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直交規格化と完全性をもう少し詳しく

2026年10月15日13分で読めますAI生成教科書『基礎理論』第1部 第1章 状態・観測量・測定
目次
  1. 3次元ベクトルの類推。
  2. 離散基底への翻訳。
  3. 連続基底(位置基底)への拡張。
  4. 波動関数と内積の積分形が出てくる。
  5. は成分の番号である。
  6. 演算子は行列、固有関数は固有ベクトル。
  7. 1点の値と、関数全体がもつ情報。
  8. 関数が直交するとは。
  9. 木下の層

AI 生成・木下が未勉強

量子力学入門 第1部 第1章 §1.1.2 ★ 完全性関係の使い所

上で何気なく使った直交規格化と完全性は、量子力学全体で最も多用する道具なので、ふつうの3次元ベクトルとの類推で意味を固めておく。

3次元ベクトルの類推。

直交する単位ベクトル e^1,e^2,e^3\hat{\bm{e}}_1,\hat{\bm{e}}_2,\hat{\bm{e}}_3 は二つの性質をもつ:

e^i⋅e^j=δij⏟直交規格性,∑ie^ie^iT=I⏟完全性.\underbrace{\hat{\bm{e}}_i\cdot\hat{\bm{e}}_j=\delta_{ij}}_{\text{直交規格性}},\qquad \underbrace{\sum_i\hat{\bm{e}}_i\hat{\bm{e}}_i^{\mathsf T}=I}_{\text{完全性}}.

役割は異なる。直交規格性は「成分をきれいに取り出すための性質」——v=∑i(e^i⋅v)e^i\bm{v}=\sum_i(\hat{\bm{e}}_i\cdot\bm{v})\hat{\bm{e}}_i のように e^i⋅v\hat{\bm{e}}_i\cdot\bm{v} がそのまま ii 成分になる。完全性は「基底で空間全体を覆えている(取りこぼしがない)保証」である。もし e^1,e^2\hat{\bm{e}}_1,\hat{\bm{e}}_2 しか使わなければ ∑\sum は xyxy 平面への射影であって単位行列ではなく、zz 成分を取りこぼす。完全性とは「射影が空間全体に及んで II になる」主張にほかならない。

離散基底への翻訳。

内積を ⋅→⟨ ∣ ⟩\cdot\to\langle \ | \ \rangle に置き換えるだけで、エネルギー固有状態のような離散基底 {∣n⟩}\{| n \rangle \} にそのまま移る:

⟨m∣n⟩=δmn⏟直交規格性,∑n∣n⟩⟨n∣=1^⏟完全性.\underbrace{\langle m | n \rangle =\delta_{mn}}_{\text{直交規格性}},\qquad \underbrace{\sum_n| n \rangle \langle n |=\hat 1}_{\text{完全性}}.

完全性の式は恒等演算子の分解(resolution of identity)と呼ばれ、「どんな式の途中にも 1^\hat 1 を挿し込める」という形で使う:

∣ψ⟩=1^∣ψ⟩=∑n∣n⟩⟨n∣ψ⟩=∑ncn∣n⟩,cn=⟨n∣ψ⟩.| \psi \rangle =\hat 1| \psi \rangle =\sum_n| n \rangle \langle n | \psi \rangle =\sum_n c_n| n \rangle ,\qquad c_n=\langle n | \psi \rangle .

直交規格性のおかげで成分 cn=⟨n∣ψ⟩c_n=\langle n | \psi \rangle が一発で取り出せている(3次元の e^i⋅v\hat{\bm{e}}_i\cdot\bm{v} と同型)。

