\tfrac1{10} &&\text{(整数部 2)}\end{aligned}

以後繰り返す。よって 110=(0.0022‾)3\frac1{10}=(0.\overline{0022})_3 で、桁は 0, 2 だけである。対応する2進数は

FC(110)=(0.0011‾)2=316⋅11−1/16=315=15F_{\mathrm C}(\tfrac1{10})=(0.\overline{0011})_2=\frac{3}{16}\cdot\frac{1}{1-1/16}=\frac{3}{15}=\frac15

である。したがって答えは次のとおりである。

P(X≤19)=P(X≤29)=14,P(X≤110)=15.P(X\le\tfrac19)=P(X\le\tfrac29)=\tfrac14,\qquad P(X\le\tfrac1{10})=\tfrac15. 16. 3.4-4 x<yx<y とすると

∣F(y)−F(x)∣=∫xyf(t) dt≤∫xyM dt=M(y−x)\left\vert F(y)-F(x)\right\vert =\int_x^y f(t)\,\mathrm{d} t\le\int_x^y M\,\mathrm{d} t=M(y-x)

となる。x>yx>y でも同じである。したがって FF は(Lipschitz)連続である。(3.11) から P(X=x)=F(x)−F(x−)=0P(X=x)=F(x)-F(x-)=0 となり、原子はない。

(ff が有界でない場合も結論は正しいが、その証明には第5章の Lebesgue 積分の性質を使う。)17. 3.5-1 分布関数は次のとおりである。

F(x)={0(x<0)1−p(0≤x<1)1(x≥1)F(x)=\begin{cases}0 & (x<0)\\ 1-p & (0\le x<1)\\ 1 & (x\ge1)\end{cases}

F(x)≥uF(x)\ge u となる最小の点は、uu の大きさで決まる。u≤1−pu\le1-p なら 0、u>1−pu>1-p なら 1 である。したがって

F−1(u)={0(0<u≤1−p)1(1−p<u<1),F−1(U)=1{U>1−p}F^{-1}(u)=\begin{cases}0&(0<u\le1-p)\\ 1&(1-p<u<1)\end{cases},\qquad F^{-1}(U)=\mathbf 1_{\{U>1-p\}}

であり、P(F−1(U)=1)=P(U>1−p)=pP(F^{-1}(U)=1)=P(U>1-p)=p となって確かに Bernoulli 分布に従う。18. 3.5-2 FF は連続で狭義増加なので、u=12+1πarctan⁡xu=\frac12+\frac1\pi\arctan x を解けばよい。

F−1(u)=tan⁡(π(u−12))F^{-1}(u)=\tan\bigl(\pi(u-\tfrac12)\bigr)

値は F−1(0.75)=tan⁡(π/4)=1F^{-1}(0.75)=\tan(\pi/4)=1、F−1(0.975)=tan⁡(0.475π)≈12.706F^{-1}(0.975)=\tan(0.475\pi)\approx12.706 である。正規分布では上側2.5%点が約1.96であるのに比べてはるかに大きく、Cauchy 分布の裾が重いことが分かる。19. 3.5-3 FF の形は次のとおりである。

  • 区間 [0,1)[0,1) で、0 から 14\frac14 へ傾き 1/4 で増える。
  • 区間 [1,2)[1,2) で、1/2 から 34\frac34 へ傾き 1/4 で増える。
  • 点 1 と点 2 で、14\frac14 ずつ跳ぶ。

F(x)≥uF(x)\ge u となる最小の xx を区間ごとに求めると

F−1(u)={4u(0<u≤14)1(14<u≤12)1+4(u−12)(12<u≤34)2(34<u<1)F^{-1}(u)=\begin{cases}4u & (0<u\le\frac14)\\ 1 & (\frac14<u\le\frac12)\\ 1+4(u-\frac12) & (\frac12<u\le\frac34)\\ 2 & (\frac34<u<1)\end{cases}

となる。第1行は x/4=ux/4=u を解いたもの、第3行は 12+x−14=u\frac12+\frac{x-1}{4}=u を解いたものである。

境目の u=14u=\frac14 を確かめる。x<1x<1 のすべての点で F(x)=x/4<14F(x)=x/4<\frac14 である。一方 F(1)=12≥14F(1)=\frac12\ge\frac14 なので、F−1(14)=1F^{-1}(\frac14)=1 となる。

第1行の式も 4⋅14=14\cdot\frac14=1 を与えるので、どちらの行に含めても値は同じである。境目 u=34u=\frac34 も同様に F−1(34)=2F^{-1}(\frac34)=2 である。

F−1(u)=1F^{-1}(u)=1 となるのは 14≤u≤12\frac14\le u\le\frac12 のときである。この区間の長さは 14\frac14 なので、P(F−1(U)=1)=14P(F^{-1}(U)=1)=\frac14 である。これは例題 3.4 の P(X=1)P(X=1) と一致する。20. 3.5-4 u∈(0,1)u\in(0,1) を固定し、L={x:F(x)≤u}L=\{x : F(x)\le u\} とおく。FF は非減少なので、LL は 3.1-4 の解答と同じく左に閉じた形の集合である。つまり次のいずれかである。

∅,(−∞,s),(−∞,s].\emptyset,\qquad (-\infty,s),\qquad (-\infty,s].

F(x)→1>uF(x)\to1>u なので、L=RL=\mathbb{R} にはならない。また {F(X)≤u}={X∈L}\{F(X)\le u\}=\{X\in L\} である。場合ごとに確率を抑える。

  • L=∅L=\emptyset なら、確率は 0≤u0\le u である。
  • L=(−∞,s]L=(-\infty,s] なら、右端が入るので P(X∈L)=F(s)≤uP(X\in L)=F(s)\le u である。
  • L=(−∞,s)L=(-\infty,s) なら、右端より左のすべての点で F(x)≤uF(x)\le u である。よって次が成り立つ。

P(X∈L)=P(X<s)=F(s−)=lim⁡x↑sF(x)≤uP(X\in L)=P(X<s)=F(s-)=\lim_{x\uparrow s}F(x)\le u

いずれの場合も P(F(X)≤u)≤uP(F(X)\le u)\le u が成り立つ。FF が連続なら、定理 3.21 により等号になる。

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