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この章のまとめと試験での出方

2026年10月15日3分で読めますAI生成教科書『資格試験』第4章 多次元確率変数の分布

AI 生成・木下が未勉強

数理統計 第4章 §4.5

本章では、複数の確率変数をまとめて扱うための4つの操作を作った。

  1. 周辺化:同時密度を不要な変数について積分する (4.3)。台が長方形でないときは、積分範囲が残りの変数に依存する。
  2. 条件付け:同時密度を周辺密度で割る (4.7)。条件付き期待値について、全期待値の法則 (4.8) と全分散の公式 (4.9) が成り立つ。E[Y∣X]E[Y\mid X] は2乗誤差を最小にする予測 (4.10) になる。独立性は、台が直積で密度が因数分解できるかで判定する(定理 4.10)。
  3. 変数変換:逆写像のヤコビアンの絶対値を掛ける (4.12)。補助変数を選んで後から積分すれば、和(たたみ込み)・差・比の分布が出る。
  4. 多変量正規分布:線形変換で閉じていること、成分が無相関なら独立であることを示した。条件付き分布は (4.21) の正規分布になる。

1級の統計数理では、本章の結果がそのまま答えになる問題は少なく、大問の途中の段として使われる。典型的な小問の連鎖を挙げる。

  • 同時密度を与えられる → 正規化定数を決める → 周辺密度を求める(台に注意) → 条件付き密度と条件付き期待値 → 全分散の公式で分散を確かめる。
  • 独立な2変数(ガンマ、正規、指数)から和と比を作る → 逆写像とヤコビアン → 台の書き直し → 因数分解で独立性を示す → 各周辺分布を名前の付いた分布として読む。第5章の tt・FF 分布の導出、2025年 統計数理 問3 の題材(標本相関係数の密度)はこの型である。
  • 積率母関数の積 (4.11) またはたたみ込み (4.13) で独立な和の分布を求める → 再生性を示す → 平均と分散。2025年 統計数理 問5 の題材(ポアソン分布の再生性)はこの型である。
  • 階層モデル(NN を引き、その値に応じて XX を引く)→ 周辺分布を和や積分で出す → 全期待値・全分散 → 2つの部分の独立性。
  • 2変量正規分布 → 条件付き分布 (4.22) → 条件付き確率 → 線形結合の分布 → 独立になる線形結合(回帰の傾き)。

答案で点を落としやすい所は、周辺化と変数変換での台の書き直し、比の分布でのヤコビアンの絶対値、多変量正規分布であることを確かめずに「無相関なら独立」を使うこと、の3つである。

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