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確認テストの解答

2026年10月15日11分で読めますAI生成教科書『基礎理論』第2章 Lorentz 変換
目次
  1. 2.1 の解答
  2. 2.2 の解答
  3. 2.3 の解答
  4. 2.4 の解答
  5. 木下の層

AI 生成・木下が未勉強

相対論入門 第2章 §2.6

2.1 の解答

2.1-1  変換の式は次のとおりである。

t′=γ(t−vxc2),x′=γ(x−vt)t'=\gamma\Bigl(t-\frac{vx}{c^2}\Bigr),\qquad x'=\gamma(x-vt)

c→∞c\to\infty とする。このとき β=v/c→0\beta=v/c\to0、γ→1\gamma\to1 となる。t′t' の式では vx/c2vx/c^2 の項が 0 になる。結果は t′=tt'=t、x′=x−vtx'=x-vt で、Galilei 変換に戻る。

2.1-2  β=0.8\beta=0.8 なので γ=1/1−0.64=1/0.6=5/3\gamma=1/\sqrt{1-0.64}=1/0.6=5/3 である。

ct′=53 (10−0.8×6) m=53×5.2 m=8.67 m,x′=53 (6−0.8×10) m=53×(−2) m=−3.33 m.ct'=\frac53\,(10-0.8\times6)\ \mathrm m=\frac53\times5.2\ \mathrm m=8.67\ \mathrm m,\qquad x'=\frac53\,(6-0.8\times10)\ \mathrm m=\frac53\times(-2)\ \mathrm m=-3.33\ \mathrm m .

(ct)2−x2(ct)^2-x^2 を2つの系で比べると、次のように一致する。

K: (ct)2−x2=100−36=64 m2,K′: (ct′)2−x′2=(26/3)2−(10/3)2=(676−100)/9=64 m2\begin{aligned}K&:\ (ct)^2-x^2=100-36=64\ \mathrm{m^2},\\ K'&:\ (ct')^2-x'^2=(26/3)^2-(10/3)^2=(676-100)/9=64\ \mathrm{m^2}\end{aligned}

2.1-3  c Δt′=γ(c Δt−β Δx)=0c\,\Delta t'=\gamma(c\,\Delta t-\beta\,\Delta x)=0 から β=c Δt/Δx=3/5=0.6\beta=c\,\Delta t/\Delta x=3/5=0.6 である。γ=1.25\gamma=1.25 で、その系での距離は

Δx′=γ (Δx−β c Δt)=1.25 (5−0.6×3) km=1.25×3.2 km=4 km\Delta x'=\gamma\,(\Delta x-\beta\,c\,\Delta t)=1.25\,(5-0.6\times3)\ \mathrm{km}=1.25\times3.2\ \mathrm{km}=4\ \mathrm{km}

である。不変量からも確かめられる。Δt′=0\Delta t'=0 なので、次が成り立つ。

−(Δx′)2=(cΔt)2−(Δx)2=9−25=−16 km2-(\Delta x')^2=(c\Delta t)^2-(\Delta x)^2=9-25=-16\ \mathrm{km^2}

したがって Δx′=4 km\Delta x'=4\ \mathrm{km} である。

2.1-4  連立方程式

ct′=γ ct−γβ x,x′=−γβ ct+γ xct'=\gamma\,ct-\gamma\beta\,x,\qquad x'=-\gamma\beta\,ct+\gamma\,x

の係数行列は L(β)L(\beta) で、その行列式は γ⋅γ−(−γβ)(−γβ)=γ2(1−β2)=1\gamma\cdot\gamma-(-\gamma\beta)(-\gamma\beta)=\gamma^2(1-\beta^2)=1 である。2×22\times2 行列の逆行列の公式 (abcd)−1=1ad−bc(d−b−ca)\left(\begin{smallmatrix}a&b\\c&d\end{smallmatrix}\right)^{-1}=\frac{1}{ad-bc}\left(\begin{smallmatrix}d&-b\\-c&a\end{smallmatrix}\right) を使うと

L(β)−1=11(γγβγβγ)L(\beta)^{-1}=\frac{1}{1}\begin{pmatrix}\gamma & \gamma\beta\\ \gamma\beta & \gamma\end{pmatrix}