連続基底(位置基底)への拡張。

位置 ∣x⟩| x \rangle は「ラベル xx が連続」という点だけが違う。和は積分に、Kronecker デルタは Dirac デルタに置き換わる:∑n→∫dx, δmn→δ(x−x′)\sum_n\to\int\mathrm{d} x,\ \delta_{mn}\to\delta(x-x')。なぜ ⟨x∣x′⟩=δ(x−x′)\langle x | x' \rangle =\delta(x-x') であって ⟨x∣x⟩=1\langle x | x \rangle =1 でないのか——空間を幅 Δx\Delta x のマス目に区切り Δx→0\Delta x\to0 とすると、1点に押し込められた状態を規格化するには ⟨x∣x⟩∼1/Δx→∞\langle x | x \rangle \sim 1/\Delta x\to\infty と発散させねばならない。この「無限に尖ったスパイク」がまさに δ\delta 関数である。位置の固有状態は完全に1点に局在した非物理的な状態なので、ふつうの意味では規格化できず、δ\delta 関数で「規格化」するのが精一杯なのだ。δ\delta 関数は離散の δmn\delta_{mn} がもっていた成分抽出の働きを引き継ぐ:∫dx′ δ(x−x′)f(x′)=f(x)\int\mathrm{d} x'\,\delta(x-x')f(x')=f(x)。

波動関数と内積の積分形が出てくる。

完全性 ∫dx ∣x⟩⟨x∣=1^\int\mathrm{d} x\,| x \rangle \langle x |=\hat 1 を使えば、抽象ケットが位置基底成分 ψ(x)=⟨x∣ψ⟩\psi(x)=\langle x | \psi \rangle を係数とする重ね合わせとして書け、内積の真ん中に 1^\hat 1 を挿し込むだけで積分形が出る:

∣ψ⟩=∫dx ψ(x)∣x⟩,⟨ϕ∣ψ⟩=⟨ϕ∣1^∣ψ⟩=∫dx ϕ∗(x)ψ(x).| \psi \rangle =\int\mathrm{d} x\,\psi(x)| x \rangle ,\qquad \langle \phi | \psi \rangle =\langle \phi |\hat 1| \psi \rangle =\int\mathrm{d} x\,\phi^*(x)\psi(x).

整合性も確認できる:⟨x∣ψ⟩=⟨x∣ ⁣∫dx′∣x′⟩⟨x′∣ψ⟩=∫dx′ δ(x−x′)ψ(x′)=ψ(x)\langle x | \psi \rangle =\langle x |\!\int\mathrm{d} x'| x' \rangle \langle x' | \psi \rangle =\int\mathrm{d} x'\,\delta(x-x')\psi(x')=\psi(x)。

二語の役割分担 ★

直交規格化=成分をきれいに取り出すための性質(cn=⟨n∣ψ⟩c_n=\langle n | \psi \rangle)。  完全性=基底で空間全体を覆えている保証、すなわち恒等演算子の分解 ∑n∣n⟩⟨n∣=1^\sum_n| n \rangle \langle n |=\hat 1(連続なら ∫dx ∣x⟩⟨x∣=1^\int\mathrm{d} x\,| x \rangle \langle x |=\hat 1)。後者は「計算の途中に 1^\hat 1 をいつでも挿入できる」という、実用上いちばん強力な道具になる。

xx は成分の番号である。

波動関数の値 ψ(x)\psi(x) は複素数1つで、それ自体はベクトルではない。ベクトルにあたるのは関数 ψ\psi の全体で、xx は成分の番号(添字)の役をする。有限次元のベクトルと並べると、次のように対応する。

vi (i=1,…,N) ⟷ ψ(x) (x∈R),∑iui∗vi ⟷ ∫ϕ∗(x)ψ(x) dx.v_i\ (i=1,\dots,N)\ \longleftrightarrow\ \psi(x)\ (x\in\mathbb R),\qquad \sum_iu_i^*v_i\ \longleftrightarrow\ \int\phi^*(x)\psi(x)\,\mathrm{d} x.