となり、ct=γ ct′+γβ x′=γ(ct′+βx′)ct=\gamma\,ct'+\gamma\beta\,x'=\gamma(ct'+\beta x')、x=γβ ct′+γ x′=γ(x′+β ct′)x=\gamma\beta\,ct'+\gamma\,x'=\gamma(x'+\beta\,ct') を得る。これは (2.13) と同じである。

2.2 の解答

2.2-1  腕時計の時間が固有時である。2つの事象(駅を通過する瞬間)は、列車の系では腕時計と同じ場所で起きるので、1個の時計で測れる。地上では2つの事象は別の場所で起き、駅の2つの時計を使う。(2.16) により地上の時計で測った時間の方が γ\gamma 倍長い。

2.2-2  γ=1/1−0.992=1/0.0199=7.09\gamma=1/\sqrt{1-0.99^2}=1/\sqrt{0.0199}=7.09 である。平均の距離は

γβcτ0=7.09×0.990×2.998×108 m/s×26.0×10−9 s=54.7 m\gamma\beta c\tau_0=7.09\times0.990\times2.998\times10^8\ \mathrm{m/s}\times26.0\times10^{-9}\ \mathrm s=54.7\ \mathrm m

である。時間の遅れが無ければ βcτ0=7.72 m\beta c\tau_0=7.72\ \mathrm m で、その 7.097.09 倍になる。

2.2-3  K′K' での棒の成分は次のとおりである。

Lx′=1.00cos⁡60∘=0.500 m,Ly′=1.00sin⁡60∘=0.866 mL'_x=1.00\cos60^\circ=0.500\ \mathrm m,\qquad L'_y=1.00\sin60^\circ=0.866\ \mathrm m

γ=5/3\gamma=5/3 で、縮むのは xx 成分だけである。

Lx=0.500γ=0.300 m,Ly=0.866 mL_x=\frac{0.500}{\gamma}=0.300\ \mathrm m,\qquad L_y=0.866\ \mathrm m

長さは

L=0.3002+0.8662 m=0.090+0.750 m=0.917 m,L=\sqrt{0.300^2+0.866^2}\ \mathrm m=\sqrt{0.090+0.750}\ \mathrm m=0.917\ \mathrm m ,

xx 軸となす角は arctan⁡(0.866/0.300)=70.9∘\arctan(0.866/0.300)=70.9^\circ である。棒は短くなり、運動に垂直な向きへ起き上がって見える。

2.2-4  2つの事象の KK での座標 (t,x)(t,x) は、次のとおりである。

(0,0),(T,0)(0,0),\qquad (T,0)

(2.12) から、K′K' での時刻は次のようになる。

t1′=0,t2′=γ(T−v⋅0/c2)=γTt'_1=0,\qquad t'_2=\gamma(T-v\cdot0/c^2)=\gamma T

差は γT\gamma T である。KK の時計はその原点に固定されているので、TT は固有時である。K′K' の時計の列は、それより長い γT\gamma T を測る。K′K' から見ても動く時計(KK の時計)が遅れている。

K′K' の原点にある時計を考える。この時計が、K′K' で2つ目の事象と同時刻 t′=γTt'=\gamma T を指す事象に注目する。その事象の KK での座標は、(2.13) から次のようになる。

t=γ(γT+0)=γ2T,x=γv⋅γTt=\gamma(\gamma T+0)=\gamma^2T,\qquad x=\gamma v\cdot\gamma T

KK で見ると、この事象は2つ目の事象と同時刻でない。γ2T−T=γ2β2T\gamma^2T-T=\gamma^2\beta^2T だけ後にある。

K′K' の原点の時計を KK の立場で見る。時刻 γ2T\gamma^2T に、この時計は γT\gamma T を指している。すなわちこちらの立場では、K′K' の時計が 1/γ1/\gamma 倍に遅れている。「どちらの時計が遅れるか」は、どの事象どうしを「同時」として比べるかで決まり、その同時刻が系によって違うので、2つの主張は矛盾しない。

2.3 の解答

2.3-1  (2.21) から u=(0.9+0.9)c/(1+0.81)=1.8c/1.81=0.9945cu=(0.9+0.9)c/(1+0.81)=1.8c/1.81=0.9945c である。

2.3-2  水の静止系を K′K' とする。K′K' での光の速度は u′=c/nu'=c/n である。K′K' は実験室に対して速さ vv で動く。(2.21) から

u=c/n+v1+v/(nc).u=\frac{c/n+v}{1+v/(nc)}.

v/cv/c の1次まで展開すると、(1+v/(nc))−1≃1−v/(nc)(1+v/(nc))^{-1}\simeq1-v/(nc) なので

u≃(cn+v)(1−vnc)=cn+v−vn2−v2nc≃cn+v(1−1n2)u\simeq\left(\frac cn+v\right)\left(1-\frac{v}{nc}\right)=\frac cn+v-\frac{v}{n^2}-\frac{v^2}{nc}\simeq\frac cn+v\left(1-\frac1{n^2}\right)

である(最後に v2v^2 の項を落とした)。n=1.333n=1.333 では 1−1/n2=1−0.5628=0.4371-1/n^2=1-0.5628=0.437 である。流れの速さのうち約44% だけが光に上乗せされる。この係数は Fresnel の随伴係数と呼ばれ、1851年に H. Fizeau が流水中の光の実験で観測した。

2.3-3  uy=uz=0u_y=u_z=0 では、u=∣ux∣u=\left\vert u_x\right\vert である。同様に u′=∣ux′∣u'=\left\vert u'_x\right\vert である。D=1−vux/c2D=1-vu_x/c^2 として

c2D2−(ux−v)2=c2−2vux+v2ux2c2−ux2+2vux−v2=c2−ux2−v2+ux2v2c2=c2(1−ux2c2)(1−v2c2).c^2D^2-(u_x-v)^2=c^2-2vu_x+\frac{v^2u_x^2}{c^2}-u_x^2+2vu_x-v^2=c^2-u_x^2-v^2+\frac{u_x^2v^2}{c^2}=c^2\Bigl(1-\frac{u_x^2}{c^2}\Bigr)\Bigl(1-\frac{v^2}{c^2}\Bigr).

左辺は c2D2(1−ux′2/c2)c^2D^2(1-u'^2_x/c^2) である。c2D2c^2D^2 で割れば

1−u′2c2=(1−u2/c2)(1−v2/c2)D21-\frac{u'^2}{c^2}=\frac{(1-u^2/c^2)(1-v^2/c^2)}{D^2}

である。

2.3-4  K′K' で光源から見て前半分(α′≤90∘\alpha'\le 90^\circ の向き)に出た光が、全体の半分である。光の進む向きが運動方向の軸となす角を考える。この角を K′K' では ψ′\psi' と書く。KK では ψ\psi と書く。

進む向きは u/c\bm{u}/c で表される。(2.19) の逆変換

ux=ux′+v1+vux′/c2u_x=\frac{u'_x+v}{1+vu'_x/c^2}

に ux′=ccos⁡ψ′u'_x=c\cos\psi' を入れると、次を得る。

cos⁡ψ=cos⁡ψ′+β1+βcos⁡ψ′\cos\psi=\frac{\cos\psi'+\beta}{1+\beta\cos\psi'}

ψ′=90∘\psi'=90^\circ では cos⁡ψ=β\cos\psi=\beta である。したがって sin⁡ψ=1−β2=1/γ\sin\psi=\sqrt{1-\beta^2}=1/\gamma となる。β=0.99\beta=0.99 では γ=7.09\gamma=7.09 で

ψ=arcsin⁡17.09=arcsin⁡0.141=8.11∘\psi=\arcsin\frac{1}{7.09}=\arcsin0.141=8.11^\circ