ここで2つの空間を区別しておく。粒子が動く物理空間 R3\mathbb R^3 の点 r\bm{r} は、Hilbert 空間の中では成分の番号にすぎない。状態ベクトルが属するのは関数の空間 L2L^2 で、その次元は無限である。物理空間が3次元であることと、Hilbert 空間の次元とは関係がない。

番号が連続であることは、格子に区切ると見えやすい。区間を間隔 Δx\Delta x の NN 個の点に区切り、各点での値を並べる。

xj=jΔx,ψj=ψ(xj)(j=1,…,N)x_j=j\Delta x,\qquad \psi_j=\psi(x_j)\qquad(j=1,\dots,N)

すると状態は CN\mathbb C^N のベクトルになり、次の3つが成り立つ。

  1. 内積は和の極限。格子の上の内積は Δx\Delta x の重みを付けた和で、間隔を0にすると積分になる。

⟨ϕ∣ψ⟩≃∑jϕj∗ψj Δx → Δx→0  ∫ϕ∗(x)ψ(x) dx.\langle \phi | \psi \rangle \simeq\sum_j\phi_j^*\psi_j\,\Delta x\ \xrightarrow{\ \Delta x\to0\ }\ \int\phi^*(x)\psi(x)\,\mathrm{d} x . 2. 微分演算子は行列。2階微分を中心差分で書くと、対角に −2/Δx2-2/\Delta x^2、その両隣に 1/Δx21/\Delta x^2 が並ぶ正方行列になる。

ψ′′(xj)≃ψj+1−2ψj+ψj−1Δx2.\psi''(x_j)\simeq\frac{\psi_{j+1}-2\psi_j+\psi_{j-1}}{\Delta x^2}.

ハミルトニアン −ℏ22md2dx2+V(x)-\frac{\hbar^2}{2m}\frac{\mathrm{d}^2}{\mathrm{d} x^2}+V(x) は、この行列に対角行列 diag⁡(V(xj))\operatorname{diag}(V(x_j)) を足した実対称行列になる。3. 固有値問題は行列の対角化。Schrödinger 方程式を数値で解くときは、この行列を対角化している。N→∞N\to\infty の極限が微分方程式の固有値問題である。

番号 xx は実数の全体を動き、数え上げることのできない(非可算の)集合である。それでも L2L^2 は数え上げられる正規直交基底(調和振動子の固有関数)を持ち、{∣x⟩}\{| x \rangle \} のほうは正規直交基底ではない。この違いと δ 規格化の正体は、虎の巻『量子力学の様々な構成方法』第1部第3章で扱う。

演算子は行列、固有関数は固有ベクトル。

正規直交な関数の組 {uk}\{u_k\} を基底に取ると、関数と演算子は数の並びに直る。展開係数と行列要素は

ψ=∑kckuk,ck=∫uk∗ψ dx,Ajk=∫uj∗ A^uk dx\psi=\sum_kc_ku_k,\quad c_k=\int u_k^*\psi\,\mathrm{d} x,\qquad A_{jk}=\int u_j^*\,\hat Au_k\,\mathrm{d} x

である。固有値方程式 A^ψ=aψ\hat A\psi=a\psi に左から uj∗u_j^* を掛けて積分すると、展開の各項に行列要素が現れ、

A^ψ=aψ⟺∑kAjkck=a cj(すべての j)\hat A\psi=a\psi\quad\Longleftrightarrow\quad\sum_kA_{jk}c_k=a\,c_j\qquad(\text{すべての }j)

になる。固有関数は行列 AA の固有ベクトル (ck)(c_k) に対応し、固有値は行列の固有値と同じである。対応をまとめると次のとおり。

  • エルミート演算子とエルミート行列:A^\hat A がエルミートなら Ajk=Akj∗A_{jk}=A_{kj}^* が成り立つ(次節)。
  • 基底の取り替えと相似変換:別の正規直交基底へ移ると、行列はユニタリ行列 UU で A′=U†AUA'=U^\dagger AU に変わる。固有値は変わらない。
  • 調和振動子の例:エネルギー固有関数を基底にすると、ハミルトニアンは対角行列 ℏω(n+12)δmn\hbar\omega(n+\tfrac12)\delta_{mn} になる。位置 x^\hat x は対角の両隣に n\sqrt n に比例する成分が並ぶ行列になる(§1.4)。