である。光の半分が半頂角約 8∘8^\circ の円錐に集まる。

2.4 の解答

2.4-1  (2.27) から θ=12ln⁡1.50.5=12ln⁡3=0.5493\theta=\frac12\ln\frac{1.5}{0.5}=\frac12\ln3=0.5493 である。cosh⁡θ=(eθ+e−θ)/2=(3+1/3)/2=2/3=1.1547\cosh\theta=(\mathrm{e}^{\theta}+\mathrm{e}^{-\theta})/2=(\sqrt3+1/\sqrt3)/2=2/\sqrt3=1.1547 で、γ=1/1−0.25=2/3\gamma=1/\sqrt{1-0.25}=2/\sqrt3 と一致する。

2.4-2  tanh⁡θ=(eθ−e−θ)/(eθ+e−θ)=(e2θ−1)/(e2θ+1)=β\tanh\theta=(\mathrm{e}^{\theta}-\mathrm{e}^{-\theta})/(\mathrm{e}^{\theta}+\mathrm{e}^{-\theta})=(\mathrm{e}^{2\theta}-1)/(\mathrm{e}^{2\theta}+1)=\beta を e2θ\mathrm{e}^{2\theta} について解く。e2θ−1=β e2θ+β\mathrm{e}^{2\theta}-1=\beta\,\mathrm{e}^{2\theta}+\beta から

e2θ=1+β1−β,θ=12ln⁡1+β1−β\mathrm{e}^{2\theta}=\frac{1+\beta}{1-\beta},\qquad \theta=\frac12\ln\frac{1+\beta}{1-\beta}

である。平方根をとれば eθ=(1+β)/(1−β)\mathrm{e}^{\theta}=\sqrt{(1+\beta)/(1-\beta)}(eθ>0\mathrm{e}^\theta>0 なので正の根)。

2.4-3  θ1=12ln⁡1.60.4=12ln⁡4=ln⁡2=0.6931\theta_1=\frac12\ln\frac{1.6}{0.4}=\frac12\ln4=\ln2=0.6931、θ2=12ln⁡1.80.2=12ln⁡9=ln⁡3=1.0986\theta_2=\frac12\ln\frac{1.8}{0.2}=\frac12\ln9=\ln3=1.0986 である。和は ln⁡6\ln6 で、β=tanh⁡(ln⁡6)=(36−1)/(36+1)=35/37=0.9459\beta=\tanh(\ln6)=(36-1)/(36+1)=35/37=0.9459 である。合成則では (0.6+0.8)/(1+0.48)=1.4/1.48=0.9459(0.6+0.8)/(1+0.48)=1.4/1.48=0.9459 で一致する。

2.4-4  γ1=γ2=1.25\gamma_1=\gamma_2=1.25、γ1β1=γ2β2=0.75\gamma_1\beta_1=\gamma_2\beta_2=0.75 なので、(2.30) は

ByBx=(1.5625−0.9375−0.75−0.751.250−0.93750.56251.25)B_yB_x=\begin{pmatrix}1.5625 & -0.9375 & -0.75\\ -0.75 & 1.25 & 0\\ -0.9375 & 0.5625 & 1.25\end{pmatrix}

である。次の2組の成分が異なるので、対称でない。

  • 第1行第2列は −0.9375-0.9375、第2行第1列は −0.75-0.75 である。
  • 第2行第3列は0、第3行第2列は0.5625である。

KK の原点に静止した物体の世界線は (ct,x,y)=(ct,0,0)(ct,x,y)=(ct,0,0) である。変換後は、行列の第1列に ctct を掛けた次の形になる。

(1.5625, −0.75, −0.9375) ct(1.5625,\,-0.75,\,-0.9375)\,ct

速度は ux′=c×(−0.75)/1.5625=−0.48cu'_x=c\times(-0.75)/1.5625=-0.48c、uy′=c×(−0.9375)/1.5625=−0.60cu'_y=c\times(-0.9375)/1.5625=-0.60c である。速さは 0.482+0.602 c=0.768c\sqrt{0.48^2+0.60^2}\,c=0.768c である。これは γ=1.5625\gamma=1.5625 から求めた 1−1/1.56252=0.768\sqrt{1-1/1.5625^2}=0.768 と整合する。(2.31) から回転の角は cos⁡ω=2.5/2.5625=0.9756\cos\omega=2.5/2.5625=0.9756、ω=12.7∘\omega=12.7^\circ である。

木下の勉強ステータス

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