位置の基底 {∣x⟩}\{| x \rangle \} 自身もこの形に入る。運動量の行列要素は ⟨x∣p^∣x′⟩=−iℏ δ′(x−x′)\langle x | \hat p | x' \rangle =-\mathrm{i}\hbar\,\delta'(x-x') で、位置と運動量の基底の取り替えの行列は ⟨x∣p⟩=eipx/ℏ/2πℏ\langle x | p \rangle =\mathrm{e}^{\mathrm{i} px/\hbar}/\sqrt{2\pi\hbar} である。導出は 虎の巻『量子力学の様々な構成方法』第1部第3章にある。

混同しやすい点:行列力学と Heisenberg 描像 ★

行列で書く量子力学(Heisenberg・Born・Jordan の行列力学)と、関数で書く量子力学(Schrödinger の波動力学)の違いは、同じ状態をどの基底で成分表示するかの違いである。

§1.5 の「Heisenberg 描像」はこれとは別の話で、時間依存性を状態と演算子のどちらに持たせるかの選択である。行列力学を Schrödinger 描像で書くこともでき、状態の成分 cn(t)c_n(t) を動かせばよい。2つの区別は 虎の巻『量子力学の様々な構成方法』第1部第1章、行列力学と波動力学の同値の歴史は 同 第1部第4章で扱う。

1点の値と、関数全体がもつ情報。

1点の値 ψ(x0)=⟨x0∣ψ⟩\psi(x_0)=\langle x_0 | \psi \rangle は、状態ベクトルを ∣x0⟩| x_0 \rangle へ射影した成分1つである。この1つだけで状態が決まらないのは、3次元のベクトルの xx 成分だけで v\bm{v} が決まらないのと同じである。情報について、次の4つが成り立つ。

  1. 成分をすべてそろえれば失われない。完全性 ∫dx ∣x⟩⟨x∣=1^\int\mathrm{d} x\,| x \rangle \langle x |=\hat1 によって、全成分から状態ベクトル ∣ψ⟩| \psi \rangle が元に戻る。3次元で成分3つから v\bm{v} が戻るのと同じである。
  2. Fourier 変換は基底の取り替え。位置の基底から運動量の基底への取り替えで、逆変換があるので可逆である。ψ(x)\psi(x) と ψ~(p)\tilde\psi(p) は同じ情報を持つ。
  3. 基底が不完全なら情報が欠ける。スピンを持つ電子では位置の基底だけでは完全でなく、2成分 (ψ↑(x),ψ↓(x))(\psi_\uparrow(x),\psi_\downarrow(x)) が要る(§1.6)。
  4. 全体の位相は情報でない。eiδψ\mathrm{e}^{\mathrm{i}\delta}\psi は成分すべてに同じ数を掛けるだけで、どの確率も変えない(公理1)。

関数が直交するとは。

2つの関数 f,gf,g が直交するとは、∫f∗g dx=0\int f^*g\,\mathrm{d} x=0 のことである。これは有限次元の ∑iui∗vi=0\sum_iu_i^*v_i=0 の和を積分にした極限で、意味も同じである。

内積が0なら一方への射影が0で、ピタゴラスの定理 ∥f+g∥2=∥f∥2+∥g∥2\lVert f+g\rVert^2=\lVert f\rVert^2+\lVert g\rVert^2 が成り立つ(∥f∥2=∫∣f∣2dx\lVert f\rVert^2=\int|f|^2\mathrm{d} x)。量子力学では、直交は遷移振幅 ⟨f∣g⟩\langle f | g \rangle が0であることを意味する。状態 gg を準備して「状態 ff か」を測ると、「はい」は決して出ない。

関数が直交する仕組みは、主に次の3つである。

  1. 台が重ならない。2つの関数が0でない範囲が離れていれば、積 f∗gf^*g がどこでも0になる。区間ごとの箱関数がこの例である。
  2. 符号が打ち消す。積 sin⁡x sin⁡2x\sin x\,\sin 2x を区間 [0,π][0,\pi] で積分する。2つの関数は同じ所で0でないが、積が正の所と負の所の積分が打ち消して、全体は0になる。周期境界の平面波 e2πinx/L\mathrm{e}^{2\pi\mathrm{i} nx/L} もこの仕組みで直交する。
  3. エルミート演算子の異なる固有値。H^φn=Enφn\hat H\varphi_n=E_n\varphi_n のとき、同じ積分を2通りに計算する。右の固有関数に H^\hat H を作用させると EnE_n が出る。エルミート性で左へ移すと EmE_m が出る。

∫φm∗ H^φn dx=En∫φm∗φn dx=Em∫φm∗φn dx.\int\varphi_m^*\,\hat H\varphi_n\,\mathrm{d} x=E_n\int\varphi_m^*\varphi_n\,\mathrm{d} x=E_m\int\varphi_m^*\varphi_n\,\mathrm{d} x .

Em≠EnE_m\neq E_n なら積分は0である(次節の証明を関数で書いたもの)。調和振動子の固有関数の直交はこれによる。

例題 1.1

オリジナル★ 格子で行列にする・直交の仕組み・ピタゴラス。

  • (1) 区間 [0,1][0,1] の両端で波動関数を0とし、内部を間隔 Δx=1/(N+1)\Delta x=1/(N+1) で区切る。−d2/dx2-\mathrm{d}^2/\mathrm{d} x^2 の差分行列の固有値は

λk=4Δx2sin⁡2kπ2(N+1)(k=1,…,N)\lambda_k=\frac{4}{\Delta x^2}\sin^2\frac{k\pi}{2(N+1)}\qquad(k=1,\dots,N)

である。N=9N=9 の最小固有値を求め、厳密な値 π2\pi^2 と比べよ。

  • (2) ∫0πsin⁡x sin⁡2x dx\int_0^\pi\sin x\,\sin2x\,\mathrm{d} x と ∫0πsin⁡2x dx\int_0^\pi\sin^2x\,\mathrm{d} x を求めよ。
  • (3) 区間 [0,π][0,\pi] で考える。f=sin⁡xf=\sin x、g=sin⁡2xg=\sin2x について、ピタゴラスの定理を確かめよ。

∥f+g∥2=∥f∥2+∥g∥2\lVert f+g\rVert^2=\lVert f\rVert^2+\lVert g\rVert^2

解答

(1) N=9N=9 では Δx=0.1\Delta x=0.1 で、最小固有値は

λ1=400sin⁡2π20=9.789\lambda_1=400\sin^2\frac{\pi}{20}=9.789

である。厳密な値 π2=9.870\pi^2=9.870 との比は 0.992 で、差は Δx2\Delta x^2 に比例して小さくなる。数値の固有値問題は、この行列の対角化として解かれている。

(2) 積和の公式 sin⁡xsin⁡2x=12(cos⁡x−cos⁡3x)\sin x\sin2x=\tfrac12(\cos x-\cos3x) を使う。右辺の2つの余弦は、区間 [0,π][0,\pi] での積分がどちらも0なので、

∫0πsin⁡x sin⁡2x dx=0,∫0πsin⁡2x dx=∫0π1−cos⁡2x2 dx=π2.\int_0^\pi\sin x\,\sin2x\,\mathrm{d} x=0,\qquad \int_0^\pi\sin^2x\,\mathrm{d} x=\int_0^\pi\frac{1-\cos2x}{2}\,\mathrm{d} x=\frac\pi2 .

第1式は符号の打ち消しによる直交である。sin⁡2x\sin2x のノルムの2乗も同じく π/2\pi/2 になる。

(3) 展開すると交差項が (2) の積分の2倍になり、0 である。

∥f+g∥2=∫0π(sin⁡x+sin⁡2x)2 dx=π2+2⋅0+π2=π=∥f∥2+∥g∥2.\lVert f+g\rVert^2=\int_0^\pi(\sin x+\sin2x)^2\,\mathrm{d} x=\frac\pi2+2\cdot0+\frac\pi2=\pi=\lVert f\rVert^2+\lVert g\rVert^2 .

木下の勉強ステータス

木下はまだこの記事を勉強していません。

AI(Claude)が書いた教材を、木下が勉強しながら公開しています。式と数値は検算していますが、誤りが残っているかもしれません。誤りのご指摘・削除のご依頼をいただければ直します。 連絡先:support@tecktom.com

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